「LoL(リーグ・オブ・レジェンド)」はアメリカのラインアットゲームズが運営する基本無料のオンラインゲーム。
LoLは世界で一番プレイヤー数が多いとされるほど人気の高いタイトルですが、2009年にサービスを開始した古いゲームなのでさほど高性能なゲーミングPCは必要ありません。
描画が軽いのなら、グラボなしでもLoLを遊べるかもしれないと思っている方もいるのではないでしょうか?
本記事ではLoLに必要なスペックやグラボなしでもプレイできるか解説し、おすすめのゲーミングPCやノートPCを紹介していきます。
LoLの必要最低・推奨スペックを調査
必要最低スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i3-530 AMD A6-3650 |
グラボ | NVIDIA GeForce 9600GT パッチ25.S1.8以降:GeForce 400シリーズ AMD HD6570 Intel HD 4600 Integrated Graphics |
メモリ | 2GB |
SSD/HDD容量 | 16GB HDD |
OS | Windows10(ビルド19041以降) Windows11(TPM 2.0有効化必須) |
推奨グラフィック設定 | 低 |
推奨解像度 | 1024×768 |
ライアットゲームズの公式サイトで公開されているLoLの必要最低スペックです。
LoLが10年以上前のゲームということもあり、CPUは2010年発売の「Core i3-530」、グラボも2008年のミドルクラスモデル「GeForce 9600GT」と非常に古い構成になっています。
また、Intel HD 4600は第4世代Core iシリーズに搭載された内蔵グラフィックスなので、必要最低スペックに関しては現在ならグラボなしのPCでも満たせる程度の性能です。
ただ、推奨解像度がフルHD以下、グラフィック設定は低を基準にしているので、LoLの必要最低スペックはとりあえず動かせる程度の性能と考えましょう。
推奨スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-3300 AMD Ryzen 3 1200 |
グラボ | NVIDIA GeForce 560 AMD HD 6950 Intel UHD 630 Integrated Graphics |
メモリ | 4GB |
SSD/HDD容量 | 16GB SSD |
OS | Windows11(TPM 2.0有効化必須) |
推奨グラフィック設定 | 高 |
推奨解像度 | 1920×1080 |
LoLを快適にプレイしたいなら最低でも推奨スペックを満たす性能のゲーミングPCを選びましょう。
とは言え、LoLは推奨スペックのフルHD、高設定であっても非常に軽いです。
CPUとグラボに関しても10年以上前のミドルクラスモデルなので、現在のゲーミングPCならエントリークラスでも軽々とLoLの推奨スペックを上回ります。
安く済ませたいなら「RTX 3050 6GB」搭載のエントリークラス、144fps以上で安定してプレイしたり、LoL以外のゲームも遊ぶ予定なら「RTX 4060」以上を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
LoLに必要な容量は?

LoLの推奨スペックなどに記載されているストレージの必要容量は「16GB」です。
最近のゲームとは違い、LoLではさほど大きなストレージ容量を要求はされません。
LoLだけ遊べればいいなら500GBでも十分ですが、ほかのゲームもプレイする予定なら1TB以上を選ぶと余裕が持てます。
また、LoLの推奨スペックにもある通り、HDDより読み書きの速度が圧倒的に速いSSDにインストールするのがおすすめです。
メモリ不足になるとどうなる?

LoLをプレイ中にメモリが不足するとカクつきの原因となり、最悪ゲームがクラッシュする可能性があります。
ただ、LoLの場合は推奨スペックでもメモリは「4GB」となっているため、あまり心配する必要はありません。
OSのWindows11に必要なメモリ容量すら最低でも8GB以上が推奨されており、ゲーミングPCはよほど安いモデルでない限り、16GB以上を搭載しています。
メモリが16GBもあればLoLを快適にプレイすることが可能です。
ただ、LoL以外の最新ゲームもプレイしたり、配信やほかの作業も考慮する場合は余裕を持って32GBを搭載しましょう。
LoLはグラボなしでもできる?

