ゲーミングPCにはエントリー、ミドル、ハイスペックなど性能のグレードがあります。
中でもハイエンドモデルは高精細な4Kでのゲームはもちろん、配信、動画編集など高負荷な作業を快適にこなせる最強のゲーミングPCです。
本記事では各メーカーの最強のゲーミングPCを紹介し、CPUやGPU、メモリ容量など最強構成の基準を解説。
最強のゲーミングPCを買う場合の延長保証についても書いているので、参考にしてみてください。
最強のゲーミングPCのおすすめランキング
第1位 ドスパラ GALLERIA UE9R-R59
RTX 5090を採用!最新のCPUと組み合わせたドスパラ最強のハイエンドゲーミングPC
5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 9 9950X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ容量 | 64GB |
SSD容量 | 2TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 1200W |
- 現行最強のRTX 5090を搭載
- 高精細な4Kでもゲームが快適
- 2.5Gbと10Gbに対応したLANポートを備える
- 特別なデザインのケース
- パソコンを置くスペースを確保できない人
現行では最強のGPU「RTX 5090」を搭載したドスパラのハイエンドゲーミングPC。
RTX 5090は、サイバーパンク2077のような重量級タイトルでも高精細な4Kでプレイができる性能があります。
素の性能で前世代最強のRTX 4090を上回っているだけではなく、マルチフレーム生成に対応したゲームであれば、さらにフレームレートが大幅に伸びるのもポイント。
CPUにも最強クラスの「Ryzen 9 9950X3D」を採用しており、ゲーム性能だけではなく、16コア32スレッドとマルチスレッド性能も非常に高いCPUです。
メモリ、ストレージ、電源容量も豊富なので、現行最強のゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。
2位 【デュアル水冷】サイコム(@sycom) G-Master Hydro X870A Extreme
最強の冷却性能!長時間配信でも安定して動作するデュアル水冷モデル
おすすめ度:4.5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 7 9700X |
グラボ | RTX 4080 SUPER(水冷) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 850W |
- GPUも水冷仕様
- Ryzen 7 9800X3Dも選べる
- 最強クラスの冷却性能
- 冷却より性能を重視する人
安定して長時間配信をするなど高負荷の作業をしたい方にはサイコムのデュアル水冷モデルがおすすめです。
水冷クーラーをCPUだけではなく、GPUにも搭載したサイコム独自のデュアル水冷ゲーミングPCとなっており、最強クラスの冷却性能があります。
水冷クーラーは空冷よりも冷却性が高い分、手入れが難しいイメージがありますが、サイコムオリジナルの水冷ユニットを採用しているため、メンテナンスフリーなのもポイント。
デュアル水冷モデルはサイコムでしか入手できないので、長時間ゲーミングPCに負荷をかける方におすすめです。
第3位 ドスパラ GALLERIA ZA7R-R58
最強クラスのゲーム向けCPU!最新のGPUと組み合わせたハイエンドモデル
4.5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラボ | RTX 5080 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 1000W |
- 最強クラスのゲーム特化CPUを採用
- 最新のRTX 5080を搭載
- 4K解像度でもゲームをプレイできる
- 予算が限られている人
AMDの現行最強クラスのゲーム性能を持ったCPU「Ryzen 7 9800X3D」を搭載したガレリアのハイエンドゲーミングPC。
Ryzenの3DモデルはCPUの内部メモリであるL3キャッシュを増量しており、ゲームに関しては非常に高い性能を持っています。
特にフルHD環境で大きくフレームレートが伸びるため、競技性の高いFPSゲームで300fps以上を狙いたい方におすすめです。
GPUには最新ハイエンドの「RTX 5080」を採用しているので、4Kでもゲームをプレイ可能。入手性などを考えれば一般ゲーマーにとっては最強クラスのゲーミングPCです。
第4位 パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-R7B6-LR99Z-XK1XB
パソコン工房の最強モデル!RTX 5090搭載のハイエンドゲーミングPC
