はじめまして!WH-1000XM2を1年以上愛用しているたぶーら( @daramemolog1202)です。
ワイヤレスヘッドホンを使ってみたいんだけど、音質とか遅延が気になる……。実際、どうなんだろう?
という疑問を持たれている方のために、今回はWH-1000XM2の
- 音質
- 装着感
- 遮音性
- 音漏れ
- 携帯性
を軸に、実物写真を交えてレビューしたいと思います。
【性能比較】WH-1000XM2とWH-1000XM3の違い
『WH-1000XM2』と、その後継機である『WH-1000XM3』の違いは下記表の通りです。
急速充電機能が追加されたのが大きなメリットとして挙げられます。
機種 | 連続再生時間 | 充電時間 | 重さ | USBコネクタ |
---|---|---|---|---|
WH-1000XM2 | 30時間 | 10分充電 → 70分利用可能 | 275g | USB micro B |
WH-1000XM3 | 30時間 | 10分充電 → 5時間利用可能 | 255g | Type C |
形状・大きさについてはあまり変わりませんが、WH-1000XM3は20gもの軽量化に成功しているため、首にかかる疲労感は大幅に改善されています。
- 通勤・通学の時間が長く、首に負担をかけたくない人
- ヘッドホンの利用頻度が多く、すぐに充電が切れてしまう人
- Type-Cのコードを利用するデバイスが他にある人
上記リストをみて、そこまで性能に差を感じないという方は、値段の安い『WH-1000XM2』がおすすめ。
【失敗談あり】WH-1000XM2を7ヶ月使った感想【写真付きレビュー】
ここからは、僕が実際に7ヶ月使用した感想をまとめていきます。
- 音質:8点
- 装着感:7点
- 音漏れのしにくさ:9点
- ノイズキャンセリング:9点
- 携帯性:10点
- 総評:8.6点
レビューその1:WH-1000XM2の音質
いきなりですが、失敗談です……
WH-1000XM2には『Headphones Connect』という専用のアプリがあり、アプリを使用する事で自分好みの音に変えられるのですが、僕はその設定方法を知らず、初期設定のままで3日間使用していました。
初期設定の音はガシャガシャとかなり落ち込むレベルで質が悪いモノ。がっくり来ていたところ、どうやら専用アプリで色々と好みの音に変えられるらしい。
とのことで、専用アプリで設定してみたところ、別物みたいに音が変化。
このアプリの設定は本当に大切なので、購入したら一番最初にやるべきです。
アプリの設定の仕方はこちらの記事『【3分で出来る】Headphones Connectの設定方法【画像有】』で解説しています。
設定後は、女性ボーカルの刺さるような高音でも音割れはしないですし、重低音の迫力もバッチリなので、音質は大変満足しています。
レビューその2:WH-1000XM2の装着感(写真有)
装着感に関しては問題なし。3時間以上の着用でだんだん疲れてくる。
というのが僕の感想です。
僕は通勤に往復2時間程かかるのですが、これぐらいの時間であれば首の疲労を感じる事はないです。
以下の写真の通り、頭頂部にあたるクッションがとても柔らかいため、頭痛も起きません。
ただ、旅行等の長時間となる移動で使い続けるのは流石に疲れるかな、という印象。
よって、装着感に関してはまぁまぁという評価です。
ちなみに、300gを超えるヘッドホンを使うと疲労感を覚えやすいので、外でヘッドホンを使用したい方は、重量に注意して購入するようにしましょう。
レビューその3:WH-1000XM2の音漏れ
僕はいつもiPhoneの音量3(少し小さめ)ぐらいで聴いているのですが、電車内で音が漏れていたという事はありませんでした。
すぐに解説しますが、ノイズキャンセリング機能のおかげでよく聴こえるため、音量をあげる必要が無いんです。
場所にもよりますが、駅などの人通りが多い場所だったら小さめの音量が適切かと思います。
レビューその4:遮音性(ノイズキャンセリング機能)
先述した通り、WH-1000XM2にはノイズキャンセリング機能がついています。
このヘッドホンの目玉と言っても過言ではない機能ですが、これについては
- 室内などの静かな場所だと没入感が凄い。外の音がヘッドホンを付けた瞬間に『無』になる
- 駅や電車内だと、多少外の音が聞こえるが、曲をかければほぼ聞こえなくなる
というのが僕の感想。
自宅でノイズキャンセリング機能を試してみるとわかりますが、耳につけた瞬間全ての音が無になります。
そのまま曲を流すと、喋りかけられても気が付かないほど。
ただ、駅のようなうるさい場所だと、どうしても外の音が少しばかり聞こえてきてしまいます。
ですが、気になるほどでもありませんし、曲を流していればほぼ聞こえないため、特に不満には思いませんでした。
よって、遮音性も特に不満はありません。
ちなみに、ノイズキャンセリングについても、専用アプリを使用する事でその場の環境に適したノイズキャンセリングを行ってくれるので、気になる方はぜひ。
レビューその5:携帯性(写真有)
こちらも特に不満はありませんでした。写真をご覧ください。
このように、購入時に付いてくるケースにすっぽり入ってくれるので、スペースを取りません。
また、このケースですが、山の手線のギュウギュウ詰めになった満員電車に耐えられるぐらい頑丈。
ヘッドホンというと、外使いにあまり適さないイメージを持っている方がいらっしゃるかもしれませんが、このWH-1000XM2はむしろ外で使う事を想定している作りになっています。
【レビュー】 WH-1000XM2の総評
ノイズキャンセリング機能が気になっている方には特におすすめしたい製品です。
周囲の音が『無』になる感覚は、買った人にしか分かりません。ぜひ手にとって見て下さい。
性能重視の方はWH-1000XM3を、少しでも安い方が良いという方はWH-1000XM2を購入しましょう!
