初心者向けゲーミングPCおすすめモデルをチェック

4KでプレイできるゲーミングPCのおすすめ|必要なスペックやそもそもいらないのかどうかも解説

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フルHDよりも高精細でリアルな映像美を楽しめる解像度の4K。

ゲーム環境やYouTubeにも4Kが広がっており、一昔前と比べて対応するモニターやテレビも入手しやすい価格になってきています。

ゲーミングモニターの中には4Kかつ144Hz以上の高リフレッシュレートを備えた製品もあるくらいです。

ただ、アニメやドラマなどの動画を見るだけならともかく、4Kでゲームをプレイする場合は注意しなければならないことがあります。

本記事では4K解像度でゲームをプレイしたい方が知っておくべき注意点を解説。高精細な4KでゲームをプレイできるゲーミングPCも紹介していきます。

2025年4月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル RL7C-R35-5NRL7C-R35-5N RM5C-R46TRM5C-R46T ILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXBILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXB
価格 132,980円(税込) 189,979円(税込) 429,800円(税込)
CPU Core i7-13620H Core i5-14400F Ryzen 7 7800X3D
GPU RTX 3050 RTX 4060 Ti RTX 5070 Ti
目安fps/画質 ~120fps/フルHD ~180fps/フルHD ~300fps/フルHD
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
目次

そもそも4Kでゲームをする必要ってある?後悔しないためにも確認しよう

そもそも4Kでゲームをする必要ってある?後悔しないためにも確認しよう

高精細な4Kでのゲームプレイは没入感も上がりますが、フルHDと比べると快適性を損なう可能性も高いです。

3,840×2,160の4Kは、1,920×1,080のフルHDと比べて4倍もの画素数を持っており、高精細な分だけゲーミングPCへの負担が非常に高くなり、フレームレートが落ちます。

4K・60fpsでもフルHDより要求スペックが跳ね上がりますし、100fpsを超える高フレームレートを狙うならハイエンドクラスのGPUが必要です。

ApexなどのFPSゲームは現在の高性能なGPUなら4Kでのプレイも可能ですが、競技性の高いジャンルなので画質の良さよりもフレームレートを稼ぎやすいフルHDのほうが向いています。

一方で、RPGやアクションなど映像美や迫力を楽しむゲームを主に遊ぶのであれば、高精細な4Kのほうが適していますが、映像が美しいタイトルはそもそも重いことが多いです。

4Kのゲーミングモニターを導入するとフルHDより負荷が高くなるので、必然的にゲーミングPCも高性能で高価なモデルを買わなければいけなくなるので注意しましょう。

4K画質でプレイするために必要なゲーミングPCのスペックは?

4K画質でゲームを快適にプレイするために必要なゲーミングPCのスペックは目安は下記の通りです。

パーツスペック
CPUIntel Core i7-14700F
AMD Ryzen 7 9700X 以上
GPUNVIDIA Geforce RTX 5070 Ti 以上
AMD Radeon RX 9070 XT 以上
(軽いゲームでもRTX 5070クラスを目安に)
メモリ32GB以上

あくまで目安であり、厳密には各ゲームによって4K画質でプレイできるスペックは変わります。

原神のように軽くて60fps制限がかかっているタイトルなら、「RTX 4060 Ti」のようなミドルスペックのGPUでも4K画質でのプレイは可能です。

一方で、モンハンワイルズのような重量級タイトルを4K画質で快適にプレイするなら、「RTX 5070 Ti」以上のハイスペックGPUでDLSSなどを使用する必要が出てきます。

また、4K画質ではGPUの仕事が大きくなり、フルHDよりフレームレートが伸びなくなるので、CPU性能の差は出づらいです。

ただ、GPUが必然的にハイスペックになるため性能バランスを考えれば、CPUも合わせて高性能なモデルにしたほうが使い勝手はよくなります。

4K画質でゲームを快適にプレイしたい場合はスペックに余裕があったほうがいいので、できる限り新しい世代の高性能なパーツを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

4K対応のゲーミングPCのおすすめ

ドスパラ GALLERIA ZA7R-R58

ドスパラ ガレリア ZA7R-R58

4K・100fpsも狙える!ドスパラの最ハイエンドゲーミングPC

4.5

CPUメーカーAMD
CPURyzen 7 9800X3D
グラボRTX 5080
メモリ容量32GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源1000W
おすすめする理由
  • 最新のRTX 5080を搭載
  • 4K解像度でもゲームをプレイできる
  • メモリも32GBと大容量
  • マルチフレーム生成が使える
こんな人にはおすすめしない
  • 予算45万円以下の人