おすすめ度:5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 9 9950X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- 最新のRyzen 9を搭載
- 現行最強のRTX 5090を採用
- ゲームもクリエイティブ作業も快適
- 5Gbの有線LANポートが欲しい人
ゲーム特化モデルながらマルチスレッド性能も高い「Ryzen 9 9950X3D」を採用したパソコン工房の最強モデルです。
L3キャッシュを増量されたRyzenの3Dモデルは総合性能がベースモデルよりやや劣るというデメリットが有りましたが、Ryzen 9000シリーズで改善。
加えてRyzen 9 9950X3Dは16コア32スレッドとマルチスレッド性能が高く、ゲームもクリエイティブな用途にも使える最強のCPUになっています。
GPUにも現行最強の「RTX 5090」を搭載しており、メモリやストレージも大容量なので、予算がかかってもいいからハイエンドゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
第5位 マウスコンピューター G-tune FZ-I9G80
新型の最強フルタワー!マウスコンピューターのハイエンドモデル
おすすめ度:4
CPUメーカー | Intel |
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CPU | Core Ultra 9 285K |
グラボ | RTX 5080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- ハイエンドの中では安め
- 4Kでもゲームをプレイできる性能
- 通常保証が3年と長い
- フルタワーを置くスペースがない人
マウスコンピューターのG-tuneから販売されている最強クラスのハイエンドゲーミングPC。
CPUにIntelの「Core Ultra 9 285K」、GPUにはハイエンドの「RTX 5080」を組み合わせており、高精細な4Kでのゲームはもちろん、動画配信や編集もできる高性能モデルです。
G-tuneのフルタワーモデルは2025年にデザインを一新しており、見映えはもちろん、冷却性能やメンテナン性が向上しているのもポイント。
最強クラスのハイエンドモデルらしく、メモリとストレージも大容量。加えてマウスコンピューターは通常保証が3年と長いので、安心感もあるメーカーです。
第6位 ストーム 影界シリーズ EK-995X3D59
デザイン性も最強クラス!ストームのインテリア性も高いピラーレスモデル
おすすめ度:4.5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 9 9950X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- 最強のハイエンド構成
- メモリとストレージが大容量
- 幻想的なデザインのピラーレスケース
- 光らないゲーミングPCが欲しい人
ストームから販売されている、性能だけではなくデザイン性も高い最強のハイエンドゲーミングPC。
CPUに「Ryzen 9 9950X3D」、GPUには「RTX 5090」を組み合わせた現行で最強の構成であり、メモリも64GBと大容量なのでクリエイティブな作業でも快適です。
また、ストームはピラーレスモデルのラインナップが豊富で、インテリア性が高いのもポイント。黒いケースに紫のLEDがあわさって幻想的なデザインになっています。
性能はもちろん、見た目にもこだわりたいという方におすすめの最強のゲーミングPCです。
第7位 フロンティア FRGBLB650/SG3
全てが大容量!フロンティアの最強ハイエンドゲーミングPC
おすすめ度:5
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 9 9950X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 4TB |
HDD | – – – |
電源 | 1500W |
- RTX 5090を搭載した最強モデル
- 標準構成でストレージとメモリが大容量
- 電源も1500Wと余裕がある
- ゲームをプレイしたいだけの人
鮮やかなLEDライティングが魅力的なフロンティアの最強ハイスペックゲーミングPC。
「Ryzen 9 9950X3D」と「RTX 5090」を搭載した最強構成で、フロントパネルはメッシュ仕様、サイドは強化ガラスを採用しており、高性能なだけではなくデザインも楽しめるモデルです。
標準構成でもメモリやストレージが大容量なのもポイント。標準で4TBのSSDを搭載しているゲーミングPCはあまりありません。
