大手BTOメーカーであるマウスコンピューターのブランド「G-tune(ジーチューン)」。
親切なサポートに定評があり、初心者から上級者まで多くの人気を集めています。
本記事では、G-tuneのゲーミングPCおすすめモデルをデスクトップパソコン・ノートパソコンに分けてご紹介。
この記事を読むことで、ゲーム初心者からプロゲーマー用まで、幅広いモデルが揃うG-tuneの魅力がわかります。
なお、2025年最新のコスパ最強ゲーミングPCおすすめモデルを紹介した記事もあるので、あわせてどうぞ。

G-tune(ジーチューン)とは?

G-tuneとは、株式会社マウスコンピューターが運営するゲーミングPCブランドのこと。読み方はジーチューンです。
日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員であり、多くのプロゲーマーやストリーマーから高い支持を得ています。サポートが手厚いので一般ゲーマーからは、ドスパラに次いで人気のあるブランドです。
G-tuneのゲーミングPCはミドルタワーがなく、ミニタワーケースを採用したモデルが主流になっています。
上位にあたるフルタワーパソコンのサイズは約幅220×奥行き490×高さ501mmと大きめですが、その分性能もピカイチです。
また、2025年にはフルタワーパソコンのデザインを一新。約幅240×奥行き500×高さ510mm(突起物込み)のケースに変更され、冷却性能やライティング配置も見直されました。
ゲーミングPCの発送はおよそ4日~1週間程度かかりますが、「翌営業日出荷サービス」に対応しているモデルであれば、13時までの注文確定で翌営業日に出荷されます。
オンライン・直営店限定ゲーミングブランド NEXTGEAR

マウスコンピューターはG-tune以外にもECサイトと直営店限定でNEXTGEARというゲーミングPCを販売しています。
NEXTGEARはコスパに優れたゲーミングPCブランドです。手を出しやすい価格と性能のバランスを取るために、CPUにはAMD Ryzenシリーズを採用しています。
デスクトップはミニタワー型となっており、コスパ重視のRyzen 5 4500とRyzen 7 5700X搭載モデルや、ゲーム特化のRyzen 7 7800X3Dを採用したハイスペックなゲーミングPCを販売中です。
最近では最新CPUのRyzen 9000シリーズもラインナップに追加されました。GPUについてはNVIDIA GeForceが中心ですが、AMD Radeonを搭載したモデルも展開しています。
ほかにもゲーミングノートPCやおしゃれなホワイトモデル、ゲーミングデバイスとのセットモデルもラインナップされており、種類も豊富。
2025年1月30日にはBLEACHの人気キャラクター「涅マユリ」とのコラボモデルが台数限定で販売されたこともあります。
G-tuneよりも安価なのでコスパを優先する方や、AMD Ryzen搭載モデルが欲しい方におすすめのゲーミングブランドです。
2025年3月G-tuneのゲーミングPCおすすめ|デスクトップPC
マウスコンピューター G-Tune DG-A7A8X
高コスパ!フルHDなら200fpsも狙える最新のゲーミングPC
おすすめ度:4
CPU | Ryzen7 7800X3D |
---|---|
グラボ | Radeon RX 7800 XT |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- AMD製のパーツで統一されたモデル
- フルHDならほとんどのゲームをプレイ可能
- 大容量ストレージ搭載
- 4K画質でプレイしたい人
ゲーム性能の高さで知られるAMD製のパーツで構成された、初心者からベテランまで幅広いニーズに応えるG-tuneのミドルスペックゲーミングPC。
コスパの良いミドルクラスGPU「RX 7800 XT」が搭載されており、Apex Legendsではシーンにもよりますが200fps以上の高いフレームレートを出せる性能があります。
また、パソコンケース前面にHDMI端子が搭載されているのもポイント。背面に回らずに端子を差し替えられるので、デバイスの接続が便利になっています。
フルHD環境でゲームをプレイする方におすすめのゲーミングPCです。
2TB以上のHDDを追加(スクリーンショットや動画を保存する人向け)
マウスコンピューター G-Tune FG-A7G7T
メモリもストレージも十分!RTX 5070 Tiを搭載したハイスペックモデル
おすすめ度:4.5
CPU | Ryzen 7 9700X |
---|---|
