大手BTOメーカーであるマウスコンピューターのブランド「G-tune(ジーチューン)」。
親切なサポートに定評があり、初心者から上級者まで多くの人気を集めています。
本記事では、G-tuneのゲーミングPCおすすめモデルをデスクトップパソコン・ノートパソコンに分けてご紹介。
この記事を読むことで、ゲーム初心者からプロゲーマー用まで、幅広いモデルが揃うG-tuneの魅力がわかります。
なお、2024年最新のコスパ最強ゲーミングPCおすすめモデルを紹介した記事もあるので、あわせてどうぞ。
G-tune(ジーチューン)とは?
G-tuneとは、株式会社マウスコンピューターが運営するゲーミングPCブランドのこと。読み方はジーチューンです。
日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員であり、多くのプロゲーマーやストリーマーから高い支持を得ています。サポートが手厚いので一般ゲーマーからは、ドスパラに次いで人気のあるブランドです。
ゲーミングPCとしては珍しいハンドルを搭載したミニタワーケースを採用しているほか、通常のミニタワー・フルタワーなどを販売しているのが特徴。
G-tuneのフルタワーパソコンのサイズは約幅220×奥行き490×高さ501mmと大きめですが、その分性能もピカイチです。
ゲーミングPCの発送はおよそ4日~1週間程度かかりますが、「翌営業日出荷サービス」に対応しているモデルであれば、13時までの注文確定で翌営業日に出荷されます。
オンライン限定ゲーミングブランド NEXTGEAR
マウスコンピューターはG-tune以外にもECサイトと直営店限定でNEXTGEARというゲーミングPCを販売しています。
NEXTGEARはコスパに優れたゲーミングPCブランドです。手を出しやすい価格と性能のバランスを取るために、CPUにはAMD Ryzenシリーズを採用しています。
デスクトップはミニタワー型となっており、コスパ重視のRyzen 5 4500とRyzen 7 5700X搭載モデルや、ゲーム特化のRyzen 7 7800X3Dを採用したハイスペックなゲーミングPCを販売中です。
GPUについてはNVIDIA GeForceが中心ですが、AMD Radeonを搭載したモデルも展開しています。
ほかにもゲーミングノートPCやおしゃれなホワイトモデル、ゲーミングデバイスとのセットモデルもラインナップされており、種類も豊富。
G-tuneよりも安価なのでコスパを優先する方や、AMD Ryzen搭載モデルが欲しい方におすすめのゲーミングブランドです。
2024年11月G-tuneのゲーミングPCおすすめ|デスクトップPC
マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S
メモリもストレージも十分!RTX 4070 SUPERを搭載したハイスペックモデル
おすすめ度:4.5
CPU | Core i7-14700F |
---|---|
グラボ | RTX 4070 SUPER |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | — |
電源 | 750W |
- 最新のRTX 4070 SUPER搭載
- 余裕のあるメモリとストレージ
- WQHDでも快適な性能
- フルHDで十分な人
Intelの第14世代CPU「Core i7-14700F」とメモリ32GBを備えた配信も快適にできるG-tuneのハイスペックゲーミングPC。
グラボには最新の「RTX 4070 SUPER」を搭載しており、重いサイバーパンク2077でもDLSSを使用すれば100fps以上の高いフレームレートでプレイすることができます。
RTX 4070 SUPERはRTX 4070 Tiに近い性能ながら、下位グラボのRTX 4070に近い消費電力で省電力なのもポイントです。
また、AIイラスト生成も十分速いので、ゲーム以外の用途でも使える高性能モデルが欲しい方にもおすすめのゲーミングPCになっています。
2TBのHDDを追加
マウスコンピューター G-tune DG-I7G6T
高コスパ!フルHDなら200fpsも狙える最新のゲーミングPC
おすすめ度:4
CPU | Core i7-14700F |
---|---|
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- RTX 4060 Ti搭載モデル
- フルHDならほとんどのゲームをプレイ可能
- DLSS3に対応
- 4K画質でプレイしたい人
マルチスレッド性能の高い「Core i7-14700F」を採用した初心者からベテランまで、幅広いニーズに応えるG-tuneのミドルスペックゲーミングPC。
最新のミドルクラスGPU「RTX 4060 Ti」が搭載されており、Apex Legendsではシーンにもよりますが200fps以上の高いフレームレートを出せる性能があります。
また、パソコンケース前面にHDMI端子が搭載されているのもポイント。背面に回らずに端子を差し替えられるので、デバイスの接続が便利になっています。
フルHD環境でゲームをプレイする方におすすめのゲーミングPCです。
2TB以上のHDDを追加(スクリーンショットや動画を保存する人向け)
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60【初心者におすすめ】
人気のコスパ重視構成!初めてのゲーミングモデルならこれ!
