今回レビューするのは、Kingston様より発売のM.2 SSD『NV1』
片面のみにフラッシュメモリーを搭載したシングルサイドのM.2 SSDです。
500GB・1TB・2TBと3種類のモデルを展開。価格が非常に安く設定されているのが魅力です。
本記事では、『NV1』を実際に使った場合の読み込み・書き込み速度を計測しているほか、メリット・デメリットなどを解説します。
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Kingston NV1のスペック・特徴
容量 | 500GB/1TB/2TB |
フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen3.0 ×4 |
連続読み取り(シーケンシャル) | 2100MB/秒 |
連続書き込み(シーケンシャル) | 1700MB/秒 |
最大TBW(500GB/1TB/2TB) | 120/240/480TB |
保管温度 | -40~85℃ |
動作温度 | 0~70℃ |
寸法 | 22×80×2.1mm |
重量(全容量モデル) | 7g |
保証期間 | 3年 |
実際のリード・ライトを計測
『NV1』はPCI Express 3.0×4のM.2 SSD。実際に読み込み・書き込み速度を測ってみようと思います。なお、公称値はシーケンシャル読込速度最大2100MB/s、書込速度最大1700MB/sです。
Crystal Disk Mark8で測ってみたところ、シーケンシャル読込速度が2065MB/s、書込速度が1703MB/sとほぼ公称値どおりの結果になりました。
過去に計測した970 EVO Plus(PCIe 3.0 ×4)の数値には及びませんが、価格が6000円程度安く、コストパフォーマンスに優れているのが分かります。
安くて大容量なM.2 SSDがほしい方にぴったり!
薄型なのでほかのパーツと干渉しにくい
『NV1』の規格サイズは一般的なType2280(約幅80×奥行22mm)が採用されていますが、厚さは2.1mmと薄め。
できる限り設置に必要なスペースを抑えたい薄型ノートPCはもちろん、小型のデスクトップPCにもおすすめです。
なお、NVMeを採用したM.2 SSDは熱対策が必須。ヒートシンクがマザーボードに搭載されていない場合、必ず一緒に購入するようにしましょう。
Kingston NV1のメリット・デメリット
『NV1』の最大のメリットは、1TBという大容量にも関わらず価格は1万円程度と安い点です。
最新のPCIe 4.0 ×4環境が流行りつつあるなか、まだまだPCIe 3.0 ×4も現役。
新しくPCを組み立てる予定はないけど、M.2 SSDを増設したい……(それも安く手に入れたい)という方に適しているので、気になる方は要チェックです。
Kingston NV1の外観
『NV1』の外観をまとめました。
まずは表面から。シールに隠れて見えませんが、フラッシュメモリーは表面にのみ実装されています。
裏面です。前述のとおり片面実装なので、基盤のみ映る形に。
Kingston NV1のレビューまとめ
本製品は、シーケンシャル読込速度・書込速度ともに十分な性能を備えつつ、価格は安いというコスパの良いM.2 SSDです。
PCIe 3.0 ×4を今後数年使い続けるという方は、ぜひこの製品を手にとってみてください!
ノートPCの増設やコンパクトなPCにもおすすめですよ!
以上、たぶーら( @daramemolog1202)でした。
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