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 2TB |
HDD | — |
電源 | 850W |
- 最新のRTX 5070 Tiを搭載
- 余裕のあるメモリとストレージ
- WQHDでも快適な性能
- フルHDで十分な人
- 早くゲーミングPCが欲しい人
AMDの最新CPU「Ryzen 7 9700X」とメモリ32GBを備えた配信も快適にできるG-tuneのハイスペックゲーミングPC。
GPUにも最新の「RTX 5070 Ti」を搭載しており、Apex LegendsではシーンにもよりますがWQHDでも280fps以上の高いフレームレートでプレイすることが可能です。
ほとんどのゲームをWQHDでプレイすることができ、タイトルによってはより高精細な4Kでのプレイも視野に入ります。
VRAMも16GB搭載しているので、ゲーム以外の用途でも使える高性能モデルが欲しい方にもおすすめのゲーミングPCです。
2TB以上のHDDを追加
マウスコンピューター G-Tune FG-A7G80
- 最新のCPUとGPUを搭載
- 4Kでのゲームも視野に入る性能
- メモリ不足の心配なし
- 予算を抑えたい人
- PCを置く場所を確保できない人
AMD最新のゲーム特化CPU「Ryzen 7 9800X3D」を搭載したG-tuneの新型フルタワーゲーミングPC。
GPUにも最新世代のハイエンドモデル「RTX 5080」を採用しており、高精細な4K解像度でもゲームをプレイできる性能があります。
一新されたケースは前モデルよりも大型化したものの、美しいスリットデザインに変わっており、LEDライティングも合わせてインテリア性が向上。
見た目が良くなっただけではなく、冷却性能も強化されており、加えてヘッドフォンホルダーを備えるなど機能性も上がっています。
ハイエンド構成のゲーミングPCらしく32GBの大容量メモリと、2TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。
高精細なWQHDや4Kでゲームをプレイしたり、動画編集などのクリエイティブな作業をする方におすすめの高性能なゲーミングPCです。
特になし(標準構成で十分なため)
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60【初心者におすすめ】
- 安価ながらRTX 4060を搭載
- カジュアルにゲームをプレイするには十分な性能
- SSDを1TB標準搭載
- 高性能CPUを搭載したモデルが欲しい人
マウスコンピューターのECサイト・直営店限定ゲーミングブランド「NEXTGEAR」のコスパのいいモデル。
AMDのCPU「Ryzen 5 4500」とミドルスペックGPU「RTX 4060」を組み合わせており、フルHD・低画質設定ならほとんどのゲームをプレイできる性能があります。
また、安価なモデルながら1TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。カジュアルにゲームをプレイするなら十分な構成です。
NEXTGEARシリーズはG-Tuneと比べてコスパ重視のブランドなので、ゲーミングPCを初めて買う方にもおすすめのモデルとなっています。
CPUをRyzen 7 5700Xに変更(フレームレートをより安定させたい人向け)
マウスコンピューター G-TUNE FG-A7A7X
AMD製パーツで統一!大容量ストレージ搭載のゲーミングPC
おすすめ度:4
CPU | Ryzen7 9800X3D |
---|---|
グラボ | Radeon RX 7700 XT |
メモリ | 32GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- AMD製パーツで統一されたモデル
- フルHD環境に適した性能
- 大容量ストレージを搭載
- 4Kなどの高解像度モニターでプレイしたい人
コスパの良さとゲーム性能の高さで人気のCPU「Ryzen7 9800X3D」と、GPUにはミドルハイクラスの「RX 7700 XT」を搭載したゲーミングPCです。
フォートナイトのフルHDなら、ほとんどのシーンで240fps張り付きでプレイ可能。
また、サイドパネルは標準でスモークガラス仕様なのもポイント。派手になりすぎず、高級感を演出したいという方にもぴったりです。
多くのゲーマーが使用しているフルHD環境に適したゲーミングPCで、大容量ストレージも備えているので、配信やクリエイター用途に使いたい方にもおすすめのモデルです。
2TB以上のHDDを増設(動画ファイルなどを保存したい方向け)