おすすめ度:3
CPU | Ryzen 5 4500 |
---|---|
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- 安価ながらRTX 4060を搭載
- カジュアルにゲームをプレイするには十分な性能
- SSDを1TB標準搭載
- 高性能CPUを搭載したモデルが欲しい人
マウスコンピューターのECサイト・直営店限定ゲーミングブランド「NEXTGEAR」のコスパのいいモデル。
AMDのCPU「Ryzen 5 4500」とミドルスペックGPU「RTX 4060」を組み合わせており、フルHD・低画質設定ならほとんどのゲームをプレイできる性能があります。
また、安価なモデルながら1TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。カジュアルにゲームをプレイするなら十分な構成です。
NEXTGEARシリーズはG-Tuneと比べてコスパ重視のブランドなので、ゲーミングPCを初めて買う方にもおすすめのモデルとなっています。
CPUをRyzen 7 5700Xに変更(フレームレートをより安定させたい人向け)
マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90
RTX 4090搭載!最新世代のハイエンドゲーミングPC
おすすめ度:4.5
CPU | Core Ultra 9 285K |
---|---|
グラボ | RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
SSD | 2TB |
HDD | — |
電源 | 1200W |
- 4Kでのゲームも視野に入る高い性能
- メモリ不足の心配なし
- 大容量のストレージを搭載
- 予算を抑えたい人
- PCを置く場所を確保できない人
Intelの最新世代CPU「Core Ultra 9 285K」と、ハイエンドGPU「RTX 4090」を搭載したG-tuneのゲーミングPC。
フルタワー型なのでサイズは大きいものの、厚さ1.2mmの鋼材を採用しており、高い剛性を持った堅牢なモデルです。
最新世代のハイエンド構成のゲーミングPCに64GBの大容量メモリと、2TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。
ゲームを快適にプレイできるのは当たり前の性能で、ソフトを複数立ち上げて3Dモデルを編集するなどのマルチタスク作業にも対応しています。
高精細なWQHDや4Kでゲームをプレイしたり、動画編集などのクリエイティブな作業をする方におすすめです。
BTOオプションで側面をガラスパネルに変更(PC内部を見たい場合)
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)
白くておしゃれ!初心者にもおすすめのフルHD向けコスパモデルPC
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen 7 5700X |
---|---|
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- 白くておしゃれな筐体
- フルHD環境に適した性能
- ECサイト・直営店限定のコスパモデル
- 4Kなどの高解像度モニターでプレイしたい人
マウスコンピューターのNEXTGEARにラインナップされている白いゲーミングPC。
AMDのコスパに優れたCPU「Ryzen 7 5700X」、グラボにはミドルクラスの「RTX 4060 Ti」を搭載しており、フォートナイトのパフォーマンス設定なら300fps以上でプレイ可能です。
また、サイドパネルは標準でガラス仕様なのもポイント。LEDファンも備えているので、PC内部を光らせて目で楽しむこともできます。
多くのゲーマーが使用しているフルHD環境に適したゲーミングPCですが、配信も考慮するならメモリを32GBにカスタマイズするのもおすすめです。
SSDを2TBに増量(動画ファイルなどを保存したい方向け)
メモリを32GBに増量(配信もしたい方向け)
マウスコンピューター G-Tune PG-I5G60
小型だけど高性能!RTX 4060搭載のミドルスペックゲーミングPC
おすすめ度:3.5
CPU | Core i5-14400F |
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グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- 小型ながら高性能