ゲーマー向けとしては現行最強クラスのCPUとGPUを組み合わせたドスパラのハイエンドゲーミングPCです。

CPUは最強クラスのゲーム性能を持つ「Ryzen 7 9800X3D」、GPUには4Kでもゲームをプレイできる最新ハイエンドの「RTX 5080」を搭載。

RTX 5080の性能なら重量級のサイバーパンクでもDLSSとフレーム生成を併用すれば100fpsを狙えます。

また、Ryzen 7 9800X3Dが最も性能を発揮するのはフルHDなので、解像度の違うゲーミングモニターを2台用意すればゲームによって4Kと使い分けることも可能です。

メモリやストレージ、電源容量も大きいですが、SSDをもう1つ追加してデュアル構成にすればより快適になります。

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-R776-A147F-UKSXB

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-R776-A147F-UKSXB

RTX 5070 Ti搭載!パソコン工房の4Kにも対応したハイスペックゲーミングPC

おすすめ度:4

CPUメーカーIntel
CPUCore i7-14700F
グラボRTX 5070 Ti
メモリ32GB
SSD1TB
HDD– – –
電源850W
おすすめする理由
  • RTX 5070 Ti搭載モデル
  • 4Kでのゲームプレイも視野に入る性能
  • ハイスペックモデルではコスパがいい
こんな人にはおすすめしない
  • 最新のCPUが欲しい人

最新のハイスペックGPU「RTX 5070 Ti」を採用したパソコン工房のゲーミングPC。

RTX 5070 Tiは4Kゲーミングの入門用とも言えるGPUで、重量級のタイトルでもDLSSなどを併用すれば60fps以上のフレームレートでプレイできます。

CPUには「Core i7-14700F」を採用しているので、4K対応のハイスペックゲーミングPCとしては比較的安いのもポイント。

メモリは32GB、SSDも1TBと標準で十分な容量なので、高精細な4Kで60fpsをキープしたい方におすすめのコスパもいいゲーミングPCです。

マウスコンピューター G TUNE FG-A7A7X

マウスコンピューター G TUNE FG-A7A7X

最新のRadeon搭載!AMD構成の4Kに対応したフルタワーモデル

おすすめ度:4

CPUメーカーAMD
CPURyzen 7 9800X3D
グラボRadeon RX 9070 XT
メモリ32GB
SSD2TB
HDD– – –
電源850W
おすすめする理由
  • メモリとストレージが大容量
  • 4Kでもゲームをプレイできる性能
  • 通常保証が3年と長い
こんな人にはおすすめしない
  • AI生成にもゲーミングPCを使いたい人

マウスコンピューターから販売されているCPUとGPUにAMDのモデルを採用した4Kにも対応したゲーミングPC。

CPUにゲーム特化の「Ryzen 7 9800X3D」、GPUは最新の人気モデルである「Radeon RX 9070 XT」を組み合わせています。

RX 9070 XTは話題作のモンハンワイルズと相性がよく、フレーム生成を使用すれば4Kでも60fpsを超えるフレームレートでプレイすることが可能です。

また、デザインを一新したG TUNEのフルタワーモデルは、サイズは大きいものの冷却性能やメンテナン性が向上しているのもポイント。

モンハンワイルズなどRadeonと相性のいいゲームを主にプレイする方におすすめの4KでもゲームをプレイできるゲーミングPCです。

4K対応のゲーミングノートPCのおすすめ

高性能なゲーミングノートPCでも4Kディスプレイ採用モデルは少ないので、基本的に4Kのゲーミングモニターを別に用意する必要があります。

ドスパラ GALLERIA UL9C-R59-8A

ドスパラ ガレリア UL9C-R59-8A

RTX 5090搭載!ドスパラの最新ハイエンドゲーミングノートPC

おすすめ度:5

CPUCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5090
メモリ64GB
SSD2TB
画面サイズと対応Hz18インチ/240Hz
本体サイズ約幅405mm×奥行き323mm×高さ37mm
重量約4.0kg
おすすめする理由
  • RTX 5090を搭載した最新モデル
  • 240Hzに対応したディスプレイ
  • メモリとストレージが大容量
こんな人にはおすすめしない
  • ディスプレイが4Kに対応したモデルが欲しい人