2025年3月G-tuneのゲーミングノートPCおすすめ
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
コスパ良好!RTX 4060を搭載したミドルクラスゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Ryzen 7 7840HS |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
画面サイズと画質 | 16インチ/165Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.34kg |
- RTX 4060を搭載
- WUXGA・165Hzのディスプレイ
- ゲーミングノートPCとしては安い
- 高フレームレートで遊びたい人
AMDのCPU「Ryzen 7 7840HS」を搭載したNEXTGEARのゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 4060」を採用。16インチのディスプレイは165Hzのリフレッシュレートに対応しているので、設定次第でなめらかな映像でゲームをプレイできます。
ディスプレイ解像度がWUXGAなのもポイント。フルHDより縦に広いので一度に閲覧できる情報が多くなっています。
ビジネス用途にもおすすめなコスパのいいゲーミングノートPCです。
SSDを1TB追加
マウスコンピューター G-Tune E5-I7G60BK-A
240Hzのディスプレイ!マウスコンピューターのミドルスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Core i7-13650HX |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
画面サイズと対応Hz | 15.3インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.09kg |
- RTX 4060を搭載
- 240Hz対応ディスプレイ採用
- 軽量ボディで持ち運びやすい
- 特になし
IntelのCPU「Core i7-13650HX」を搭載したG-TuneのゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 4060」を採用。重いゲームのサイバーパンク2077でもフルHDなら設定次第で、約60fpsでプレイできる性能があります。
ディスプレイは240Hzの超高速なリフレッシュレートに対応しており、高性能ながらゲーミングノートPCとしてはコンパクトなのもポイント。
スタンダードな性能を持ったゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
SSDを追加(ストレージに余裕が欲しい方向け)
マウスコンピューター G-Tune E5-I9G70BK-A
240Hzの超高速液晶を搭載したG-TuneのハイスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Core i9-14900HX |
---|---|
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと画質 | 15.3インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.09kg |
- 240Hzの高速なリフレッシュレートに対応
- WQXGAの高解像度に対応
- ハイスペックなRTX 4070を搭載
- 低価格モデルがほしい人
E5-I9G70BK-Aは、IntelのCPU「Core i9-14900HX」を搭載したG-Tuneのハイスペックモデル。
GPUには「RTX 4070」を採用しており、Apex Legendsではシーンにもよりますが、低設定ならWQHDでも約200fpsの高フレームレートを狙える性能があります。
15.3インチのディスプレイは240Hzの超高速なリフレッシュレートに対応。解像度をフルHDにするなど画質を調整すればなめらかな映像でゲームを楽しむことも可能です。
メモリを32GB、SSDは1TBを標準搭載しているのもポイント。ストレージ容量にもう少し余裕が欲しいならSSDの追加もできます。
ゲームだけではなく、クリエイティブな用途にも使えるハイスペックなゲーミングノートPCです。
SSDを追加(ストレージに余裕が欲しい方向け)