また、電源も1500Wとほかメーカーのハイエンドモデルより大きいので、容量に余裕を持たせておきたい方におすすめです。
第8位 パソコンショップセブン ZEFT R60RA
タッチ液晶付き!特徴的なデザインのケースを使ったセブンのハイエンドモデル
おすすめ度:4
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 128GB |
SSD | 2TB × 4TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- タッチ液晶付きのピラーレスケース
- 128GBのメモリを搭載
- 4Kでもゲームが快適
- 普通のケースが欲しい人
カスタマイズの自由度が高いメーカーであるパソコンショップセブンのハイエンドモデルです。
CPUはゲーム特化の「Ryzen 7 9800X3D」、GPUには現行最強の「RTX 5090」を組み合わせたハイエンドの定番構成。
メモリは128GB、ストレージは2TBと4TBのSSDを標準搭載しているので、ゲーマーというよりは仕事で高負荷の作業をする方向きのモデルになっています。
ピラーレスケースにタッチ液晶を組み込んでいるのもポイント。ほかの最強ゲーミングPCとは違う特徴的なデザインに興味があるならチェックしてみてください。
第9位 ツクモ G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-N251/BH
ゲーム性能最強クラス!Ryzen 7 9800X3Dを搭載したツクモのハイエンドモデル
おすすめ度:4
CPUメーカー | AMD |
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CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラボ | RTX 5080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 850W |
- ゲーマー向けの最強構成
- RTX 5080とRyzen 7 9800X3Dを搭載
- 配信もできる
- RTX 5090搭載モデルが欲しい人
ツクモのゲーミングブランド「G-GEAR」から販売されているプレミアムミドルタワーモデル。
CPUは「Ryzen 7 9800X3D」、GPUには現行の上位モデル「RTX 5080」を採用しており、RTX 5090搭載モデルよりは手が届きやすい最強クラスのハイエンド構成です。
メモリは32GB、ストレージは1TB、電源も850Wと必要十分な容量なので、自分の用途に合わせてカスタマイズするのもおすすめ。
標準構成なら最強クラスのゲーミングPCとしては比較的安く、ケースのデザインにもクセがないシンプルなモデルになっています。
第10位 HP OMEN 45L
OMEN最新の最強モデル!ツールレスケースを使ったハイエンドゲーミングPC
4
CPUメーカー | Intel |
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CPU | Core Ultra 9 285K |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ容量 | 64GB |
SSD容量 | 2TB NVMe |
HDD容量 | 2TB |
電源 | 1200W |
- 標準でデュアルストレージ構成
- 4K解像度に適した性能
- OMENユーザー専用のサポートが使える
- ゲーム性能を重視したい人
HPのゲーミングブランド「OMEN」の最上位モデルにあたるのがOMEN 45L。
GPUは現行最強の「RTX 5090」を搭載し、「Core Ultra 9 285K」と組み合わせた4K解像度に適した性能がハイエンドゲーミングPCです。
OMENは高級感のあるケースを使っているのもポイント。サイドパネルはトップにあるボタンを押すだけで外せるのでメンテナンスもしやすくなっています。
また、OMENのユーザーはスタッフが全員ゲーマーのサポートであるCafe de OMENを利用できるのも魅力の1つです。
OMENのことだけではなく、他社のゲーミングアクセサリの質問も可能なので、サポート体制も充実したモデルになっています。
最強のゲーミングPCの選び方
最新のハイエンドCPU・GPUが搭載されているか確認しよう

最強のゲーミングPCが欲しいなら、最新のハイエンドCPUやGPUを搭載しているか必ず確認しましょう。
CPUメーカーはIntelとAMDがあります。IntelならCore i9かCore Ultra 9、AMDならRyzen 9が最強と言えるハイエンドCPUです。
ただ、Intelの最新世代であるCore UltraはCPU構造が変わった影響で最適化不足のため、ゲーム性能に関してはRyzenの3Dモデルのほうが上になります。
