デスクの上や一人暮らしの部屋に置きやすい小型ゲーミングPC。
最近ではコンパクトでおしゃれなモデルが自作erの間で流行っているため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、小型ゲーミングPCならではのデメリットを知らないまま買うと失敗してしまうこともあります。
本記事では、小型ゲーミングPCのおすすめモデルをメリット・デメリットとともに解説。安いモデルも揃えたので、ぜひチェックしてみてください。
なお、2024年最新のコスパ最強ゲーミングPCおすすめモデルを紹介した記事もあるので、あわせてどうぞ。
小型ゲーミングPCのメリット
持ち運びやすい
小型ゲーミングPCのメリットは、重量が軽く持ち運びしやすいことです。パソコン本体は意外と重く、大型のフルタワーPCでは15kgを越えるものも珍しくありません。
一方で、標準的なミドルタワーよりも小型のミニタワーには10kg前後のモデルもあるため、力にあまり自信がなくても移動させやすいのがポイントです。
ノートパソコンはよりコンパクトなので、バッグに入れてそのまま大会や練習に持っていけるという手軽さがあります。
場所を取らないため机の上や狭い部屋に置ける
パソコン購入の際に気になるのが、スペースの問題です。デスクトップPCは幅を取るので、デスクに置きづらいモデルも少なくありません。
対して小型ゲーミングPCには狭いデスクに置いても邪魔にならないキューブ型や、コンシューマー機と変わらないサイズ感のものがたくさんあります。
また、最近ではごろ寝でも使えるポータブル型や手のひらサイズのコンパクトなミニPCもでてきました。
ディスプレイへの接続が基本的に必要ないノートパソコンなら使う時だけデスクに出して、普段は引き出しにしまっておくことも可能です。
パソコンを置くスペースが十分に取れない方や、デスクの作業スペースを確保したい方におすすめします。
小型ゲーミングPCのデメリット
熱がこもりやすく動作の安定性に懸念がある
PCと排熱は、切っても切り離せない関係にあります。
熱がこもりすぎると熱暴走を起こしてフリーズしてしまうだけでなく、パーツの寿命や性能に悪影響を及ぼす可能性もあるからです。
一般的なタワータイプのPCに比べて、パーツが密集している小型ゲーミングPCは排熱性能が若干落ちる傾向にあります。
小型ゲーミングPCを選ぶときは水冷式やメッシュトップなど、排熱性能もしっかりチェックしておきましょう。万が一に備えて、保証期間や内容の確認も必要です。
拡張・カスタマイズできない製品が多い
小型ゲーミングPCは、コンパクトケースに対応したMini-ITXと呼ばれるマザーボードを搭載しているモデルが多くみられます。
Mini-ITXのような小さいマザーボードは、小型化している代わりに拡張性が低くなっているものが大半です。
BTOパソコンを選んだとしても、メモリやPCIスロットの拡張は行えないと考えましょう。
また、高性能なグラボは大型化しているため、小型のケースだとスペースが足りなくて取り付けられないこともあります。
小型ゲーミングPCは後から自分でパーツを足しての拡張・カスタマイズが難しくなるので、購入時に必要なスペックをよく検討しておくなどの対処が必要です。
コスパが悪い場合がある
小型ゲーミングPCは同スペックのタワータイプパソコンと比較すると、コスパが低くなる傾向があります。
小型ケースに性能の高いパーツを格納するには、さまざまな設計上の工夫や排熱対策が必要になるため、同じ構成のゲーミングPCでも、ミドルタワーに比べて割高になってしまうからです。
小型ゲーミングPCをできるだけ安い価格で手に入れるなら、セール時やポイント還元を狙うなど、タイミングをよく見計らって購入しましょう。
ラインナップは少なめ
ゲーミングPCは他のパソコンに比べてグラフィックの描画など、ゲームに関する性能が重視されます。
さらに小型化すると搭載できるパーツも限られるため、値段が高くなりやすいです。
値段やスペックのことを考えると、ゲーミングPC市場において小型ゲーミングPCは需要があまり高くありません。
最近ではフロンティアが小型ゲーミングPCの販売を開始し、サイコムも新しい小型モデルを発売するなど、以前よりは選択肢が増えてきてはいます。
ただ、標準的なミドルタワーやフルタワーと比べると、小型ゲーミングPCのラインナップは少なめです。
小型ゲーミングPCはどれぐらいのサイズ?