2025年2月G-tuneのゲーミングPCセットおすすめ
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)
- モニターやデバイスとのセット販売
- ゲーム環境がほぼ整う
- 高画質設定でゲームをしたい人
「RTX 4060」と「Ryzen5 4500」を搭載したゲーミングPCとゲーミングモニターなどの周辺機器のスターターセットです。
エントリー向けの構成ながら非常にバランスが良く、Apex Legendsの低画質設定なら120fpsを維持できるスペックを持っています。
165Hzに対応したゲーミングモニターや使いやすさに定評があるロジクール製のゲーミングキーボード、ヘッドセットも付いているので届いた日からゲームを満喫できます。
できるだけ予算を抑えて、ゲーミングPC一式を揃えたいという方におすすめのセットです。
ストレージを1TB以上に変更
マウスコンピューター G-TUNE FG-A7A7X(配信向け/AVerMedia推奨モデル)
配信者におすすめ!ゲーミングモニターやデバイスとのセットモデル
おすすめ度:4
CPU | Ryzen7 7700X |
---|---|
グラボ | Radeon RX 7700 XT |
メモリ | 32GB |
SSD | 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- モニターやデバイスとのセット販売
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- ゲーム配信環境がほぼ整う
- ゲーミングデバイスを持っている人
フルHD向けの「RX 7700 XT」を搭載したゲーミングPCとゲーミングモニターなどの周辺機器のスターターセットです。
ゲーミングPC本体だけでは高い性能を活かせません。少なくとも高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターは必須です。
FG-A7A7Xには、165Hzに対応したゲーミングモニターやロジクール製のゲーミングマウスなどにくわえて、配信者には必須のキャプチャーボードもついてくるので、届いたその日からゲーム配信が楽しめます。
はじめて配信にチャレンジしてみたいという方におすすめのセットです。HDDを追加すれば、より多くの画像やプレイ動画を保存できます。
2TB以上のHDDを追加
G-tuneのゲーミングPCの特徴や評価
G-tuneのゲーミングPCの特徴を解説していきます。
気になる項目がある場合は、下記リンクから見出しまで読み飛ばせます。
サイズやスペックごとに豊富なラインナップが展開されている
G-tuneはゲーム初心者向けのエントリーモデルから、プロゲーマーやクリエイター向けの超ハイスペックパソコンまで、幅広い性能のゲーミングPCが揃っています。
コンパクトで持ち運びにも便利なハンドル搭載ミニタワーパソコンやノートパソコン、拡張性の高いフルタワーパソコンなど設置環境に合わせた豊富なサイズ展開も魅力です。
また、日本eスポーツ連合(JeSU)公認モデルを販売しているのも特徴。
人気タイトルでどれだけfpsが出せるかなどを検証したモデルなので、自分がプレイすると決めているゲームがある場合はJeSU公認モデルについて解説されているページをチェックしてみてください。
サポートが手厚い
マウスコンピューター(G-Tune)は、さまざまな用途に合わせたBTO(受注生産)パソコンを販売しているメーカーです。
一部モデルを除きほとんどが国内生産かつ手作業での組み立てが行われており、高い耐久性があります。
パソコンの設置やインターネットの接続設定サポート、不要パソコンの下取りサービスなど、個々のニーズに合わせたサポートが充実しているのも特徴です。
また、購入後のアフターサポートも充実。24時間365日電話によるサポートを実施しており、72時間以内の修理を目標に掲げています。
カスタマイズで唯一UPSが選べるメーカー
急な停電はデータの消失だけでなくパソコンにダメージを与え、故障の原因になる可能性もあります。
停電やブレーカーが落ちても、UPS(無停電電源装置)という装置を使えば安全にパソコンをシャットダウンすることが可能です。
ただ、電源の容量などによって適切なUPSは変わるので、自分で選ぶと時間がかかってしまうことも。
マウスコンピューターのG-TuneやNEXTGEARではパソコンに合わせたUPSをカスタマイズで選択することができます。
UPSをカスタマイズメニューに加えているのは、現時点ではマウスコンピューターしかありません。