GPUはRTX 5090のようなGeForceの90番台が最強のハイエンドモデルです。RadeonにはRTX 5090のライバルとなる最新GPUがまだありません。
予算に上限をかけず、現行で最強のゲーミングPCを選ぶなら「Ryzen 9 9950X3D」と「RTX 5090」の組み合わせとなります。
ただ、どちらも人気が高く、大手でも在庫切れになることが多いので、一般ゲーマーなら「Ryzen 7 9800X3D」と「RTX 5080」の準最強モデルを選ぶのも手です。
メモリ容量とストレージ容量が基準に達しているか

最強クラスのゲーミングPCを選ぶなら、ストレージやメモリの容量にも注意しましょう。
最強クラスのゲーミングPCなら、1TBや2TB以上のSSD、32GB以上のメモリを最低限搭載しています。
メモリは32GBあれば配信も十分できますが、余裕があれば64GBを選ぶのもありです。128GBクラスになるとゲーム用にはオーバースペックになります。
ストレージ容量は動画編集などをするなら1TBでも足りなくなる可能性があるので、2TB以上にアップグレードするか、カスタマイズでデュアルストレージ構成にしましょう。
最強クラスのハイエンドゲーミングPCを選ぶなら、メモリは32GB以上、ストレージ容量は2TB以上を基準にするのがおすすめです。
CPUとGPUの構成はいいけど、自分の用途に対して容量不足を感じるならカスタマイズを積極的に利用しましょう。
簡易水冷CPUクーラー搭載モデルを選ぼう

最強クラスのハイエンドゲーミングPCはCore Ultra 9やRyzen 9のような高性能なCPUを搭載しています。
CPUに限らず、PCパーツは性能の高さに比例して消費電力が上がり、発熱量も多くなるので空冷CPUクーラーでは冷却性能が足りなくなる可能性が高いです。
BTOメーカーも空冷では冷却性能が足りなくなるのは分かっているので、最強クラスのハイエンドゲーミングPCにはほとんどの場合、簡易水冷CPUクーラーが標準搭載されています。
各モデルの販売ページやカスタマイズ画面を確認すれば、どのサイズの簡易水冷CPUクーラーを使っているかが分かるので、チェックしてみてください。
また、サイコムにはGPUにも水冷クーラーを採用したデュアル水冷モデルがあるので、冷却性を重視するならおすすめです。
自分の回線と購入するゲーミングPCのLANポートが何Gbpsまで対応しているか確認しよう
最強のゲーミングPCを買うなら自宅の回線に対応したLANポートを備えたモデルを選びましょう。
パソコンの有線LANポートは対応できる回線速度が決まっており、多くのゲーミングPCは2.5Gb(2.5GBASE)を備えています。
仮に、自宅の回線が5Gbpsだったとしても、ゲーミングPCの有線LANポートが2.5Gbだと回線速度を活かしきれません。
オンラインゲームをプレイしたり、YouTubeを見る程度であれば不足を感じることはまずありませんが、せっかくなら回線速度を活かせるモデルを選びましょう。
どのメーカーのモデルもですが、CPUやGPUの性能、メモリやストレージ容量と違って、LANポートについては情報があまり目立ちません。
各販売ページで仕様の詳細やカスタマイズ画面を確認すれば、どんな速度のLANポートを備えているか確認できます。
ちなみに、自宅にプロ愛用のゲーム専用インターネット光回線を引きたいならhi-hoひかりwith gamesがおすすめです。プロの格闘ゲーマーが愛用している回線で、最大10Gbpsの超高速なインターネット通信が可能なのが魅力。
今なら31日間月額料金無料なので、回線工事の予約が埋まって、使えるようになるのが数カ月後になってしまう前にぜひチェックしてみてください。
保証は絶対にケチってはいけない
最強クラスのハイエンドゲーミングPCを買う時は延長保証にも入っておきましょう。
ハイエンドゲーミングPCに採用されているパーツは非常に高価です。CPUは10万円を超えることも多く、GPUは単品でミドルクラス以上のゲーミングPCを買えるほどの価格になります。
万が一、通常保証が切れたタイミングで故障してしまうと、修理費が高額になる可能性が高いです。
また、2024年にIntelの第13、14世代Coreの主にハイスペックからハイエンドのCPUにクラッシュが多発する不具合が発生しました。
CPUは初期不良がでなければ、そうそう壊れないパーツですが、Intelの不具合は発売から1年以上後に発生したものです。
PCパーツは初期不良を含めて、なにかしらの不具合が起こる可能性があり、ユーザー側では対処が難しい事態が起きることもあります。
ミドルクラスのモデルならパーツ交換で済ませるという手もありますが、ハイエンドゲーミングPCは非常に高価なので簡単にパーツを変えられるものではありません。
もしもの時を考えて、最強のハイエンドゲーミングPCを買うなら3年ほどの延長保証を付けておきましょう。
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