予算100万円のパソコンは少し前まではワークステーションモデルくらいで、ゲーミングPCではほとんど見かけませんでした。
しかし、RTX 5090が販売開始されてからは業界最大手のドスパラでも100万円に近いゲーミングPCがラインナップされています。
予算100万円のゲーミングPCは当然誰にでも買えるものではありません。ゲームをプレイするだけではオーバースペックです。
本記事では予算100万円のゲーミングPCがどんな方に向いているのか解説し、おすすめのモデルも紹介していきます。
予算100万円で買えるゲーミングPCってどれくらいのスペックがあるの?
予算100万円で買えるゲーミングPCは、ゲームはもちろん配信、動画編集なども快適にできる現行で最強のスペックがあります。
予算100万円のゲーミングPCであれば現在であれば最強のGPUである「RTX 5090」が搭載されているため、重量級タイトルでも高精細な4K解像度で100fpsを出すことが可能。
CPUも最強クラスのゲーム性能を持つ「Ryzen 9 9950X3D」か、24コアとマルチスレッド性能が高い「Core Ultra 9 285K」など現行で最高峰のモデルを組み合わせています。
また、メモリは64GB、ストレージも2TB以上の大容量を標準搭載していることが多く、10Gbの有線LANを備えているモデルもあるなど、あらゆる面で非常にスペックが高いです。
予算100万円のゲーミングPCはゲームをプレイするためだけに選ぶモデルではありませんが、なにをやるにも快適な最強のスペックをもったモデルが手に入ります。
予算100万円で買えるゲーミングPCのおすすめモデル
ドスパラ GALLERIA UE9R-R59
ドスパラの100万円台モデル!RTX 5090を搭載した最強のハイエンドゲーミングPC
5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 285K |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ容量 | 64GB |
SSD容量 | 2TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 1200W |
- 現行最強のRTX 5090を搭載
- 4K解像度でも100fps以上を出せる
- ほかのガレリアとは違う特別なケース
- 10Gbにも対応したLANポートを備える
- 大きなパソコンを置くスペースがない人
ドスパラが販売している現行最強のGPU「RTX 5090」を搭載した100万円クラスのハイエンドゲーミングPC。
RTX 5090は、フレームレート生成なしでもサイバーパンク2077のような重量級タイトルでも高精細な4Kで100fpsがだせる非常に高い性能があります。
加えてRTX 50シリーズはDLSS4とマルチフレーム生成を使用できるので、モンハンワイルズのように対応しているタイトルであれば更にフレームレートを伸ばせるのもポイント。
CPUにもゲーム性能が最強クラスの「Core Ultra 9 285K」を搭載し、メモリ、ストレージも豊富なスキのない構成です。
ケースのデザインも通常のガレリアとは違うおしゃれな特別仕様になっているので、予算を100万円まで出せるのであれば検討してみてください。
マウスコンピューター G-tune FZ-I9G90
Core Ultra 9 285Kを搭載したマウスコンピューターの最上位モデル
おすすめ度:4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 285K |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- 予算100万円クラスのなかでは安い
- 4Kでもゲームをプレイできる性能
- 通常保証が3年と長い
- ゲーム性能が高いCPUが欲しい人
マウスコンピューターのG-tuneから販売されている予算100万円クラスのハイエンドゲーミングPC。
IntelのハイエンドCPU「Core Ultra 9 285K」を採用しており、ゲーム性能においてはRyzenのX3Dシリーズに劣るものの24コアと非常に高いマルチスレッド性能を持っています。
100万円台のモデルなので当然GPUは最強の「RTX 5090」を組み合わせており、ゲームを快適にプレイできるのはもちろん、動画配信や編集もできるハイスペックモデルです。
標準でメモリは64GB、SSDも2TBを搭載していますが、100万円台としては安めのゲーミングPCなのでさらにストレージを追加するなどカスタマイズをするのもおすすめ。
標準で3年の通常保証もついていますが、予算100万円台のゲーミングPCなら技術者が修理訪問するオンサイト保証に入るのも手です。
パソコンショップセブン ZEFT R61AHB
メモリとストレージが非常に多い!パソコンショップセブンのハイエンドゲーミングPC
おすすめ度:4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 7 9950X3D |
グラボ | RTX 5090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 2TB × 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 1200W |
- 2TBのSSDを2つ搭載
- メモリが64GBと大容量
- Windows11 Proを標準で採用
- 5Gb以上の有線LANが欲しい人
予算100万円でカスタマイズ性も重視したいならパソコンショップセブンのゲーミングPCがおすすめです。
現行最強のゲーム性能を持つ「Ryzen 9 9950X3D」と「RTX 5090」を組み合わせたハイエンドゲーミングPCで、Windows11 Proを標準搭載しています。
パソコンショップセブンは大手では少ない100万円台のゲーミングPCが複数ラインナップしており、カスタマイズ性が高いのがポイント。
本モデルは標準でもメモリ64GB、2TBのSSDを2台搭載しているなど大容量ですが、更にカスタマイズで3台目のストレージを追加することも出来ます。
マザーボードやグラボのメーカーを選ぶこともできるので、カスタマイズ性の高い100万円台のゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