一般的に小型ゲーミングPCと呼ばれるパソコンは「スリムタワー型」「キューブ型」「ミニタワー型」、ノートPCであれば14インチ以下のものが該当します。
タイプ | ミニタワー | スリムタワー | キューブ | 超小型 |
---|---|---|---|---|
サイズ(目安) | 幅:約180×奥行き:約350×高さ:約350mm | 幅:約80×奥行き:約250×高さ:約230mm | 幅:約280×奥行き:約300×高さ:約280mm | 幅:約150×奥行き:約150×高さ:50~60mm |
メリット |
| 机の上に置けるサイズ |
|
|
デメリット | 机の上に置くにはやや大きい | 性能が低いためゲームには向かない | 排熱性に劣る | タワータイプと比べて性能は低め |
置き場所 | 机の下・ラック・CPUスタンド | 机の上・ラック | 机の上・ラック | 机の上 |
幅15cm×奥行30cm程度の超小型PCもありますが、グラフィック性能などを重視するゲーミングPCにおいては、あまり現実的とはいえません。
小型PCの目安として挙げられるのは、Mini-ITXと呼ばれる小型パソコン向けマザーボードの規格です。
17cm×17cmとこれまでのマザーボードよりもかなり小型化しているため、ミニタワーでも幅18cm~20cm×奥行37cm~45cm程度の大きさになります。
【ミニタワー】小型ゲーミングPCのおすすめ
フロンティア FRGKLB760M/SG1
コンパクトながら高性能!シンプルなデザインの小型モデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | Radeon RX 7600 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅205×奥行き415×高さ365mm |
電源 | 600W |
- 容量30Lのコンパクトケース採用
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- Apexなどで200fps以上を狙える性能
- ゲーミングPCをAI用途にも使いたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:144~220fps |
フォートナイト | 低画質:240fps以上 |
VALORANT | 低画質:300fps以上 |
FRGKLB760M/SG1はフロンティアから発売されている、ミニタワーのゲーミングPCです。
CPUは「Core i5-14400F」、グラボには「Radeon RX 7600」を採用しており、小型ながらフルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
また、Radeonのフレームレート生成機能AFMFを使えば、多少遅延はありますがフレームレートを大きく伸ばすことも可能です。
SSDは1TBを標準搭載しているのもポイント。スクショやプレイ動画を大量に保存したい人も安心です。
ケースのカラーバリエーションは黒と白。スモーク加工の強化ガラスと光るケースファンが印象的なデザインです。
マウスコンピューター G-Tune PG-I5G60
信頼のゲーミングPCメーカー!フルHD向けの小型モデルがほしいならコレ
おすすめ度:3
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅178×奥行き395×高さ285mm |
電源 | 750W |
- フルHD向けのミニタワータイプ
- 取っ手付きで移動させやすい
- SSDを1TB搭載
- 高画質でゲームをプレイしたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:200~270fps |
フォートナイト | 低画質:200~300fps |
VALORANT | 低画質:200~300fps |
PG-I5G60は、マウスコンピューターのG-Tuneから販売されているハンドル付きの小型ゲーミングPCです。
構成はIntel最新のCPU「Core i5-14400F」、GPUにはエントリークラスの「GeForce RTX 4060」を搭載。
VARORANTやフォートナイトのような軽めのゲームなら、低画質設定で240fps以上を安定して維持できる性能を持っています。
独自のミニタワーケースを採用しており、重量は7.2kgとかなり軽量なのもポイント。ハンドルがついているので、デスクトップPCとしては持ち運びも楽になっています。
場所を取らない軽いゲーミングPCを探している方におすすめのモデルです。
【スリムタワー】小型ゲーミングPCのおすすめ
マウスコンピューター SH-I5G5A
スリムタワーでGPU搭載!マウスコンピューターの小型モデル
おすすめ度:3
タイプ | スリムタワー |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅100×奥行き390×高さ365mm |
電源 | 400W |
- スリムタワーながらGPUを搭載
- Intelの第14世代CPUを採用