- ハンドル付きなので持ち運びやすい
- 軽めのゲーム配信もできる
- 10万円以下のゲーミングPCがほしい人
スペースをあまり取りたくないけど、ある程度高いパフォーマンスは確保したいという方におすすめなG-tuneのパソコンがPG-I5G60です。
Core i5-14400F・GeForce RTX 4060というフルHD向けの安定感ある構成は、ゲームプレイから動画編集、配信まで幅広く活用できます。
フォートナイトのパフォーマンス設定なら300fps以上を出せる性能があり、DLSS3を使用できるタイトルならよりフレームレートを伸ばすことも可能です。
また、ケースにはハンドルが付いているのでデスクトップPCにしては持ち運びやすいのもポイント。
小型なだけではなくフルHD環境でゲームを楽しむなら、コスパにも優れたゲーミングPCといえます。
SSDを1TBに変更 or 1TBのHDDを追加(ゲームを複数インストールする人向け)
2024年11月G-tuneのゲーミングノートPCおすすめ
マウスコンピューター G-Tune E5-I9G70BK-A
240Hzの超高速液晶を搭載したG-TuneのハイスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Core i9-14900HX |
---|---|
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと画質 | 15.3インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.09kg |
- 240Hzの高速なリフレッシュレートに対応
- WQXGAの高解像度に対応
- ハイスペックなRTX 4070を搭載
- 低価格モデルがほしい人
E5-I9G70BK-Aは、IntelのCPU「Core i9-14900HX」を搭載したG-Tuneのハイスペックモデル。
GPUには「RTX 4070」を採用しており、Apex Legendsではシーンにもよりますが、低設定ならWQHDでも約200fpsの高フレームレートを狙える性能があります。
15.3インチのディスプレイは240Hzの超高速なリフレッシュレートに対応。解像度をフルHDにするなど画質を調整すればなめらかな映像でゲームを楽しむことも可能です。
メモリを32GB、SSDは1TBを標準搭載しているのもポイント。ストレージ容量にもう少し余裕が欲しいならSSDの追加もできます。
ゲームだけではなく、クリエイティブな用途にも使えるハイスペックなゲーミングノートPCです。
SSDを追加(ストレージに余裕が欲しい方向け)
マウスコンピューター G-Tune E5-I7G60BK-A
最新GPU搭載でもコスパ良好!マウスコンピューターのミドルスペックゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Core i7-13650HX |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
画面サイズと対応Hz | 15.3インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.09kg |
- RTX 4060を搭載
- 240Hz対応ディスプレイ採用
- 軽量ボディで持ち運びやすい
- 特になし
IntelのCPU「Core i7-13650HX」を搭載したG-TuneのゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 4060」を採用。重いゲームのサイバーパンク2077でもフルHDなら設定次第で、約60fpsでプレイできる性能があります。
ディスプレイは240Hzの超高速なリフレッシュレートに対応しており、高性能ながらゲーミングノートPCとしてはコンパクトなのもポイント。
スタンダードな性能を持ったゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
SSDを追加(ストレージに余裕が欲しい方向け)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
コスパ良好!RTX 4060を搭載したミドルクラスゲーミングノートPC
おすすめ度:4
CPU | Ryzen 7 7840HS |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