万が一に備えたい場合はカスタマイズ画面でUPSを搭載するようにしましょう。
G-tuneのゲーミングPCの選び方
本見出しでは、G-tuneのモデルをどう選べば良いかについて解説しています。
気になる情報がある場合、下記リストから読み飛ばせます。
搭載されているPCパーツを確認しよう
CPUとGPUで性能や価格が決まる
パソコンの性能に差がつくポイントとして、搭載されているCPUとGPU(グラボ)の性能が挙げられます。
CPUはパソコン内で大量の演算や処理を行う、いわば頭脳のような役割を果たすパーツです。
GPUも処理や計算を行うパーツですが、グラフィック(映像や画像)に特化して処理を行っています。
大まかに言うとゲームプレイにおいてはゲームそのものの演算や処理はCPUが担当し、グラフィックの描画はGPUが担当していると考えましょう。
つまり、より性能が高いCPUやGPUを搭載すれば高フレームレートで滑らかな映像を表示したり、美麗なグラフィックを描画できるということになります。
とはいえ、高性能なパーツは価格も高くなるため、予算と妥協できないポイントの兼ね合いを決めておくのが大切です。
メモリは16GB以上あると安心
メモリ容量の大きさは、よく「机の広さ」に例えられます。
狭い机では資料が広げづらいのと同じで、メモリの容量が少ないと複数のアプリを起動したり、作業したりできません。
一方で、広い机なら資料をたくさん置けるので複数の作業を行いやすくなります。同様に、容量が大きいメモリを搭載していればアプリを複数動かしても快適に作業を進めることが可能です。
ゲームを起動しながらブラウザで攻略情報を調べる、録画した動画をレンダリングするなどスムーズに作業を並行するなら、メモリにも余裕を持たせましょう。
ゲーミングPCはほとんどの場合、16GBのメモリを標準搭載していますが、配信も考慮するなら32GBにカスタマイズするのがおすすめです。
SSDやHDDは用途によって必要な容量が変わる
SSDとHDDはどちらもデータを保存する記憶媒体ですが「最大容量・速度・価格」という点で大きく差があります。
同じ容量であれば、SSDよりもHDDのほうが安価です。ただし、データの読み書きについてはSSDのほうが圧倒的に速いという特徴があります。
OSの起動が速くなるだけではなく、ゲームクライアントもSSDにインストールすれば、ロード時間が大幅に短縮されて非常に快適です。
速度を重視したいデータはSSDに、それ以外の大きなデータはHDDに格納すると効率がよくなります。
マウスコンピューターのゲーミングPCはG-tune、NEXTGEARどちらも1TBのSSDを搭載しているモデルが多いので、ほとんどの方は標準構成でも十分です。
もし、ストレージにもっと余裕が欲しい場合はカスタマイズで容量を増やしたり、後から自分で増設したり、外付けHDD・SSDで対応することもできます。
容量の大きいゲームを複数インストールしたり、高画質な動画を保存する場合は追加でHDDやSSDをもう1つ搭載して、デュアルストレージにすると安心です。
プレイしたいゲームの推奨環境もチェック
プレイしたいゲームとパソコンに搭載されているパーツのスペックが釣り合っているか確認したい場合は、そのゲームの推奨動作環境をチェックしてみましょう。
パソコンでプレイするゲームには、CPUやGPU(グラボ)、メモリなど必要な環境がリストされています。
プレイしたいゲームの推奨動作環境を、スペックの目安にするのもひとつの方法です。
ただし、新しいゲームが発売されるたびに、要求されるパソコンのスペックは高くなっていく傾向もあります。推奨動作環境ギリギリよりは、スペックに余裕のあるモデルを選びましょう。
セールで安いモデルを探すのもアリ
ゲーミングPCは初心者向けのエントリーモデルでも、10万円を超えるものが少なくありませんが、多くのゲーミングPCメーカーでは定期的にセールを行っています。
セール中は通常価格よりも安価にゲーミングPCを購入が可能です。分割払いなどと組み合わせれば、月々の負担を減らすこともできます。
セールは定期的に行われるものが多いですが、突発的に始まることもあるので、欲しいモデルがある場合はメーカーのECサイトをこまめにチェックしておくのがおすすめ。
また、マウスコンピューターを含めた全ゲーミングPCメーカーのセール情報は以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。

G-tuneのゲーミングPCでよくある質問
G-tuneのゲーミングPCでよくある質問をまとめました。
気になる項目がある場合、下記のリストから読み飛ばせます。
G-tuneの機種シリーズは?