基本的にPCのゲームはグラボなしで遊ぶのは難しいですが、LoLならRyzen 5 8600Gのように高性能な内蔵グラフィックスを搭載したCPUであれば設定次第でプレイはできます。
ただ、LoLは5対5の集団戦がメインになるので、グラフィック性能に余裕があるに越したことはありません。
特定の高性能なCPUを搭載していればグラボなしでもLoLを遊べますが、144fps以上で安定してプレイしたいならグラボありのゲーミングPCを選びましょう。
LoLはノートパソコンやMacbookでもできる?
LoLは軽いタイトルなので推奨スペックさえ満たしていればノートパソコンでもプレイできます。
ドスパラやパソコン工房などで販売されているGPUを搭載したゲーミングノートPCなら、LoLを144fps以上で快適に遊ぶことも可能です。
Macbookについては、LoL公式に必要最低スペックと推奨スペックが記載されています。
Mac版LoLの必要最低スペック
OS | macOS 10.13.6 |
CPU | Intel Core i5-750 |
GPU | AMD HD 6570 Intel HD 4600 Integrated Graphics |
VRAM | 1GB |
メモリ | 2GB |
ストレージ容量 | 12GB HDD |
推奨グラフィック設定 | 低 |
推奨解像度 | 1024×768 |
Mac版LoLの推奨スペック
OS | macOS 11 (現在、macOS 12および13はサポートしていません) |
CPU | Intel Core i5-3300 |
GPU | AMD Radeon HD 6950 Intel UHD 630 Integrated Graphics |
VRAM | 2GB |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 16GB SSD |
推奨グラフィック設定 | 高 |
推奨解像度 | 1920×1080 |
Macbookでもプレイは可能ですがファンレスのモデルもあるため発熱が大きくなることもあり、LoL公式によると古いMacOSでは不具合も確認されているのが難点です。
LoLに限らずゲーム分野においてはWindowsのほうが有利なので、理由がなければMacbookではなくゲーミングPCでプレイしましょう。
LoL向けのゲーミングPCのおすすめ
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T
コスパがいい!LoL以外のゲームも快適なドスパラのゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-14400F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- バランスの取れたコスパがいい構成
- LoLでは200fps以上を狙える
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- 特になし
LoLを200fps以上でプレイしたいなら、ドスパラのRM5C-R46Tがおすすめです。
CPUは第14世代の「Core i5-14400F」、グラボには「RTX 4060 Ti」を採用した定番のコスパ構成で、LoLだけではなくフルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイできます。
電源スイッチやUSBコネクタなどインターフェイスがケース前面上部に取り付けられているので、アクセスがしやすいのもポイント。
LoLをプレイするだけならメモリとストレージは標準のままでも十分ですが、ほかのゲームも遊ぶ予定ならSSDは1TB以上にカスタマイズするのもおすすめです。
レベルシータ ILeDEi-M1P5-AR45-LASXB
安価にLoLをやりたいならコレ!パソコン工房のエントリークラスゲーミングPC
おすすめ度:3
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3050 6GB |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- 非常に安い
- LoLを60fps以上でプレイできる
- 白と黒のケースを選べる
- 高いフレームレートでゲームをプレイしたい人
- 重量級のゲームをプレイしたい人
LoLを価格を抑えてプレイしたい方におすすめなのはパソコン工房のレベルシータ。
CPUは「Ryzen 5 4500」、グラボは「RTX 3050 6GB」とエントリークラスの構成となっており、LoLの推奨スペックを満たす性能があります。
144fps以上でプレイするのは難しいですが、ゲーミングPCとしては非常に安いのが最大のポイント。安価ながらケースのカラーを選べ、LEDのバリエーションも豊富です。
LoLなどの軽いゲームをカジュアルにプレイできれば十分という方におすすめのゲーミングPCになっています。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G70
最新のRTX 5070を搭載!マウスコンピューターのハイスペックモデル
おすすめ度:4
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 77700 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 5070 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 750W |