画面サイズと画質 | 16インチ/165Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.34kg |
- RTX 4060を搭載
- WUXGA・165Hzのディスプレイ
- ゲーミングノートPCとしては安い
- 高フレームレートで遊びたい人
AMDのCPU「Ryzen 7 7840HS」を搭載したNEXTGEARのゲーミングノートPCです。
GPUには最新の「RTX 4060」を採用。16インチのディスプレイは165Hzのリフレッシュレートに対応しているので、設定次第でなめらかな映像でゲームをプレイできます。
ディスプレイ解像度がWUXGAなのもポイント。フルHDより縦に広いので一度に閲覧できる情報が多くなっています。
ビジネス用途にもおすすめなコスパのいいゲーミングノートPCです。
SSDを1TB追加
2024年11月G-tuneのゲーミングPCセットおすすめ
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)
まずはコレから!ゲーミングモニターやデバイスとのセットモデル
おすすめ度:4
CPU | Ryzen 5 4500 |
---|---|
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- モニターやデバイスとのセット販売
- ゲーム環境がほぼ整う
- 高画質設定でゲームをしたい人
「RTX 4060」と「Ryzen5 4500」を搭載したゲーミングPCとゲーミングモニターなどの周辺機器のスターターセットです。
エントリー向けの構成ながら非常にバランスが良く、Apex Legendsの低画質設定なら120fpsを維持できるスペックを持っています。
165Hzに対応したゲーミングモニターや使いやすさに定評があるロジクール製のゲーミングキーボード、ヘッドセットも付いているので届いた日からゲームを満喫できます。
できるだけ予算を抑えて、ゲーミングPC一式を揃えたいという方におすすめのセットです。
ストレージを1TB以上に変更
マウスコンピューター G-Tune DG-I5G6T(スターター7点セット)
初心者におすすめ!ゲーミングモニターやデバイスとのセットモデル
おすすめ度:4
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- モニターやデバイスとのセット販売
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- ゲーム環境がほぼ整う
- ゲーミングデバイスを持っている人
フルHD向けの「RTX 4060 Ti」を搭載したゲーミングPCとゲーミングモニターなどの周辺機器のスターターセットです。
ゲーミングPC本体だけでは高い性能を活かせません。少なくとも高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターは必須です。
DG-I5G6T(スターター7点セット)には、165Hzに対応したゲーミングモニターやロジクール製のゲーミングマウスなどが付いてくるので、すぐにゲーム環境が整います。
特に初めてゲーミングPCを買う初心者の方におすすめのセットです。SSDを1TBにカスタマイズすればより快適になります。
ストレージを1TB以上に変更
G-tuneのゲーミングPCの特徴や評価
G-tuneのゲーミングPCの特徴を解説していきます。
気になる項目がある場合は、下記リンクから見出しまで読み飛ばせます。
サイズやスペックごとに豊富なラインナップが展開されている
G-tuneはゲーム初心者向けのエントリーモデルから、プロゲーマーやクリエイター向けの超ハイスペックパソコンまで、幅広い性能のゲーミングPCが揃っています。
コンパクトで持ち運びにも便利なハンドル搭載ミニタワーパソコンやノートパソコン、拡張性の高いフルタワーパソコンなど設置環境に合わせた豊富なサイズ展開も魅力です。
また、日本eスポーツ連合(JeSU)公認モデルを販売しているのも特徴。
人気タイトルでどれだけfpsが出せるかなどを検証したモデルなので、自分がプレイすると決めているゲームがある場合はJeSU公認モデルについて解説されているページをチェックしてみてください。
サポートが手厚い
マウスコンピューター(G-Tune)は、さまざまな用途に合わせたBTO(受注生産)パソコンを販売しているメーカーです。
一部モデルを除きほとんどが国内生産かつ手作業での組み立てが行われており、高い耐久性があります。
パソコンの設置やインターネットの接続設定サポート、不要パソコンの下取りサービスなど、個々のニーズに合わせたサポートが充実しているのも特徴です。