G-tuneの機種シリーズは、2025年現在ではデスクトップならケースのタイプごと、ノートパソコンはスペックによって分かれています。
ケースサイズ | シリーズ名 |
---|---|
ミニタワー | DGシリーズ |
フルタワー | FG、FZシリーズ |
ノートPC(15.3~15.6型) | P5、E5シリーズ |
ノートPC(16型) | P6、H6シリーズ |
デスクトップに関しては基本的にケースサイズが大きくなるとスペックも高くなると考えましょう。
G-tuneで最高性能を求める場合は、新型フルタワーのFZシリーズ。スタンダードなスペックや白いゲーミングPCが欲しいなら、ミニタワーのDGシリーズがおすすめです。
G-tune HM-B(現DG-I5G60)のメモリ容量は?
G-tune HM-Bに標準搭載されているメモリの容量は16GB。カスタマイズで64GBまで拡張が可能です。
なお、G-tune HM-Bは現在「DG-I5G60」と名前を変えています。
G-tuneのリフレッシュレートは?
G-tuneのゲーミングノートPCのリフレッシュレートは、144~240Hz対応のモデルまでとさまざまです。ハイエンドなモデルほど滑らかでブレの少ないゲーム映像を描写できます。
ゲーミングPCは何年で買い替え?
G-tuneに限らず、ゲーミングPCはおよそ3~5年で買い替えになります。
使用状況などによって寿命は変わりますが、最新スペックのゲーミングPCを使っていたいのであれば3~5年を目安にしましょう。
ゲーミングPCの寿命について詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてみてください。

G-tuneの消費電力はどのくらい?
G-tuneのようなゲーミングPCの消費電力は構成によって異なり、特にGPU性能の高さが影響します。
例えば、RTX 4060のようなミドルスペックのGPUを搭載したゲーミングPCを、600Wの電源ユニットで動かしたとします。
1時間あたりの消費電力はkWh(キロワットアワー)となるので、600wでは0.6kWh。1kWhの電気代を27円と仮定し、1日5時間ゲームをプレイしたとします。
ただし、あくまで目安となります。
ほとんどのゲーミングPCは、電源容量に余裕を持った構成になっているため、電源ユニットが最大の電力を消費することはまずありません。
ゲーミングPCの消費電力については下記の記事により詳細な情報があるので、参考にしてみてください。

G-tuneはいつ出荷される?
G-tuneは午後15時までに注文が確定した場合、翌営業日から3~4日後に出荷されますが、工場が休みになる日曜日をはさむと出荷日が1日伸びます。
2018年9月以降はWEBサイトからの注文であれば、土曜日や祝日にも出荷されるようになりましたが、年末年始などは臨時休業が入るので注意しましょう。
また、翌営業日出荷サービスを利用できるモデルもあります。有料のサービスなので、ゲーミングPCが壊れたなど、急いでいる場合の利用がおすすめです。
G-tuneの過去モデルを安く買う方法はある?
マウスコンピューターでは年に数回セールを行っているので、G-tuneの過去モデルを安く買うことも可能です。
新型モデルが出た直後は前のモデルがセール対象になったり、アウトレットパソコンとして販売されたりもするので、定期的にチェックしておくと割安で過去モデルが買えることもあります。
ただし、ゲーミングPCはその時に一番新しいモデルを買うほうが、結果的にコスパが良くなることもあるので、買い替えのサイクルや必要なスペックをよく検討することが大切です。
G-tuneとガレリアの違いは?
G-tuneはマウスコンピューターのゲーミングPCブランド。ガレリアはドスパラのゲーミングPCです。
G-tuneとガレリアに限らず搭載しているCPUやGPU、メモリ容量などが同じなら、ゲーミングPCの性能にほとんど差は出ません。
ケースのデザインは各メーカーごとに違うので、見た目で選んでしまうのも一つの方法です。
ただ、納期はドスパラの方が早いので、すぐにゲーミングPCを手に入れたいという方はガレリアを選びましょう。

G-tuneにはゲーミングPCとモニターのセットはある?
