基本プレイ無料になり、最近また人気が盛り返してきているPUBG。バトロワというシステムを築いたゲームであり、その面白さは発売から何年経っても健在です。
現在はそこまで重いゲームではありませんが、144fpsや4K解像度でプレイするにはどれぐらいのスペックが必要なのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、PUBGの必要最低スペックと推奨スペック。PUBGを快適にプレイできるおすすめのゲーミングPC、ノートパソコンを紹介します。
PC版PUBGの必要最低スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Core i5-4430 / AMD FX-6300 |
GPU | GTX 960 / Radeon R7 370 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 40GB |
OS | Windows 10 64Bit |
Steamに掲載されているPC版PUBGの必要最低スペックです。
PC版のPUBGは2017年からサービスが開始されているため、起動に必要なスペックは非常に低くなっています。
CPUの「Core i5-4430」は2013年、「GTX 960」は2015年のGPUなので、現在のゲーミングPCであればエントリークラスのモデルでも軽々と上回るスペックです。
ただ、PC版PUBGに限った話ではありませんが、必要最低スペックはとりあえず動く程度のスペックなので、あまり参考にはなりません。
PC版PUBGの推奨スペック
パーツ | スペック |
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CPU | Core i5-6600K / Ryzen 5 1600 |
GPU | GeForce GTX 1060 3GB / Radeon RX 580 4GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 50GB |
OS | Windows 10 64Bit |
公式から発表されているPC版PUBGの推奨スペックです。
最低スペックと比べれば必要な性能は高くなっていますが、「Core i5-6600K」は2015年、「GTX 1060」は2016年とPCパーツとしてはだいぶ古いのは変わりません。
PUBGの場合、推奨スペックであってもエントークラスの定番構成である「Ryzen 5 4500」と「RTX 3050 6GB」で要件は満たせます。
PUBGをフルHD・60fpsでプレイするだけであればエントリークラスでも十分ですが、144fps以上を安定して出したいならミドルスペックのゲーミングPCを選びましょう。
また、PUBGに必要なストレージ容量は50GBと大きめなので、できるかぎり1TB以上のSSDを搭載するのがおすすめです。
PC版PUBGを4Kや144fps以上で遊びたい人向けのスペック
CPU
PC版PUBGをプレイするなら、できるだけ新しい「Core i5(Core Ultra 5)」や「Ryzen 5」以上のCPUを選びましょう。
PCでゲームをする場合、もっとも重要なのはグラボですが、CPUのスペックとのバランスが悪いとフレームレートが伸び悩みます。
現在であればコスパ重視なら「Core i5-14400F」や「Ryzen 5 7500F」など。性能重視であれば「Core i7-14700F」や「Ryzen 7 7700」以上を選びましょう。
予算に余裕があればゲーム最強クラスのスペックを持つ「Ryzen 7 9800X3D」もおすすめです。
なお、Core i9やRyzen 9などはPUBGだけに使うにはオーバースペックなので、必要な理由がなければほかのパーツに予算を使ったほうが快適になります。
グラボ
PC版のPUBGを144fps以上でプレイしたいならミドルスペックのグラボを搭載したゲーミングPCがおすすめ。
PUBGはあまり重いタイトルではないので、RTX 3050 6GBなどのエントリークラスのグラボでもプレイすることは可能です。
しかし、安定して高いフレームレートを出したり、ほかのゲームもプレイしたりする場合はRTX 4060以上のグラボを選んだほうがコスパが高くなります。
フルHD向けとしては価格で選ぶなら前世代のRTX 4060やRTX 4060 Ti、PUBG以外のタイトルにも対応できるグラボならRTX 5060 Ti 16GBがおすすめです。
また、フレームレートを稼ぎづらくなりますが、もし4KでPUBGをプレイしたいならRTX 5070 Tiクラスのハイスペックなグラボを選びましょう。
メモリ容量
PC版PUBGをプレイするならメモリは最低でも16GB、できれば32GBを搭載しましょう。
メモリ容量が足りないとゲームがカクついたり、最悪の場合はクラッシュする可能性があります。
とは言え、ほとんどのゲーミングPCは16GB以上のメモリを標準搭載しているので、さほど気にしなくても大丈夫です。
ただ、PUBGはともかく重量級タイトルだとメモリ16GBでもギリギリになることがあるため、予算に余裕があればカスタマイズで32GBに増量しましょう。
PUBGのゲーミングPCおすすめモデル|デスクトップ
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46
コスパ良好!フルHD向け定番構成のゲーミングPC
3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- PUBGなら144fpsを狙える
- フルHDならほかのゲームもプレイできる
- 翌日出荷対応
- 最新のCPUとGPUが欲しい人
PUBGをフルHD・低画質で快適にプレイしたいならドスパラの「RM5C-R46」がおすすめです。
CPUに「Core i5-14400F」、グラボには「RTX 4060」を搭載したコスパのいいフルHD向けの定番構成で、PUBGであれば設定次第で144fpsを狙えます。
フルHDならApex Legendsなどほかのゲームをプレイすることも可能。予算に余裕があればメモリとストレージをカスタマイズで増量しましょう。
ドスパラは出荷が業界最速クラスなので、早くゲーミングPCが欲しい方にもおすすめです。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R56T
最新のRTX 5060 Tiを搭載したフルHD向けのミドルスペックモデル