- 横置きも可能
- 性能を重視する人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:60~100fps |
フォートナイト | 低画質:110~150fps |
VALORANT | 低画質:150~170fps |
幅が約100mmのスリムタワーモデルながら、GPUに「RTX 3050 6GB」を搭載したマウスコンピューターのエントリークラスモデル。
小型のケースはパーツが密集してしまうため熱を持ちやすいですが、SH-I5G5Aはエアフロー設計がしっかりしており、吸気ダクトにはダストフィルターも付いているので掃除もしやすくなっています。
一般向けのパソコンですが、メモリは16GB、SSDは500GBと標準的なゲーミングPCと同等の容量を搭載しているのもポイント。
デスクの上に置ける小型ゲーミングPCを探している人におすすめのモデルです。
【キューブ】小型ゲーミングPCのおすすめ
サイコム Premium-Line B650FD-Mini/T/A
高さ218mmのコンパクトモデル!ハイスペックグラボも搭載可能な超小型ゲーミングPC
おすすめ度:4
タイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Ryzen 7 9700X |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅153×奥行き343×高さ218mm |
電源 | 650W |
- 高さが僅か218mmとコンパクト
- インテリアに馴染みやすいデザイン
- RTX 4070 Ti SUPERまでカスタマイズ可能
- 特になし
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:200~230fps 高画質:144fps |
フォートナイト | 低画質:300fps |
VALORANT | 低画質:280~320fps |
B760FD-Mini/T/D5は、AMDの最新世代CPU「Ryzen 7 9700X」を搭載したサイコムの小型ゲーミングPCです。
高さが218mmと超小型なケースを採用しているのが特徴。ウォルナット無垢材とアルミニウムで作られたFractal Design製のケースはインテリアにも馴染みやすく、おしゃれなデザインです。
見た目だけではなく、グラボには「RTX 4060」を標準搭載し、フルHDなら画質を調整すればほとんどのゲームをプレイできる性能があります。
また、電源をカスタマイズすれば「RTX 4070 Ti SUPER」を選択できるのもポイント。グラボをアップグレードすればWQHD以上の高解像度でゲームをプレイすることもできます。
SSDも1TBを標準搭載しているので、小型でもハイスペックなゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルです。
アーク arkhive Gaming Alliance GN-I7G47Z
ASRockとのコラボモデル!小型ながら高性能なゲーミングPC
おすすめ度:4
1TBタイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 4070 |
メモリ | 32GB(DDR5) |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 約幅247×奥行き368×高さ215mm |
電源 | 750W |
- NoctuaのCPUクーラーを採用
- WQHDでもゲームが快適にプレイできる
- DDR5メモリを32GB搭載
- 予算が25万円以下の人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:240~280fps |
フォートナイト | 低画質:300fps以上 |
VALORANT | 低画質:300fps以上 |
パソコンショップarkとASRockのコラボモデル。Intelの第14世代CPU「Core i7-14700F」を搭載したキューブ型ゲーミングPCです。
コンパクトなキューブ型のケースを採用していながら、WQHDでもゲームをプレイできるGPU「RTX 4070」を標準搭載しているのがポイント。
フォートナイトのフルHD・パフォーマンスモードでは、300fps以上の非常に高いフレームレートでプレイできます。
フルHD環境なら高画質設定でもゲームを快適にプレイできるので、デスク周りのスペースが少ない方におすすめな、コンパクトでコスパのいいゲーミングPCです。
セブン ZEFT Z45XB
美しいデザイン!デスク周りをおしゃれにしたいならコレ
おすすめ度:4.5
タイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅205×奥行き460×高さ350mm |
電源 | 650W |
- 部屋の雰囲気を崩さないデザイン
- 高性能な最新CPUを搭載
- 左サイドパネルは強化ガラス製
- 予算が20万円以下の人
