2024年11月のゲーミングPCおすすめモデルをチェック

【超爆速】FireCuda 520レビュー|PCIe 4.0対応のゲーマー・クリエイター向けM.2SSD

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今回レビューするのは、Seagate様より発売の『FireCuda 520

PCIe 4.0に対応した、プロレベルのゲームプレイにも耐えられる高速M.2SSDです。

TBW(総書き込み容量)が最大3600TBW、MTBF(平均故障間隔)が最大180万時間と、非常に優れた耐久性を持っているのが魅力。

本記事では、PCIe 3.0の環境ではどの程度の性能なのか検証しているほか、初心者向けに分かりやすく性能を解説しているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

FireCuda特設ページはこちらから

Seagate様より製品をご提供いただいております

2024年11月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル XL7C-R45XL7C-R45-5 RM5C-R46TRM5C-R46T ILeDEs-R779-L137C-UL2XBILeDEi-M77M-A147F-TT1XB
価格 189,979円(税込) 185,980円(税込) 264,800円(税込)
CPU Core i7-13700H Core i5-14400F Core i7-14700F
GPU RTX 4050 RTX 4060 Ti RTX 4070 SUPER
目安fps/画質 ~120fps/フルHD ~180fps/フルHD ~240fps/フルHD~4K
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
抜群のコスパと魅せるデザインLEVELθ (レベル シータ)ゲーミングPC 【パソコン工房】
目次

FireCuda 520のスペック・特徴

FireCuda 520 1TBのスペック
容量500GB/1TB/2TB
フォームファクタM.2 2280
インターフェースPCIe Gen4 ×4
最高シーケンシャル読み込み速度5,000MB/秒
最高シーケンシャル書込み速度4,400MB/秒
最大TBW3600TBW
最大MTBF180万時間
保証期間5年
FireCuda 520のスペック(PCIe4.0環境下の場合)

FireCuda 520』の特徴をまとめました。

気になる特徴がある場合は、下記リストをクリックすると読み飛ばせます。

高速PCIe4対応|PCIe3.0でも使えるの?実際に検証してみた

FireCuda 520』と他社製品を比較してみました(実際に使用した結果は表の下に記載)。

速度はSamSung 980 PROに劣るものの、ほかの製品と比べて価格が安い上にTBWも頭一つ抜けた性能であることが分かります。

並び替えできます

製品 価格 容量 最高読み込み速度 最高書き込み速度 最大MTBF 最大TBW
SamSung 980 PRO 24,978 1TB 7,000MB/秒 5,000MB/秒 150万時間 600TBW
Corsair Force Series MP600 21,073 1TB 4,950MB/秒 4,250MB/秒 170万時間 1800TBW
Seagate FireCuda520 18,867 1TB 5,000MB/秒 4,000MB/秒 180万時間 3600TBW
ADATA XPG GAMMIX S50 Lite 14,980 1TB 3,900MB/秒 3200MB/秒 200万時間 740TBW
たぶーら

MTBF・TBWについてはこちらの見出しで解説しています!

ここで重要なのが、上記の表はPCIe4.0環境下での数値であること。

まだ新しくPCを組み立てていなかったり、前から使っているゲーミングPCでPCIe4.0に対応していなかったりする場合、PCIe3.0環境下での数値に変わる点に注意が必要です。

僕が使用しているマザーボードは、PCIe3.0に対応した「Taichi Ultimate Z390」なので、実際にどれぐらいの数値がでるか確かめてみます。

挿し込んでいるM.2SSDは「Samsung 970 EVO Plus」。『FireCuda 520』と比較してみましょう。

Samsung 970 EVO Plus

Samsung 970 EVO Plusの読み込み・書き込み速度

FireCuda 520

FireCuda 520の読み込み・書き込み速度

※上記画像にある結果は、Gen3環境下での数値を算出したデータです。FireCuda 520が持つ本来の性能(数値)ではないため注意。Gen4環境下であれば、更に速くなります

【PCIe4.0環境下】での数値を見たい方はこちら

たぶーら

PCIe3.0環境でもバッチリ動いてくれるのが分かります!

超耐久|平均故障間隔最大180万時間(MTBF)・総書き込み容量(TBW)最大3600TBW

先程の比較でもあったとおり、『FireCuda 520』は最大3600TBW、MTBFは最大180万時間です。

この数値は、M.2SSDの耐久性を意味します。

TBWとは?

TBWとは、SSDに書き込めるデータの総量。FireCuda 520の場合、3600TB書き込めます。TBWを超える書き込みを行った場合、故障や速度の低下などに繋がる恐れがあります。

MTBFとは?