予算100万円で買えるゲーミングノートPCのおすすめモデル
ドスパラ GALLERIA UL9C-R59-8A
予算100万円以内で買える!ドスパラの最新ゲーミングノートPC
おすすめ度:4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 275HX |
GPU | RTX 5090 |
メモリ容量 | 64GB |
SSD容量 | 2TB |
解像度 | 2560 X 1600 |
リフレッシュレート | 240Hz |
画面サイズ | 18インチ |
本体サイズ | 約幅405×奥行き323×高さ37mm |
バッテリー駆動時間 | 約4時間(動画再生時) 約7.4時間(アイドル時) |
重量 | 約4.0kg |
- RTX 5090を搭載したハイエンドモデル
- メモリとストレージが大容量
- 240Hzの超高速リフレッシュレートに対応
- 16インチクラスのモデルが欲しい人
予算100万円以内で買えるドスパラの現行最強クラスの性能を持ったハイエンドゲーミングノートPC。
CPUは「Core Ultra 9 275HX」、GPUにはノート版の「RTX 5090」を組み合わせており、Apex Legendsであれば高精細な4Kでも144fps以上を狙える性能があります。
メモリは64GB、ストレージも最新のGen5 SSDを2TBと大容量を標準搭載しているのもポイント。
ディスプレイは240Hzの超高速リフレッシュレートを備えていますが、並のゲーミングデスクトップPCより高性能なので余った予算で4Kのゲーミングモニターを購入して併用するのもおすすめです。
マウスコンピューター G TUNE H6-I9G90BK-C
水冷BOXを備えるマウスコンピューターのハイエンドゲーミングノートPC
おすすめ度:4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 275HX |
GPU | RTX 5090 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
解像度 | 2560 X 1600 |
リフレッシュレート | 300Hz |
画面サイズ | 16インチ |
本体サイズ | 約幅357×奥行き254×高さ25.9mm(本体) |
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間(動画再生時) 約9.5時間(アイドル時) |
重量 | 約2.58kg |
- 300Hzのリフレッシュレートに対応
- 水冷BOXとのハイブリッド冷却
- メモリとストレージをカスタマイズできる
- 持ち運びやすいゲーミングノートPCが欲しい人
安定して性能を維持できる予算100万円台のゲーミングノートPCが欲しいならマウスコンピューターのハイブリッド冷却モデルがおすすめです。
ノートPCは筐体が狭いため排熱がどうしてもデスクトップPCに劣りますが、本モデルは水冷BOXを外付けすることでより高い冷却性能を持たせています。
高負荷時での温度を抑え、性能を維持できるだけではなく、静音性も高いのがポイント。加えてカスタマイズで2つ目のストレージを追加することもできます。
CPUは「Core Ultra 9 275HX」、GPUは「RTX 5090」の最強ハイエンド構成ですが、予算100万円台としてはメモリがストレージがやや控えめです。
予算を100万円まで出せるならメモリを64GB、ストレージを2枚とも2TB以上にするなど自分好みにカスタマイズしましょう。
ASUS ROG Strix SCAR 18 G835LX
モンハンワイルズも快適!ASUSの100万円以内のハイエンドモデル
おすすめ度:4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 275HX |
GPU | RTX 5090 |
メモリ容量 | 64GB |
SSD容量 | 2TB |
解像度 | 2560 X 1600 |
リフレッシュレート | 240Hz |
画面サイズ | 18インチ |
本体サイズ | 約幅399×奥行き298×高さ23.5~32mm |
バッテリー駆動時間 | – – – |
重量 | 約3.3kg |
- スタイリッシュなデザイン
- mini LED採用の高性能ディスプレイ
- メモリが64GBと大容量
- シンプルなデザインのモデルが欲しい人
予算100万円以内でゲーミングノートPCらしいデザインのモデルが欲しいなら、ASUSの「ROG Strix SCAR 18」がおすすめです。
「Core Ultra 9 275HX」と「RTX 5090」を組み合わせたハイエンドモデルで、非常に重いモンハンワイルズを快適にプレイできると公式で動作確認されています。
mini LEDと240Hzの超高速リフレッシュレートを備えた高性能ディスプレイを採用しているのもポイント。
底面にはAura RGBライトバー、天板にアニメーションを流せるLEDを備えるなど、ゲーミングらしい仕様になっています。
ツール不要でメモリやSSDにアクセスできるなどゲーミングノートPCとしてはメンテナンス性も高いので、予算100万円まで出せるならおすすめのモデルです。
予算100万円で買えるゲーミングPCはどんな人向け?
予算100万円で買えるゲーミングPCはプロの配信者やクリエイティブな作業をする方向けになります。
RTX 5090は価格だけではなく、消費電力の目安であるTDPが575Wと非常に高くて扱いが難しく、ゲームをプレイするだけではスペックを持て余す可能性が高いです。
また、Ryzen 7 9800X3Dと上位モデルにあたるRyzen 9 9950X3Dはゲーム性能に関してはほとんど変わりません。
加えて、Ryzen 9のX3DシリーズはCPUの構造上、スペックを活かすためにはGame Barでゲームファイルの指定が必要になることもあります。
特になんの設定も必要なく手軽にスペックを引き出せるRyzen 7 9800X3Dのほうが一般のゲーマーには扱いやすいです。
ゲーミングPCはハイエンド構成になるほどコスパは悪化します。予算100万円の最強モデルも次世代では取って代わられるため、仕事で必要、所有欲を満たしたいなど理由がある方向けです。
コメント