【音ゲー・充電】WH-1000XM2に関する質問まとめ
WH-1000XM2に関する質問を以下にまとめたので、1つずつ解答します。
【WH-1000XM2】質問その1:夏でも使いたいんだけど、耳は蒸れない?
僕は去年の6月にこのヘッドホンを買い今日までずっと使ってきましたが、mimimamoを使っていたおかげで、耳が蒸れた事は一度もありませんでした。
mimimamo無しだと夏場は蒸れ蒸れになります……
夏でも使いたい方という方はmimimamoを使いましょう。サイズはLがおすすめ。
ちなみに、『レビューその5:携帯性(写真有)』の1枚目の写真で、イヤーパッドにmimimamoを付けているのが確認できます。
mimimamoを2年間使った感想【夏でもヘッドホンが蒸れない】
【WH-1000XM2】質問その2:スマホゲームや動画を観た時音が遅延しない?
スマホゲームに関しては、問題無くプレイする事ができます。
ただし、音ゲーを除きます
デレステという音ゲーをプレイしたのですが、どうしても音ズレが気になって集中できません。
ワンテンポ程遅れて音が来る感じです。
なので、音ゲーをプレイする際はWH-1000XM2付属のケーブルを使用するようにしましょう。ケーブルを着けることで音ズレが解消されます。
曲を聴くときはワイヤレス、音ゲーをする時はケーブルを着ければ良いわけだね!
ちなみに、動画はほぼ音ズレしないから安心して!
音ズレするか試したのは以下のアプリ
- ニコニコ動画(アプリ/Webサイト)
- アマゾンプライムビデオ(アプリ)
- Twitter(アプリ)
- ビデオ(iPhone標準アプリ)
【WH-1000XM2】質問その3:リモコン機能はあるの?
右側の耳あてを操作する事でリモコン機能が動作します。操作方法は以下の通り。
- 一時停止:耳あて中央を人差し指でタッチ
- 再生:同じく耳あて中央を人差し指でタッチ
- 次の曲:耳あての後ろから前へ指をすべらす
- 前の曲:耳あての前から後ろへ指をすべらす
- 早送り:耳あての後ろから前へ指をすべらし、止める
- 早戻し:耳あての前から後ろへ指をすべらし、止める
- 音量を上げる:耳あての下から上へ指をすべらす
- 音量を下げる:耳あての上から下へ指をすべらす
以上がリモコン機能で出来る操作です。
早送り・早戻しに関しては少し長めに指を止めるようにして下さい。
いちいちスマホを取り出さなくても良いのが非常に便利なので、イヤホンでもヘッドホンでも、リモコン機能が付いているかどうかは購入時にチェックしておきましょう。
【WH-1000XM2】質問その4:PCでも使える?
ワイヤレスに対応している場合はすぐに使えますし、もし対応していなかった場合でも、『エレコム Bluetooth USBアダプタ』をPCに挿すだけで、すぐに使用できるようになります。
僕のPCはBluetoothに対応していなかったため購入。
ちょうどワイヤレスマウスも使いたかったので、良いタイミングでした。
【WH-1000XM2】質問その5:充電しながら曲は聴ける?
残念ながらできません
写真を見れば分かりますが、コードが短すぎるため充電器をぶら下げて歩くことになります。
使用頻度にもよりますが、1度充電したら5日は充電しなくても大丈夫なので、日曜日の夜、寝る前に充電するのを忘れなければ1週間使い続ける事が出来ます。
以上、WH-1000XM2に関する質問の解答でした。
この他にも、何か質問がありましたらTwitterにて!
以上、たぶーら( @daramemolog1202)でした。
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