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タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:200~230fps 高画質:144fps |
フォートナイト | 低画質:300fps |
VALORANT | 低画質:280~320fps |
Rust | 低画質:70fps |
パソコンショップセブンのZEFT Z45XBは、Intelの第14世代CPU「Core i7-14700KF」を搭載した小型ゲーミングPCです。
GPUには消費電力が非常に低い「RTX 4060 Ti」を採用しているので、温度も控えめで扱いやすくなっています。
細かいメッシュ仕様のサイドパネルは開閉がしやすく、お手入れも簡単。左サイドパネルは強化ガラス製になっているのでLEDライティングを楽しむこともできます。
インテリアに馴染むケースをお探しの方や、フルHD環境でゲームをプレイする方におすすめのモデルです。
【超小型】小型ゲーミングPCのおすすめ
サイコム Radiant SDM3200B660
ペットボトルと同じ高さ!コンパクトなサイコムの超小型ゲーミングPC
おすすめ度:5
タイプ | 超小型 |
---|---|
CPU | Core i5-14400 |
グラボ | RTX 3050 6GB(要カスタマイズ) |
メモリ | 16GB(要カスタマイズ) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅168×奥行き219.3×高さ218.3mm |
電源 | 500W |
- 家庭用ゲーム機感覚で置ける
- シンプルなデザイン
- RTX 4060までカスタマイズできる
- ハイエンドモデルがほしい人
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タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:80~120fps |
フォートナイト | 低画質:150~170fps |
VALORANT | 低画質:150~170fps |
500mlペットボトルと同じぐらいの高さしかない超小型ゲーミングPCです。
オプションから無線LAN Wi-Fiキットも選べるので、無線でゲームをプレイしたい人におすすめ。
ただし、標準ではGPUがオンボードグラフィックスとなっているため、最低でも「RTX 3050 6GB」にカスタマイズしましょう。
フルHDで快適にゲームをプレイしたい方は、RTX 4060までアップグレードするのがおすすめです。
マルチモニターにも対応しているので、デュアルモニターを構築したい人にも向いています。
アーク arkhive Gaming Custom GC-A7R64S
わずか8リットル!静音ファン搭載の小型ゲーミングPC
おすすめ度:3
タイプ | 超小型 |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | Radeon RX 6400 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅168×奥行き236.1×高さ221.6mm |
電源 | 500W |
- 大容量のストレージ
- 高コスパなRyzen CPUを搭載
- 静音性に優れている
- 4Kなどの高画質モニターでゲームをしたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:100~144fps |
フォートナイト | 低画質:150~190fps |
VALORANT | 低画質:180~200fps |
省電力ながらマルチスレッド性能の高い「Ryzen 7 5700X」を採用した、超小型のゲーミングPC。
CPUクーラーは、静音と冷却性能の高いNoctuaのファンが搭載されています。通常時はもちろん、ゲーム時も比較的動作音が静か。
標準構成で採用されているのはロークラスのグラボである「Radeon RX 6400」ですが、より快適にゲームをプレイしたい場合は「RTX 4060」にカスマイズするのがおすすめです。
SSDは1TB搭載されているのでストレージの容量も十分。フルHDでカジュアルにゲームを楽しみたい方に適したモデルとなっています。
【ノート】小型ゲーミングPCのおすすめ
ASUS ROG Zephyrus G14 GA403UI
1.5kgのコンパクトボディ!RTX 4070を搭載したハイスペックモデル
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 9 8945HS |
GPU | Nvidia RTX 4070 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14.0インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.5kg |
OS | Windows |
- 約1.5kgと軽量
- RTX 4070搭載の高性能モデル
- 120Hzの有機ELディスプレイを採用
