「VRChat」はユーザーがワールドやアバターがアップロードできるソーシャルVRプラットフォームです。
VRChatは利用するモードやイベントの規模によって重さが変わるため、快適にプレイするなら高性能なGPUを搭載したゲーミングPCが必要になります。
本記事ではVRChatを快適にプレイできるスペックについて独自調査。VRChat向けのゲーミングPCおすすめモデルも紹介していきます。
VRChatの必要最低スペック
パーツ名 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 64bit Windows 11 64bit |
CPU | Intel Core i5-4590 AMD FX 8350 同等以上 |
GPU | 4GB RAM |
メモリ容量 | GeForce GTX 970 Radeon R9 290 |
ストレージ容量 | 1GBの空き容量 |
SteamにあるVRChatのページに記載されている必要最低スペックはこのようになっています。
GTX 970は2014年に発売された10年以上前のGPUです。性能的にはGTX 1650に近いので現在ではエントリークラスに位置します。
CPUも同様に10年以上前のモデルになるので、現在のゲーミングPCであればエントリークラスでも最低スペックは満たすことが可能です。
ただ、あくまでVRChatを動かすことはできるという構成でしかないので、必要最低スペックを参考にするのは避けましょう。
ちなみにVRChatはMacには対応していません。
VRChatの推奨スペックと解像度別おすすめグラボ
推奨スペック
SteamにあるVRChatのページには推奨スペックが書かれていません。
これはVRChatが一般的なゲームとは違い、参加するワールドや他の人のアバターによって重さが異なるためです。
ただ、Steamのページに記載されているのとは別にVRChatのヘルプセンターに必要スペックが載っていたので、こちらも引用しておきます。
パーツ名 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10、Windows 11 |
CPU | Intel Core i5 4590 AMD FX 8350 同等以上 |
GPU | GeForce GTX 970 Radeon R9 290 同等以上 |
メモリ容量 | 4GB RAM |
DirectX | Version 11 |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続(25メガビット以上) |
ストレージ容量 | 21.5GB(アプリケーション用に約1.5GB、残りはコンテンツキャッシュ用) |
CPUやGPU、メモリ容量の構成はSteamの情報と同じですが、ストレージ容量が大きくなっているので、21.5GB以上を目安にしましょう。
なお、下記は現在主流のPCパーツで構成したVRChatを快適にプレイできるスペックの目安です。
フルHD・4Kで分けているので、気になる方はこのまま下へスクロールしてみてください。
フルHD
パーツ名 | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-14400 AMD Ryzen 5 7500F 以上 |
GPU | GeForce RTX 4060以上(デスクトップモード) GeForce RTX 4060 Ti 16GB以上(VRモード) |
メモリ容量 | 16GB以上(デスクトップモード) 32GB以上(VRモード) |
VRChatにはデスクトップモードとVRモードがあります。
デスクトップモードは動作に制限がある代わりに負荷が軽いです。一方で、メインとなるVRモードはより高負荷なのでメモリは最低でも32GB以上用意しましょう。
VRChatは参加するワールドやイベントの規模で負荷が変わるため、CPUに関してはCore i7以上のコア数が多いモデルを選ぶのもアリです。
また、VRChatはVRAMが重要なので、8GB以下のGPUは避けて、できる限り容量に余裕があるモデルを選びましょう。
4K
パーツ名 | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7-14700F AMD Ryzen 7 9700X以上 (可能ならRyzen 7 9800X3Dなどの3Dモデル) |
GPU | GeForce RTX 5070 Ti以上 |
メモリ容量 | 64GB以上 |
VRChatを高精細な4Kでプレイしたい場合はできる限り新しいCPUやGPUを選ぶのがおすすめです。
RTX 5070 TiはVRAMが16GB搭載されており、上位のRTX 5080と容量自体は同じになっています。
メモリについては大規模イベントにも参加できるように64GB以上を搭載しておくとひとまずは安心です。
VRChatはユーザー側でワールドやアバターをアップロードできる仕様上、多くを望めば必要なスペックは際限なく上がります。
デスクトップモードでカジュアルに遊ぶならさほど高性能でなくても大丈夫ですが、VRモードで様々なイベントを楽しみたい場合は可能な限りハイスペックなゲーミングPCを選びましょう。
VRChatをするならNVIDIA GeForceとAMD Radeonはどっちを選ぶべき?

