「スト6(ストリートファイター6)」は格闘ゲームの金字塔であるストリートファイターシリーズの最新作。
格闘ゲームは玄人向けになりやすいジャンルですが、スト6は複雑なコマンド入力がないモダンタイプやアバターを使うストーリーモードを追加したことで初心者も遊びやすくなっています。
ただ、スト6は格闘ゲームなので、快適に対戦するためにも必ず60fps張り付きができる推奨スペックを満たしたゲーミングPCを選びましょう。
本記事では、スト6の推奨スペックについて解説しているので、自分のPCや買おうとしているPCが性能を満たしているか気になる方はぜひチェックしてみてください。
なお、ゲーミングPCやゲーミングノートPCのおすすめモデルも紹介しています。
スト6の推奨スペック

デスクトップPCの推奨スペック|グラボは何がおすすめ?
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7-8700 AMD Ryzen 5 3600 |
グラボ | GeForce RTX 2070 Radeon RX 5700 XT |
メモリ | 16GB |
ストレージ容量 | 60GBの空き容量 |
OS | Windows 10/11 64bit必須 |
Steamのスト6販売ページで公開されている、公式の推奨スペックです。
CPUは2017年発売の「Core i7-8700」、グラボは2018年のミドルハイモデル「RTX 2070」となっています。
CPU、グラボともに数年前ですがミドルハイクラスのパーツなので、現在ならミドルクラス以上のゲーミングPCを選べばスト6の推奨スペックを超えることは可能です。
エントリークラスのグラボ「RTX 3050 6GB」でも設定次第でフルHD・60fpsでプレイすることはできますが、ゲーム性能的にはPS5より劣る構成になってしまいます。
スト6の推奨スペックを上回るゲーミングPCの目安としてはCPUは「Core i5-14400F」や「Ryzen 5 7500F」以上、グラボは「RTX 4060」以上を搭載したモデルがおすすめです。
ノートパソコンの推奨スペック

スト6をプレイできるノートパソコンの推奨スペックは公式からは発表されていません。
ノートパソコンでプレイしたい場合も、スト6の推奨スペックを参考にして構成を選ぶ必要があります。
ただ、ノートパソコン用のCPUとGPUはデスクトップに比べて、同ランク帯、同じ型番でも性能がやや劣るので注意しましょう。
元々省電力なRTX 4060クラスであれば差は少ないですが、ハイスペックモデルになるほどに性能に差が出ます。
下記は、私が独自調査した結果分かった、ドスパラやマウスコンピューターで販売されている、スト6推奨ゲーミングノートPCを参考にしたスペック構成です。
パーツ | スペック |
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CPU | Intel Core i7-13620H以上 |
グラボ | GeForce RTX 4060 Laptop以上 |
メモリ | 16GB以上 |
「RTX 4060 Laptop」はデスクトップのRTX 2070より性能が上なので、スト6用のゲーミングノートPCを選ぶ時の目安にしましょう。
スト6に必要な最低スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-7500 AMD Ryzen 3 1200 |
グラボ | GeForce RTX 1060(VRAM 6GB) Radeon RX 580(VRAM 4GB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 60GBの空き容量 |
OS | Windows 10/11 64bit必須 |
公式から発表されているスト6に必要な最低スペックになります。
スト6に限らず、必要最低スペックはとりあえずゲームが動く程度の性能になっており、快適にプレイするのは難しいです。
スト6の場合は対戦ゲームなので60fpsを維持できないとゲーム性が損なわれるため、必ず推奨スペックを上回るゲーミングPCを選びましょう。
また、スト6は公式からベンチマークソフトが配布されているので、自分のPCで快適にプレイできるか試すこともできます。
スト6に必要な容量

スト6に必要な空き容量の目安は「60GB」です。
ただ、スト6はアップデートも行われているため、必要なストレージ容量は増えていきます。
Steamのスト6販売ページにもアップデート分のストレージについての注意書きがされているので、60GBはあくまで目安と考えましょう。
スト6だけプレイするという場合は500GBでも大丈夫ですが、ほかのゲームも遊ぶ予定ならSSDの容量は1TB以上を搭載するのがおすすめです。
スト6はグラボなしでもできる?