- 4K画質を楽しみたい人
AMDのCPU「Ryzen 9 8945HS」を搭載したASUSのハイスペックなゲーミングノートPCです。
ディスプレイサイズは14インチと小型モデルながら、解像度が2,880×1,800と高精細で、GPUには「RTX 4070」を搭載しているのが特徴。
フルHDなら十分な性能ですが高解像度ではGPUの負担が大きくなるので、ゲームを快適にプレイしたい場合は解像度や画質を落とすのがおすすめです。
約1.5Kgと非常に軽くて持ち運びがしやすいのもポイント。外出先や出張先でもカジュアルにゲームをプレイしたい方に適した小型モデルになっています。
ASUS ROG Flow X13 GV302XV
13.4インチのミニサイズ!外付けGPUでフルパワーモードにできる
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen 9 7940HS |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 13.4インチ/165Hz |
本体サイズ(タブレット) |
|
重量 | 約1.35kg |
- かばんに入れやすく便利
- タブレットのようにも活用できる
- 専用の外付けGPUに対応
- 単体で高性能なゲーミングノートPCが良い人
ASUS ROG Flow X13 GV302XVは、AMDのCPU「Ryzen 9 7940HS」を搭載した小型ゲーミングノートPCです。
このモデルの大きな特徴は、13.4インチという非常にコンパクトなボディ。小型のゲーミングノートPCは14インチがスタンダードですが、更に一回り小さくなっています。
GPUには「RTX 4060」を搭載しており、Apex LegendsのフルHDなら144fps以上のフレームレートを出すことも可能。
キーボードを回転させてタブレットのように活用もできるので、用途によって使い分けができる小型ゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
MSI Cyborg-14-A13VF-4164JP
スケルトンデザインを採用したRTX 4060搭載の小型ゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Core i7-13620H |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB(DDR5) |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.6kg |
- 約1.6kgと軽いので持ち運びやすい
- RTX 4060搭載でゲーム性能も高い
- 一部がスケルトンデザインの筐体
- 特になし
Cyborg 14 A13VはIntelの第13世代CPU「Core i7-13620H」を搭載したMSIの小型ゲーミングノートPC。
重量が約1.6kgと軽量ながら、GPUには「RTX 4060」を採用しており、Apex LegendsのフルHD・低画質設定なら200fpsを狙える性能があります。
ディスプレイ解像度はフルHDよりも縦に広いWUXGAを採用し、リフレッシュレートは144Hzとスタンダードなゲーミングモニターと同等なのもポイント。
MSIのゲーミングノートPCはパソコンショップarkならカスタマイズできるので、より快適に使いたいならメモリを32GBにアップグレードするのもおすすめです。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-4
高精細なディスプレイ!耐久性も高い14インチのゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPU | Core Ultra 7 155H |
GPU | RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.8kg |
- RTX 4050搭載
- 約1.8kgと軽量なボディ
- 小型ながら高い耐久性
- 144Hz以上のディスプレイが欲しい人
RL7C-R45-4はAI向けのNPUを内蔵したCPU「Core Ultra 7 155H」を搭載している、ドスパラの小型ゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 4050」を採用しており、ディスプレイは2880×1800の高精細な解像度と120Hzのリフレッシュレートに対応。
Apex LegendsならフルHD解像度の低設定なら120fps以上のフレームレートでプレイできます。
小型で2kg以下の軽量モデルながら、アメリカ国防総省のMIL規格に準拠したテストをクリアしているので耐久性が高いのもポイントです。
Wi-Fi 6EやThunderbolt 4も標準採用しているので、普段遣いもできるノートPCが欲しい方に適したモデルになっています。
【ポータブル】小型ゲーミングPCのおすすめ
ASUS ROG Ally RC71L-Z1512