VRChatをプレイするならGeForceを選ぶのがおすすめです。
RadeonはGeForceよりVRAM容量が大きく、価格が安い傾向にあるため、普通にゲームをする分にはコスパは悪くありません。
ただ、VRChatはRadeonでは一部のデバイスに問題が生じる可能性があります。以前はRadeonだとシェーダー周りの不具合も確認されていました。
現在は改善されてきているようですが、トラブルの回避方法を探れるPCやシステム関係の知識がある人はともかく、安定してVRChatを遊びたいならGeForceを選ぶのが無難です。
VRChatに必要なメモリ容量は?

VRChatに必要なメモリ容量は32GB以上です。
16GBでもデスクトップモードであればVRChatは遊べますが、VRモードになれば負荷が大きくなるため最初から32GB以上を搭載しておいたほうが安心できます。
大規模なイベントに参加するつもりなら、32GBでも足りなくなる可能性が高いので、64GB以上も検討しましょう。
一般的なゲームでは過剰にメモリが多くてもオーバースペックになるだけですが、VRChatはGPUのVRAM、物理メモリ両方を大量に使うので、余裕があるに越したことはありません。
VRChatにおすすめなゲーミングPC
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T
フルHD向け!カジュアルにVRChtaをするならおすすめのモデル
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- デスクトップモードなら標準構成でもプレイ可能
- フルHDならほかのゲームは快適に遊べる
- 翌日出荷対応
- VRモードをサクサク遊びたい人
ドスパラのガレリアから販売されているコスパがいいゲーミングPC。
CPUに「Core i5-14400F」、GPUには「RTX 4060 Ti」を搭載している定番構成で、フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイできる性能があります。
VRChatのVRモードをするにはGPUのVRAMが少し物足りないですが、負荷の軽いデスクトップモードなら十分遊ぶことが可能です。
予算に余裕があるならメモリは32GBやストレージは1TB以上にアップグレードしましょう。
カジュアルにVRChatを始めてみたい人や、PCでゲームを遊んでみたいという方におすすめのコスパに優れたゲーミングPCになっています。
ドスパラ GALLERIA RM7C-R57
最新のRTX 5070搭載!VRモードをやってみたいならコレ
おすすめ度 4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 5070(12GB) |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 750W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- 最新のRTX 5070(12GB)を搭載
- メモリをカスタマイズすればVRモードもできる
- WQHD以上でもゲームが快適
- ミドルタワーモデルが欲しい人
VRChatのVRモードもやってみたいという方は高性能な最新GPUを搭載したゲーミングPCがおすすめ。
Intelの第14世代CPU「Core i7-14700F」と最新のミドルハイGPU「RTX 5070」を採用しており、WQHDでもゲームをプレイできる性能があります。
メモリを32GB以上にカスタマイズすれば、VRChatのVRモードを始めることも可能です。合わせてストレージも1TB以上にアップグレードしましょう。
VRChatのVRモードで、20人程度の中規模イベントを遊んでみたいという方におすすめのモデルです。
ドスパラ GALLERIA ZA7R-R58
Ryzen 7 9800X3D搭載!最新のGPUと組み合わせたハイエンドゲーミングPC
4.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RTX 5080(16GB) |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 1000W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- VRAM16GB搭載のRTX 5080を採用
- 4K画質でもゲームをプレイ可能
- メモリを64GBにすれば大規模イベントにも参加できる
- 予算が限られている人
現行でも最強クラスのCPUとGPUを搭載したドスパラのハイエンドゲーミングPCです。
CPUはL3キャッシュを増量したゲーム特化の「Ryzen 7 9800X3D」、GPUには16GBのVRAMを搭載したハイエンドの「RTX 5080」を組み合わせています。
重量級のゲームでも高精細な4Kでプレイでき、フルHD環境なら300fps以上の高いフレームレートも出せる構成です。
メモリも32GBと普通のゲームなら余裕のある容量ですが、VRChatで大規模イベントに参加するなら64GB以上にカスタマイズするのもおすすめです。
VRChatはほかのゲームと違って必要なスペックに際限がないので、どこまでの性能を求めるか考えてから選びましょう。
VRChatはノートパソコンでもできる?

VRChatのデスクトップモードであれば、GPUを搭載したゲーミングノートPCならプレイできます。
ただ、VRモードで楽しみたいという場合はノートパソコンはおすすめしません。
VRChatのVRモードは負荷が高く、最適化も難しいため、スペックと冷却性能がデスクトップに劣るノートパソコンでは快適に遊ぶのは難しいからです。
デスクトップモードでいいから外出先でもVRChatを遊びたいなど理由がなければ、デスクトップのゲーミングPCでのプレイをおすすめします。
コメント