スト6は基本的にグラボなしでは遊べません。
グラボがないとCPUの内蔵グラフィックスで映像を処理する必要があるので、快適にプレイするのは難しくなります。
例外的に、AMDのRyzen 7 8700Gなど強力な内蔵グラフィックスを搭載しているAPUと呼ばれるモデルや、ポータブルゲーミングPCであれば設定を最低まで下げればプレイ自体は可能です。
ただし、あくまで一部の内蔵グラフィックスが強いCPUを搭載している場合に限った話になり、画質設定や解像度を下げるという条件もあります。
スト6を高画質で60fpsを維持して快適にプレイしたいなら、推奨スペックを満たすグラボを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
スト6向けのゲーミングPCおすすめ
ドスパラ GALLERIA RM7C-R46T ストリートファイター6 推奨パソコン
コスパ良好!スト6推奨スペックを満たしたドスパラの推奨モデル
5
CPUメーカー | Intel |
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CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- スト6推奨モデル
- フルHDならほとんどのゲームが遊べる
- 標準で1TBのSSDを搭載している
- 4Kでスト6をプレイしたい人
ドスパラから販売されているスト6の推奨スペックを満たしたコスパのいいゲーミングPC。
CPUに「Core i7-14700F」、グラボにはミドルクラスの「RTX 4060 Ti」を搭載しており、スト6なら60fps張り付きも余裕でできるスペックです。
ワールドツアーモードでも120fpsを狙えるスペックがあり、ストレージは1TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。
フルHD環境であればスト6以外のゲームも快適にプレイできるので、初めてのゲーミングPCとしてもおすすめなモデルになっています。
レベルシータ ILeDEi-M1A6-AR75F-RLSXB
スト6を安くプレイするならコレ!パソコン工房のコスパ重視ゲーミングPC
おすすめ度:4
タイプ | ミニタワー |
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CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 7500F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- スト6の推奨スペックを満たす性能
- LEDカラーの選択肢が豊富
- 価格が安い
- デュアルストレージにしたい人
スト6を快適にプレイできる安いゲーミングPCが欲しいなら、パソコン工房のレベルシータがおすすめ。
CPUは安価な「Ryzen 7 7500F」、グラボには「RTX 4060」を搭載しており、スト6の対戦モードなら60fpsを維持できる性能があります。
レベルシータはパソコン工房でもコスパを重視したブランドなので、価格が安いのが最大のポイント。予算に余裕があればストレージを1TB以上のSSDにカスタマイズするとより快適です。
ワールドツアーモードやバトルハブで120fpsを常に維持するのは難しいですが、対戦モードで60fpsを出せれば十分という方におすすめします。
マウスコンピューター G TUNE FG-A7G7T
最新構成のハイスペックモデル!高解像度でゲームをプレイできるハイエンドゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | フルタワー |
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CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 2TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
- Ryzen 7 9800X3Dを搭載
- WQHD以上でもゲームが快適
- スト6なら4K・120fpsも維持できる
- 配信も可能
- ほかのゲームをプレイしない人
スト6を4Kなどの高解像度でプレイしたい方におすすめのハイスペックゲーミングPC。
L3キャッシュを増量した最強クラスのゲーム性能を持つCPU「Ryzen 7 9800X3D」と最新グラボの「RTX 5070 Ti」を組み合わせており、スト6なら4K・120fpsを維持できる性能があります。
メモリは32GB、ストレージは2TBを標準搭載しているのもポイント。ストレージに余裕があるので、スト6以外のゲームも複数インストールできます。
スト6専用として考えるとオーバースペックですが、モンハンワイルズなど重量級のタイトルも快適なのでほかのゲームもプレイしたいという方におすすめのゲーミングPCです。
スト6向けのゲーミングノートPCおすすめ
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
RTX 4060を搭載したスト6をプレイできるコスパのいいミドルスペックモデル