約608gと超軽量!どこにでも持ち運べるポータブル型のゲーミングPC
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen Z1 Extreme |
---|---|
GPU | – – – |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 7インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約608g |
- 持ち運びしやすいポータブル型
- フルHD・120Hzの高速ディスプレイ
- 寝そべってゲームを遊べる
- 有名メーカーの安心感
- 画質を落としたくない人
- FPSゲームをメインで遊ぶ人
「ROG Ally」はASUSから発売されたポータブル型の小型ゲーミングPCです。
CPUには8コア16スレッドの「Ryzen Z1 Extreme」を採用しており、解像度をHDに落とせば快適にゲームをプレイできます。
GPUは未搭載なのでゲームを高画質で遊ぶのは難しく、スティック操作が基本になるためFPSゲームにはあまり向きませんが、ROG Allyの最大の魅力は携帯性の高さです。
ポータブル型だけに重さは約608gと非常に軽量。バッテリーも最大で10.2時間持つのでどこにでも持ち運んで、ゲームを遊べます。
また、軽い2Dゲームなら120Hzの液晶ディスプレイを十分活かせるのもポイント。
ベッドで寝そべって気軽にゲームをプレイしたり、ゲーミングPCの入門機としてもおすすめの小型モデルになっています。
専用外付けGPUについてなど、ASUS ROG Allyのより詳細な情報を下記の記事にまとめているのでチェックしてみてください。
ASUS ROG Ally X RC72LA-Z1E24G1T
新型ROG Ally!メモリ24GB搭載の高性能ポータブルゲーミングPC
おすすめ度:4
CPU | Ryzen Z1 Extreme |
---|---|
GPU | – – – |
メモリ | 24GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 7インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約678g |
- ROG Allyの高性能モデル
- 大容量のメモリとSSDを搭載
- バッテリーが最長11.7時間持つ
- 重量級のゲームをプレイしたい人
「ROG Ally X」は小型のポータブルゲーミングPCとして人気のASUS ROG Allyの新型モデルです。
CPUはROG Allyと同じですが、メモリが24GBに増量され、内蔵グラフィックス用に最大8GB分を割り当てられるようになったため、ゲーム性能も向上しています。
また、ROG Ally用に作られたソフトウェア「Armoury Crate SE」を使えばゲームごとにパフォーマンスを調整することも可能です。
冷却システムの改良もあり、ROG Allyよりやや重量は増えたもの約678gと十分に軽量。バッテリー持ちも最大11.7時間と長くなっています。
1TBのSSDを標準搭載するなどマイナーチェンジに留まらず、ROG Allyより進化しているので、高性能なポータブルゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
Lenovo Legion Go
最大144Hzに対応!持ちやすさを追求したポータブルゲーミングPC
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen Z1 Extreme |
---|---|
GPU | – – – |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 8.8インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約854g |
- 持ち運びしやすいポータブル型
- WQXGA・144Hzに対応
- 握りやすいコントローラー
- 小さめのモデルがほしい人
- 予算10万円以下の人
「Lenovo Legion Go」はLenovoから発売されているポータブルゲーミングPCです。
8.8インチのディスプレイは最大144Hzに対応。なめらかな映像と素早いレスポンスで、より快適なゲームプレイが楽しめます。
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用したコントローラーは、すんなりと手に馴染み、長時間プレイしても疲れにくいのも大きな特徴です。
机に固定してプレイしたり、外に持ち出して気軽にプレイするのにおすすめなモデルです。
MSI Claw A1M-002JP
Intel製のCPUを搭載!タッチ操作も可能なMSIのポータブルゲーミングPC
おすすめ度:3
CPU | Core Ultra 7 155H |
---|---|
GPU | Intel Arcグラフィックス |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 7インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約675g |