MTBFとは、故障して修理を行った時点から、次に故障するまでの平均時間。FireCuda 520の場合、修理した時点から次に故障が起きるのは最大180万時間後です。

たぶーら

TBWはSSDの寿命、MTBFは故障する頻度ってコト!

無料でプロにおまかせ|データ復旧サービス「Rescue」が受けられる

Seagate独自のデータ復旧サービスRescue

何らかの原因でデータが飛んでしまったら、泣くしかないと思っている方が多いのではないでしょうか。

実はこの『FireCuda 520』。Seagateが行っているデータ復旧サービス「Rescue」の対象なので、お問い合わせすればプロに丸投げできます。

例えば、

  • うっかりデータを消してしまった
  • SSDを落としてしまった
  • 停電でデータが壊れた
  • 飲み物をこぼして壊れた

こんな場合でも、しっかりサポートしてくれます。

しかも、送料無料で製品を送る際も着払いOKという太っ腹ぶり。安心安全のサポート体制を受けられるので、データの破損が怖いイラストレーターやYoutuberなどの動画クリエイターの方などにもぴったりです。

データ復旧の成功率は95%と高確率なので、自分で復旧させるのが不安な方はぜひ利用してみてください。

たぶーら

素人がデータ復旧を行うと、ほかのデータに影響を及ぼす可能性も……。プロに任せられるサービスがあるのはめちゃくちゃ嬉しいポイントですね!

FireCuda 520のメリット・デメリット

FireCuda 520』のメリット・デメリットをまとめました。

デメリット
メリット
  • 価格は普通
  • 優れた耐久性能を持つ(最高3600TBW/180万時間もあるMTBF)
  • 無料でデータ復旧サービスを受けられる

目玉でもある、高耐久・高速という点はやはり大きなメリットです。が、この性能を享受できるのはPCIe4.0環境である人のみという点に注意が必要(ほかのPCIe4.0対応SSDにも同じことが言えるので、本製品固有の注意点ではないことを認識しておきましょう)。

また、ほかの製品と比べると安いほうではあるものの、価格帯は普通です。

悩んでいる方は、比較表をみて性能をもう一度チェックしてみてください。

FireCuda 520の評判・口コミ

FireCuda 520』の評判・口コミをまとめました。

他社製品と比較している方の画像をみると、性能の差はハッキリ。速度・耐久性を求めるなら、FireCuda 520で決まりです。

一方で、熱くなるという声も。M.2SSDを購入する際は、必ずマザボにヒートシンクが搭載されているかを確認しましょう。

たぶーら

本製品の目玉である速度と耐久性が高評価!

FireCuda 520の外観

FireCuda 520』の外観をまとめました。全長は約8.5cmです。

FireCuda520の全長は約8.5cm

裏側には容量などが記載されています。

FireCuda520の裏側。容量が記載されている

ちなみに、マザーボードに付属しているヒートシンクは別のM.2SSDにつけてしまっていたので、今回は長尾製作所様のヒートシンクを採用しました。

SamsungのM.2SSDを公式サポートしているため、ほかのM.2SSDに使う方は自己責任という点ご留意ください。

ヒートシンクには長尾製作所のセパレートヒートシンクを採用

FireCuda 520のよくある質問

FireCuda 520』のよくある質問をまとめました。

たぶーら

ご質問があれば、気軽に記事下のコメント欄へ!

ヒートシンクって必要?

お使いのマザーボードに標準で搭載されている場合は必要ありません。

搭載されていない場合は用意することをおすすめします。

今回、長尾製作所のヒートシンク『SMOP-SHS』を使用しましたが、問題なく使えているので、不安な方はこちらを購入してみてください。

FireCuda 510と520の違いって何?

FireCuda 520』はPCIe4.0対応で、『FireCuda 510』はPCIe3.0対応のM.2SSDです。

FireCuda 520』は3.0環境でも使用できるため、買い替えようとしている方のなかで、今後新しいPCを組まれる方は『FireCuda 520』がおすすめです。

FireCuda 520レビューまとめ

今回は、Seagate様の『FireCuda 520』をレビューしました。

PCIe3.0でも問題なく使用できるので、既存PCに組み込み → 後からPCIe4.0に対応した自作PCを組む際に移植という手段が取れます。

M.2SSDを増設するか悩む……という方にぴったりの製品です。

たぶーら

データが壊れた際に、復旧をプロに任せられるのも初心者にうれしいメリット!

以上、たぶーら( @daramemolog1202)でした。

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監修者

たぶーらのアバター たぶーら 運営者

ゲーミングPCやゲーミングデバイスのレビューを専門とする『だらメモろぐ』運営者。ApexなどのFPSゲームが好きなゲーマーでもあります。2018年からライターとして活動を開始し、2020年からは大手メディアのライターに転職。執筆で生活しています。
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