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 5060 Ti(16GB) |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- RTX 5060 Tiの16GBモデルを搭載
- PUBGなら144fps以上を出せる
- メモリが標準で32GB
- 予算が20万円以下の人
「XA7C-R56T」はフルHD環境ならPUBGだけではなく、ほとんどのゲームを快適にプレイできるゲーミングPC。
グラボには「RTX 5060 Ti」のVRAM16GBモデルを採用しており、重量級タイトルにも対応することができます。
CPUは「Core i7-14700F」なので最新世代を搭載したモデルより少し安くなっているのもポイント。一世代前のモデルですがマルチスレッド性能も高いCPUです。
ストレージは1TB、メモリも32GBと標準で十分な性能なので、フルHDでPUBGやほかのゲームを快適にプレイしたい方におすすめのコスパがいいゲーミングPCになっています。
ドスパラ GALLERIA XA7R-R57T
Ryzen 7 9800X3D搭載!4Kでのプレイも視野に入るハイスペックモデル
4.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- ゲームに特化したRyzen 7 9800X3Dを搭載
- 高いフレームレートを維持できる
- 4Kでのゲームプレイも視野に入る
- PUBGで144fps出せれば十分な人
PUBGを144fpsを大きく超えるフレームレートや、高精細な4Kでプレイしたいなら「XA7R-R57T」がおすすめです。
CPUに現行世代では最強クラスのゲーム性能を持った「Ryzen 7 9800X3D」を採用しており、特にフルHD環境でフレームレートが伸びます。
重量級タイトルでもWQHD以上でプレイできる高性能グラボ「RTX 5070 Ti」と組み合わせているので、PUBGなら4Kでのプレイも可能。
PUBGだけでなく、ほかのゲームも高画質で快適にプレイしたい方におすすめのハイスペックなゲーミングPCです。
配信なども考慮するなら、SSDをもう1台追加してデュアルストレージ構成にすればより快適になります。
PUBGのゲーミングPCおすすめモデル|ゲーミングノートパソコン
ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N
安いモデルならコレ!PUBGも遊べるエントリー向けゲーミングノートPC
おすすめ度:3
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラボ | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
重量 | 約2.1kg |
サイズ | 幅360×奥行244×高さ24mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- ゲーミングノートPCとしては安い
- フルHDなら60fps以上でのプレイが可能
- シンプルなデザインの筐体
- 重量級のゲームをプレイしたい人
PUBGをプレイできる安いゲーミングノートPCが欲しいなら「RL7C-R35-5N」がおすすめです。
CPUに「Core i7-13620H」、GPUにはエントリークラスの「RTX 3050」を採用しており、PUBGのフルHDなら設定次第で60fps以上でプレイすることができます。
重量級タイトルには向きませんが、VALORANTのような軽めのゲームであれば100fps以上を出すことも可能です。
ゲーミングノートPCとしては非常に安いので、カジュアルにPUBGをプレイしたい方やサブPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
コスパがいい!RTX 4060を搭載したミドルスペックゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- RTX 4060を搭載
- PUBGなら144fpsを狙える
- 有線LANポートも備えている
- 高解像度でゲームをプレイしたい人
「RL7C-R46-5N」はゲーミングノートPCで快適にPUBGをプレイしたい方におすすめのミドルスペックモデル。
GPUに「RTX 4060」を採用しており、軽いPUBGであれば設定次第では144fps以上でのプレイを狙える性能があります。
ディスプレイは一般的なゲーミングモニターよりやや高い165Hzのリフレッシュレートに対応しているため、RTX 4060の性能を十分活かせるのもポイント。
PUBG以外のゲームもプレイできる性能があるので、カスタマイズでメモリとストレージを増量するとより快適になります。
ドスパラ GALLERIA ZL9R-R57T-6
RTX 5070 Ti搭載!ドスパラの最新ゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 9 9955HX |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
重量 | 約2.4kg |
サイズ | 幅357×奥行き256×高さ31mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- 最新のRTX 5070 Tiを搭載
- 300Hzに対応した超高速ディスプレイ
- メモリとストレージが大容量
- 安いゲーミングノートPCが欲しい人
PUBGを含めて様々なゲームを快適にプレイできるスペックがあるドスパラのゲーミングノートPC。
CPUに「Ryzen 9 9955HX」、GPUには「RTX 5070 Ti」を組み合わせた最新のハイスペック構成で、PUBGであればフルHD以上の解像度でもプレイすることができます。
ディスプレイはWQHDよりやや縦に広い解像度に対応しているだけではなく、300Hzの超高速リフレッシュレートを備えているのもポイント。
ゲーミングノートPCながら、ホグワーツ・レガシーのように重めのタイトルをプレイすることもできます。
並のデスクトップPCを上回る性能があるので、メイン機としても使えるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
PUBGのスペックでよくある質問
グラボなしで遊べる?
PUBGはグラボなしでは遊べません。
PUBGはグラボなしで遊べるほど軽いゲームではなく、起動はできるもののカクついてまともに遊べません。
これからPUBGをプレイしたい人はグラボが搭載された性能の高いゲーミングPCでプレイするのがおすすめです。
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