- NPUを搭載したCore Ultra 7を採用
- 持ちやすいコントローラー
- SSDを1TB標準搭載
- 重いゲームをプレイしたい人
- FPSゲームを遊びたい人
「Claw A1M-002JP」はMSIから発売されたばかりのポータブルゲーミングPC。
ポータブルゲーミングPCはAMDのRyzenを搭載していることがほとんどですが、Claw A1MはIntelのCoreシリーズを採用しているのが特徴です。
「Core Ultra 7 155H」は内臓グラフィックスに「Intel Arcグラフィックス」を備えており、モンスターハンター:サンブレイクのような軽めのゲームなら設定を調整すれば60fps以上でプレイできます。
7インチのディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレートに対応。タッチ操作ができるのもポイントです。
外出先でも軽めにゲームをプレイしたいという方におすすめのモデルになっています。
小型ゲーミングPCを自作するなら「ベアボーンキット」がおすすめ
ベアボーンキットとは、PCケースとマザーボード・電源など一部のPCパーツが組み立てられた状態で販売されているパソコンキットのこと。
- 性能に関わる主要なパーツを自分で決められる
- 組み立ての手間が省ける
- 初心者でも簡単に組み立てられる
といったメリットがあります。
ベアボーンキットは、キューブ型や超小型の製品が多く、省スペースなモデルを探している人にぴったり。
人気なのはASRockのDeskMeetで、最長200mmのグラボも搭載できるため、ゲームを快適にプレイしたい人にも向いています。
高性能な小型PCのMinisforum
Minisforumは高性能な小型PCを製造している香港を拠点にしたメーカーです。
Ryzen 9 7940HSとRadeon 780Mを搭載した「UM790Pro」は、約幅130×高さ126×厚み52.3mmと非常にコンパクト。
CPUの内蔵グラフィックスを使用していますが、Apex Legendsなら設定を下げれば80fps程度でプレイできる性能があります。
デスク上にも簡単に置けるサイズを考慮すると十分高い性能をもっているので、普段使いや2台目のパソコンとしてもおすすめです。
小型ゲーミングPCのよくある質問
ゲーミングPCでPS5に近いサイズのケースはどれ?
PS5のサイズは型番によって異なり、旧型のディスクドライブ搭載モデルでは約幅390×高さ104×奥行き260mm、重量は約4.5kg。
新型はよりスリムで、約幅358mm×96mm×216mm、重さは約3.2kgになっています。
小型のゲーミングPCとPS5を比較すると縦置きした場合は、スリムタワーとサイズ感が最も近いです。
ミニPCにグラボは追加できる?
小型のゲーミングPCにもミニタワー、キューブなど種類があるため一概には言えませんが、グラボを追加することは可能です。
ケースの奥行きや構造にもよりますが、基本的に搭載できるのはサイズが小さいエントリーからミドルクラスのグラボになっています。
ハイスペックなグラボは大型化しているため、搭載するのは難しいです。もし、追加を検討する時は、必ずケース内のスペースとグラボのサイズを確認してください。
なお、ミニPCのなかにはMinisforumの「EliteMini B550」のように、ドックを使用することでグラボを外付けできるモデルも稀にあります。
ミニPCとゲーミングノートPCならどっちが買い?
ミニPCとゲーミングノートPCは、省スペースという点では大きな差はありません。
ただ、付属しているキーボードを使うのが前提のゲーミングノートPCに対し、ミニPCは自分に合ったタッチのキーボードを使えるというメリットがあります。
一方で、ゲーミングノートPCはミニPCよりもスペックやデザイン、価格の面などで選択の幅が広いのがメリットです。
これらのメリットとデメリットを考慮して、選ぶことをおすすめします。
ポータブルゲーミングPCと小型ゲーミングPCはどちらが安い?
小型ゲーミングPCよりもポータブルゲーミングPCのほうが圧倒的に安価です。
本体価格もさることながら、キーボードやモニターも必要ないので周辺機器にかかる予算も抑えられます。
ただし、ポータブルゲーミングPCはGPUが搭載されていないため、ゲームを高画質でプレイするのには向きません。
綺麗なグラフィックで遊びたい、144fps以上のフレームレートを安定して出したい場合はゲーミングPCを選択するのがおすすめです。
小型ゲーミングPCのおすすめ総評
今回は、小型ゲーミングPCをデスクトップ・ノートに分けて紹介しました。
シンプルかつおしゃれなデスクトップPCがほしいなら「サイコム Premium-Line B650FD-Mini/T/A」、持ち運びやすい軽量コンパクトなノートPCがほしいなら「ASUS ROG Flow X13 GV302XV」がおすすめです。
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