UL9C-R59-8Aは、ノート向けの最上位CPU「RTX 5090」を搭載したガレリアのゲーミングノートPC。

ノート向けのGPUはデスクトップ版と同じ型番でも性能は劣るというデメリットがあります。

ただ、ノート版のRTX 5090はデスクトップのRTX 5070よりもやや高い性能があるため、4Kでのゲームプレイも可能です。

CPUにはIntel最新の「Core Ultra 9 275HX」を採用し、メモリは64GB、ストレージも2TBとハイエンドな構成も魅力。

ディスプレイは240Hzに対応しているものの4Kではないので別途ゲーミングモニターは必要になりますが、並みのデスクトップPC以上の性能を持っています。

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeNEs-18WG191-U9-XKSXB

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeNEs-18WG191-U9-XKSXB

18インチの大画面!パソコン工房 のハイエンドモデル

おすすめ度:4.5

CPUCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5090
メモリ16GB
SSD1TB
画面サイズと対応Hz18インチ/240Hz
本体サイズ約幅412mm×奥行き321mm×高さ38.2mm
重量約3.98kg
おすすめする理由
  • 4Kでのゲームプレイも可能な性能
  • Windows Hello顔認証対応のカメラを搭載
  • Wi-Fi 7に対応
こんな人にはおすすめしない
  • 持ち運びしやすいモデルが欲しい人

ノート版の「RTX 5090」を搭載したゲーミングノートPCはパソコン工房にもあります。

CPUは「Core Ultra 9 275HX」と組み合わせ、18インチの240Hzの高リフレッシュレートに対応したハイエンド構成になっており、4Kにも対応できる性能です。

メモリやストレージはハイエンドモデルとしては控えめなので、カスタマイズでアップグレードするのがおすすめ。

高速通信規格のWi-Fi 7に対応し、Windows Helloの顔認証対応カメラも備えているので、メイン機としても使える高性能なゲーミングノートPCが欲しい方に向いています。

GIGABYTE AORUS MASTER 18 BZHC6JPD65JP

GIGABYTE AORUS MASTER 18 BZHC6JPD65JP

標準でデュアルストレージ構成!GIGABYTEのハイエンドゲーミングPC

おすすめ度:4.5

CPUCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5090
メモリ32GB
SSD1TB × 1TB
画面サイズと対応Hz18インチ/240Hz
本体サイズ約幅400.7mm×奥行き287mm×高さ25~30mm
重量約3.5kg
おすすめする理由
  • CPUとGPUが最新のハイエンド構成
  • MiniLEDを採用した高性能ディスプレイ
  • 標準でデュアルストレージ
こんな人にはおすすめしない
  • コスパのいいゲーミングノートPCが欲しい人

PCパーツメーカーとして有名なGIGABYTEの最新ハイエンドゲーミングPCです。

CPUは「Core Ultra 9 275HX」、GPUはノート版の「RTX 5090」と4Kにも対応できる現行最高クラスのハイエンド構成。

18インチのディスプレイはWQHDより縦に広いWQXGAで240Hzに対応と、ほかメーカーのハイエンドゲーミングノートPCとスペックはかなり近いです。

違うのはディスプレイにMiniLEDを採用しているところ。MiniLEDは黒の再現性が高くなり、より鮮やかな映像でゲームや動画を楽しめます。

標準で1TBのSSDを2枚搭載しているデュアルストレージ構成なのもポイントで、パソコンショップarkならカスタマイズも可能です。

ゲーミングノートPCに備わったディスプレイでもゲームをキレイな映像で楽しみたい方におすすめのモデルになっています。

4K120fpsをPCで見ることは可能?

4K120fpsをPCで見ることは可能?現行のハイスペックゲーミングPCでも難しいので画質設定に妥協が必要になります。

遊びたいゲームにもよりますが4K・120fpsでプレイするのは、現行のハイスペックゲーミングPCでも難しいので画質設定に妥協が必要になります。

4KはフルHDより画素数が4倍も多く、GPUへの負担が大きくなるためフレームレートが伸び悩みます。

軽めのゲームならともかく、モンハンワイルズやサイバーパンクのような4Kで映像美も楽しみたいタイトルは元の描画が重いため、120fpsを出すのは難しいです。

最新ハイエンドGPUの「RTX 5080」でも画質設定によっては、重量級タイトルで100fpsを超えるにはDLSSやフレーム生成を併用する必要があります。

RTX 50シリーズで追加されたマルチフレーム生成を使えば、4K・120fpsを超えることも可能ではありますが、対応タイトルはまだ少ないです。

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監修者

合同会社リバーテイン代表取締役かつゲーミングデバイス/ゲーミングPC評論家・専門ライター。著書は『ゲーミングPCのおすすめと選び方: 知識ゼロの初心者でも理解できる専門書』および『初心者向けゲーミングPCのおすすめと選び方』がある。また、執筆以外にもゲーミングPCに関する独自調査や、ゲーミングPCの購入相談なども行っている。
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