G-tuneにはゲーミングPC本体に加えて、ゲーミングモニター、ゲーミングマウスなどの周辺機器が付属するスターターセットなどがあります。
例えば、DG-I5G6Tのスターター7点セットはiiyama製のゲーミングモニターと、ロジクールのゲーミングデバイス一式が付いてくるので個別に買うよりもコスパがいいです。
カスタマイズで人気の高い白いケースとLEDケースファンを選択することもできます。
スターターセットは既にゲーミング環境が整っている方には向きませんが、初めてゲーミングPCを買う方におすすめです。
G-tuneのHN-Zはどのくらいの大きさ?
G-tuneの「HN-Z」は現在販売されていないミドルタワーのゲーミングPCです。
本体サイズは約210mm×521mm×426mmとミドルタワーとしては若干大きめながら、RTX 3070を搭載するなどバランスの良いパーツ構成で人気の高いモデルでした。
現在のG-tuneにミドルタワーはないので、ミニタワーモデルで近いグレードのゲーミングPCは「DG-I7G7S」や「DG-I7G6T」となっています。
G-tuneはどのメモリに対応していますか?
G-tuneのゲーミングPCがどのメモリに対応しているかは搭載しているCPUの世代やメーカーによります。
例えば、IntelのCoreシリーズは第12世代から第14世代まではDDR4メモリとDDR5メモリの両方に対応。最新のCore UltraシリーズはDDR5のみです。
AMDではRyzen 5 4500やRyzen 7 5700Xの場合はDDR4メモリのみ。Ryzen 7000シリーズ以降はDDR5メモリしか使えません。
ゲーミングPCの製品ページにはメモリの世代や速度の情報は記載されていませんが、各モデルのカスタマイズ画面で確認できるので気になるならチェックしましょう。
なお、メモリの規格には互換性がありません。DDR5メモリを標準搭載しているゲーミングPCには、DDR4メモリへの変更や増設はできないので注意してください。
G-tuneとNEXTGEARの違いは?
G-tuneとNEXTGEARはハイスペックモデルの有無やケースサイズの種類、価格面に違いがあります。
2月時点ではG-tuneは最新世代GPUのRTX 5080を搭載したハイエンドモデルもありますが、NEXTGEARはRTX 4070 SUPERまでです。
また、G-tuneはケースサイズを3種類から選べますが、NEXTGEARはミニタワーのみになっています。
一方で、NEXTGEARはG-tuneよりも安価でコスパが高く、ゲームを楽しむなら十分なスペックのゲーミングPCがラインナップされているのが特徴です。
NEXTGEARのハイスペックモデルではRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9700XとRTX 4070 SUPERを組み合わせているので、ゲーム性能で不足を感じることはまずありません。
ケースサイズやラインナップの豊富さなど性能重視ならG-tune、コスパを重視するならNEXTGEARを選びましょう。
JeSU公認PCとは何ですか?
JeSUとは「日本eスポーツ連合」の略称です。マウスコンピューターはJeSUの正会員として、JeSU公認パソコンを販売しています。
JeSU公認PCとはプレイヤーと大会運営それぞれの視点に基づいてFPS値を計測し、快適にプレイできるか検証したものです。
マウスコンピューターではJeSU公認PCとして、現在4モデルが展開されています。
現在は7タイトルが検証の対象になっているので、購入時の参考にしましょう。
G-tuneの過去モデルを確認する方法はある?
G-tuneの過去モデルはマウスコンピューターの公式サイトにある販売終了製品の一覧ページで確認することができます。
NEXTGEARなどほかブランドの仕様もPDFで掲載されていますが、各パソコンの画像はないのでケースの見た目などは確認できません。
なお、掲載されているのは2021年6月以降に販売終了したパソコンのみとなっています。
G-tuneのゲーミングPC総評
今回はG-tuneのゲーミングPCを紹介しました。
安さを重視するモデルがほしい場合はNEXTGEARの『JG-A5G60』、性能を重視するモデルを探している場合はG-tuneの『FZ-I7G80』がおすすめです。
動画編集やイラスト制作を快適に行いたい場合はメモリを32GBに、プレイシーンを大量に保存したい場合はHDDをカスタマイズで追加しましょう。
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