【音ズレしない】LogicoolG PRO X Wirelessレビュー｜高音質ワイヤレスゲーミングヘッドセット

今回レビューするのは、Logicool G様より発売の『PRO X Wireless』

ケーブルを必要としない、完全ワイヤレスのゲーミングヘッドセットです。

足音の方向までわかる50mmの大型ドライバーに加え、近距離・遠距離の銃声などが聞き分けやすくなるDTS Headphone:X 2.0を搭載しているのが魅力。

本記事では、遅延や音ズレがないか動画で検証しているほか、実際に使用した感想やメリット・デメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

LogicoolG PRO X Wirelessの機能・特徴

『PRO X Wireless』の機能・特徴をまとめました。

気になる機能がある場合は、下記リストから読み飛ばせます。

遅延・音ズレは本当にないの？プレイ動画あり

ワイヤレスヘッドセットでゲームをする際に問題となるのが、音ズレ。

『PRO X Wireless』を使った際に音ズレしないか確かめるため、『反射神経測定 音ver』でテストをしてみました。

比較対象は、有線ヘッドホンの『A40TR』です。結果は以下のとおり。

『A40TR』との差はわずか0.007秒と、有線ヘッドホンとほとんど変わらない結果になりました。

実際、プレイしていても有線ヘッドホンを使用している友人と同タイミングで銃声や足音に反応できるので、困ったことはありません。

『PRO X Wireless』を使ってApex Legendsをプレイした動画を撮ったので、気になる方はチェックしてみてください。

マイクの音質とBLUE VO!CEによるボイチェンをチェック

『PRO X Wireless』のマイク音質を確認してみます。なお、今回の比較対象は、音ズレテストでも使用した有線ゲーミングヘッドセット『A40TR』です。

【ボイチェン機能】を先に読みたい方はこちらから

聞き取れないほどではないものの、音声にノイズが混ざっています。

友人とのVCであればギリギリ許容範囲内ですが、配信をする方には向いていないというのが正直なところ。

他にマイクを持っていないという方は、オーディオインターフェースを必要としない、USB接続タイプの『HyperX Quadcast S』がおすすめです。

また、『PRO X Wireless』は専用ソフト『G HUB』を使用することで、ボイスチェンジャー機能『BLUE VO!CE』を有効化できます。

プロゲーマー・ストリーマーのプリセットや、BlueVo!ceプリセットを選択可能。

G HUBでプリセットを変更｜自分好みの音に変えよう

ボイチェン機能同様、Logicco G専用ソフト『G HUB』を使用することで、シーンに合わせたプリセットを設定できます。

デフォルトで選べるプリセットは以下のとおり。

基本的にはFPSがおすすめですが、映画を観たり曲を聴いたりする場合には、自分好みの音が出るプリセットを選択してみてください。

また、デフォルトに自分好みのプリセットが無い場合は、新しく作成することもできます。

自分で作るのが面倒という方は、『その他のプリセットを参照』から他の方が作成したプリセットをDL可能です。

密閉・開放選択可能｜2種類のイヤーパッドを使い分けしよう

『PRO X Wireless』には、レザーイヤーパッドのほかにクロスイヤーパッドが付属されています。

レザーは密閉性が高く周囲の音を遮断（密閉型）したい方、クロスは着圧を弱めたい・蒸れを抑えたい（開放型）という方におすすめです。

特に着圧という点ではレザーとクロスでかなり変わってくるので、実際に自分で着用して選ぶことをおすすめします。

LogicoolG PRO X Wirelessのメリット・デメリット

FPSゲームを問題なくプレイできる遅延・音ズレの無さと、高音質という点が最大のメリットです。

足音や銃声もハッキリと聞こえるため、遅れることなく反応できます。

ただし、レザーイヤーパッド装着時の締め付けが少々強めな点に注意が必要。

付属のクロスイヤーパッドを取り付けると着圧が弱まるため、痛みや疲労を覚える場合は交換してみてください。

なお、イヤーパッドはマグネットで着脱するタイプではないので、交換に時間がかかります。ゲームのマッチ待機時間だけでは交換しきれない場合があるので、休憩の合間にイヤーパッドを交換しましょう。

LogicoolG PRO X Wirelessの口コミ・評判

『PRO X Wireless』の口コミ・評判をまとめました。

高音質である点や、遅延の無さに驚いている声が多い一方、少し重たいという意見も見られました。

確かに、使用していて重いと感じることはあるのですが、それよりもレザーイヤーパッド使用時の着圧が個人的に気になりました。

4～5時間使っていると流石に疲れてくるというのが正直なところです。そのため、2～3時間に一度、10分程度の休憩をはさみつつ使用するか、クロスイヤーパッドに交換することをおすすめします。

LogicoolG PRO X Wirelessの外観

『PRO X Wireless』の外観をまとめました。

本体と付属品は以下のとおり。

本体の重量は363gと少し重めです。

電源をONにした際は、LEDが点灯します。

付属のマイクには、マイクスポンジが搭載されています。

接続口は左側にあります。ただ挿入するだけで接続可能です。

ボタン一つでミュート可能。ミュートONの場合はボタンが浮き出ており、赤色の部分が見えます。

音量調節ツマミが搭載されているので、ゲーム中にわざわざ裏画面にいく必要がありません。

無線接続するためのアダプター。USBポートに空きがない場合は、USBハブを利用しましょう。僕は実際にUSBハブに接続しておりますが、遅延するといったことはありません。

USBハブに接続している様子です。接続時に内部にあるライトが点灯します。

LogicoolG PRO X Wirelessのよくある質問

『PRO X Wireless』のよくある質問をまとめました。

足音の方向はわかる？

足音の方向だけでなく、銃声や武器チェンジの音もハッキリと分かります。

PS4・PS5でも無線で使える？

付属のUSBアダプターをPS4に接続することで、無線での使用が可能になります。

G PRO X WIRELESSのおすすめ設定はある？

以下の画像の設定がおすすめです。

LogicoolG PRO X Wirelessレビューまとめ

今回は、Logiool G様の『PRO X Wireless』をレビューしました。

心配だった音ズレや接続不良もなく、足音や銃声の方向もしっかりと把握できるため、かなり満足度の高い製品というのが僕の感想。

専用ソフト『G HUB』を利用すれば、プリセットで好みの音に変えられるのも便利です。

ケーブルの断線や絡まりに悩まされている方は、ぜひ使ってみてください。

以上、たぶーら（ @daramemolog1202）でした。