OS | Windows |
- LoLなら240fpsも狙える
- WQHDでもゲームが快適
- SSDを1TB標準搭載
- 通常保証が3年と長い
- 予算が20万円以下の人
LoLを240fps以上でプレイしたいならスペックに余裕があるモデルがおすすめです。
本モデルは「Ryzen 7 7700」と最新グラボの「RTX 5070」を組み合わせており、高精細なWQHD解像度でもゲームを快適にプレイできる性能があります。
LoLであれば240fpsでのプレイも狙え、重量級のゲームも快適に遊べる性能ながら、マウスコンピューターのNEXTGEARは比較的価格が安く、コスパが良いのもポイントです。
SSDは1TBを標準搭載しているのでストレージ容量は十分ですが、メモリもスペックに合わせて32GBにカスタマイズすればより快適になります。
LoL向けのゲーミングノートパソコンのおすすめ
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
RTX 4060を搭載したをLoLもプレイできるドスパラのコスパモデル
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB NVMe |
バッテリー | 7.4時間(アイドル時) |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
- LoLを144fpsでプレイできる性能
- 165Hzの高速ディスプレイ採用
- 有線LANポートもある
- 特になし
RL7C-R46-5NはCPUに「Core i7-13620H」を採用したドスパラのミドルクラスモデル。
ノートPC用のGPUは同じ型番でも性能がデクトップ用よりもやや劣りますが「RTX 4060」クラスであれば、差は少なく、LoLなら144fpsでプレイすることができます。
15.6インチのディスプレイは165Hzの高速リフレッシュレートに対応しているため、ゲーミングモニターを用意する必要がないのでコスパが高いのもポイント。
ゲーミングノートPCとしてはデザインもシンプルなので、普段遣いできる高性能なノートPC欲しい方にもおすすめです。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N
安いノートPCならコレ!RTX 3050搭載のエントリークラスモデル
3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラボ | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
バッテリー | 5.7時間(アイドル時) |
重量 | 約2.1kg |
サイズ | 幅360×奥行き244×高さ24mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- 価格が安い
- エントリークラスながら165Hzに対応
- LoLを60fps以上でプレイできる
- 高性能なゲーミングノートPCがほしい人
LoLをプレイできる安いゲーミングノートPCが欲しいならガレリアのRL5C-R35-5Nがおすすめです。
CPUは「Core i7-13620H」、GPUは「RTX 3050」とエントリー向けの構成になっていますが、LoLなら60fps以上でプレイすることできます。
デスクトップより価格が高くなりやすい傾向にあるゲーミングノートPCとしては安価なモデルなのがポイント。
Wi-Fi 6Eだけではなく、安いモデルだと省かれることもある有線LANポートも備えています。
ディスプレイもフルHD・165Hzに対応しているので、カジュアルにLoLを遊べれば十分という方におすすめです。
レベルインフィニティ ILeNEs-17WG192-i9-XLSXB
LoL以外のゲームも快適!パソコン工房のハイスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700HX |
GPU | RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
バッテリー | 7.5時間(アイドル時) |
重量 | 約3.44kg |
サイズ | 幅401×奥行き285×高さ29.7mm |
OS | Windows |
- LoL以外のゲームもプレイしたい人
- WQHD・165Hzのディスプレイ
- メモリとストレージが大容量
- 軽いゲーミングノートPCが欲しい人
LoL以外のゲームも快適にプレイできる高性能なゲーミングノートPC。
CPUには20コア28スレッドの「Core i7-14700HX」、GPUにはデスクトップのRTX 4070に近い性能の「RTX 4080」を採用しており、LoLなら200fps以上でのプレイも視野に入ります。
ディスプレイは高精細なWQHDでリフレッシュレートも165Hzに対応していますが、フレームレートをより重視するならフルHD・240Hzのゲーミングモニターと組み合わせるのも手です。
メモリは32GB、SSDは1TBと標準で十分な容量を搭載しているので、メインパソコンとして使えるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。
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