4.5
CPUメーカー | Intel |
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CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
バッテリー | 7.4時間(アイドル時) |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
- スト6の推奨スペックを満たす性能
- スト6推奨モデルと同じ構成
- 165Hzの高速ディスプレイ採用
- 有線LANポートもある
- 特になし
スト6を遊べるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのコスパがいいゲーミングノートPC。
CPUには「Core i7-13620H」、GPUは「RTX 4060」を採用。RTX 4060はノート版でもデスクトップ版との性能差は少ないので、スト6を快適にプレイすることができます。
15.6インチのディスプレイは165Hzの高速リフレッシュレートに対応しており、有線LANポートを備えているのもポイント。
フルHD環境なら十分なゲーム性能があるので、スト6の推奨スペックを満たしたゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルです。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-5N
安さ重視!フルHD・低画質向けのエントリーモデル
3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB |
バッテリー | 7.3時間(アイドル時) |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き244×高さ24mm |
OS | Windows |
- スト6の対戦モードなら60fpsを狙える
- ゲーミングノートPCとしては安い
- 有線LANポートあり
- 推奨スペックを超える性能が欲しい人
安いモデルが欲しい方におすすめのガレリアから販売されているエントリー向けゲーミングノートPC。
ガレリアにはスト6推奨モデルが用意されており、本モデルと同じ「RTX 4050」を搭載したゲーミングノートPCもラインナップされています。
スト6の対戦モードであればフルHD・60fpsを狙える性能があり、推奨モデルよりも少し安いので価格を重視する方におすすめです。
ストレージは500GB、メモリは16GBと標準的な構成なので、予算に余裕があるなら注文時にカスタマイズしておきましょう。
ゲーミングノートPCとしては比較的安価で、デザインもシンプルなのでサブPCが欲しい方にもおすすめです。
レベルインフィニティ ILeNEs-17WG192-i9-XLSXB
スト6を快適に遊べる!パソコン工房のハイスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700HX |
GPU | RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB |
バッテリー | 7.5時間(アイドル時) |
重量 | 約3.44kg |
サイズ | 幅401×奥行き285×高さ29.7mm |
OS | Windows |
- スト6を高解像度でプレイしたい人
- WQHD・165Hzのディスプレイ
- メモリとストレージが大容量
- 持ち運びしやすいモデルが欲しい人
ゲーミングノートPCでも快適にスト6をプレイしたいという方におすすめのハイスペックモデル。
GPUにはノート版「RTX 4080」を採用しており、デスクトップ版のRTX 4070に近い性能を持つため、WQHDでもスト6をプレイすることが可能です。
ディスプレイは高精細なWQHDと165Hzのリフレッシュレートに対応しているので、RTX 4080の性能ともバランスが取れています。
メモリは32GB、SSDは1TBと大容量を標準搭載しているのもポイント。カスタマイズでセカンドストレージを追加することもできます。
デスクトップ並みの性能があるゲーミングノートPCなので、スト6以外のゲームもプレイしたい方におすすめのモデルです。
スト6はPCとPS5どっちがいい?
プレイスタイルにもよりますが、スト6を本格的に楽しむつもりならPS5よりもPCがおすすめです。
PS5はエントリークラスのゲーミングPCよりゲーム性能は高く、ロードも速いのでコスパが良いというメリットがあります。
ただ、PS5でオンラインモードを使うためにはPS Plusへの加入が必要になり、別途お金がかかるのがデメリット。
一方で、PC版はゲーミングPCにかかる初期費用は高いものの、Steamのスト6ならオンラインは無料です。
また、ゲーミングPCの性能次第ですがPS5よりPCのほうが入力遅延がわずかに少ないというプロプレイヤーの体験談もあります。
コスパよくカジュアルにプレイできれば十分ならPS5、より勝負にこだわってスト6を楽しむならPCがおすすめです。
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