また、購入後のアフターサポートも充実。24時間365日電話によるサポートを実施しており、72時間以内の修理を目標に掲げています。
カスタマイズで唯一UPSが選べるメーカー
急な停電はデータの消失だけでなくパソコンにダメージを与え、故障の原因になる可能性もあります。
停電やブレーカーが落ちても、UPS(無停電電源装置)という装置を使えば安全にパソコンをシャットダウンすることが可能です。
ただ、電源の容量などによって適切なUPSは変わるので、自分で選ぶと時間がかかってしまうことも。
マウスコンピューターのG-TuneやNEXTGEARではパソコンに合わせたUPSをカスタマイズで選択することができます。
UPSをカスタマイズメニューに加えているのは、現時点ではマウスコンピューターしかありません。
万が一に備えたい場合はカスタマイズ画面でUPSを搭載するようにしましょう。
G-tuneのゲーミングPCの選び方
本見出しでは、G-tuneのモデルをどう選べば良いかについて解説しています。
気になる情報がある場合、下記リストから読み飛ばせます。
搭載されているPCパーツを確認しよう
CPUとGPUで性能や価格が決まる
パソコンの性能に差がつくポイントとして、搭載されているCPUとGPU(グラボ)の性能が挙げられます。
CPUはパソコン内で大量の演算や処理を行う、いわば頭脳のような役割を果たすパーツです。
GPUも処理や計算を行うパーツですが、グラフィック(映像や画像)に特化して処理を行っています。
大まかに言うとゲームプレイにおいてはゲームそのものの演算や処理はCPUが担当し、グラフィックの描画はGPUが担当していると考えましょう。
つまり、より性能が高いCPUやGPUを搭載すれば高フレームレートで滑らかな映像を表示したり、美麗なグラフィックを描画できるということになります。
とはいえ、高性能なパーツは価格も高くなるため、予算と妥協できないポイントの兼ね合いを決めておくのが大切です。
メモリは16GB以上あると安心
メモリ容量の大きさは、よく「机の広さ」に例えられます。
狭い机では資料が広げづらいのと同じで、メモリの容量が少ないと複数のアプリを起動したり、作業したりできません。
一方で、広い机なら資料をたくさん置けるので複数の作業を行いやすくなります。同様に、容量が大きいメモリを搭載していればアプリを複数動かしても快適に作業を進めることが可能です。
ゲームを起動しながらブラウザで攻略情報を調べる、録画した動画をレンダリングするなどスムーズに作業を並行するなら、メモリにも余裕を持たせましょう。
ゲーミングPCはほとんどの場合、16GBのメモリを標準搭載していますが、配信も考慮するなら32GBにカスタマイズするのがおすすめです。
SSDやHDDは用途によって必要な容量が変わる
SSDとHDDはどちらもデータを保存する記憶媒体ですが「最大容量・速度・価格」という点で大きく差があります。
同じ容量であれば、SSDよりもHDDのほうが安価です。ただし、データの読み書きについてはSSDのほうが圧倒的に速いという特徴があります。
OSの起動が速くなるだけではなく、ゲームクライアントもSSDにインストールすれば、ロード時間が大幅に短縮されて非常に快適です。
速度を重視したいデータはSSDに、それ以外の大きなデータはHDDに格納すると効率がよくなります。
マウスコンピューターのゲーミングPCはG-tune、NEXTGEARどちらも1TBのSSDを搭載しているモデルが多いので、ほとんどの方は標準構成でも十分です。
もし、ストレージにもっと余裕が欲しい場合はカスタマイズで容量を増やしたり、後から自分で増設したり、外付けHDD・SSDで対応することもできます。
容量の大きいゲームを複数インストールしたり、高画質な動画を保存する場合は追加でHDDやSSDをもう1つ搭載して、デュアルストレージにすると安心です。
プレイしたいゲームの推奨環境もチェック
プレイしたいゲームとパソコンに搭載されているパーツのスペックが釣り合っているか確認したい場合は、そのゲームの推奨動作環境をチェックしてみましょう。
パソコンでプレイするゲームには、CPUやGPU(グラボ)、メモリなど必要な環境がリストされています。
プレイしたいゲームの推奨動作環境を、スペックの目安にするのもひとつの方法です。
ただし、新しいゲームが発売されるたびに、要求されるパソコンのスペックは高くなっていく傾向もあります。推奨動作環境ギリギリよりは、スペックに余裕のあるモデルを選びましょう。
セールで安いモデルを探すのもアリ
ゲーミングPCは初心者向けのエントリーモデルでも、10万円を超えるものが少なくありませんが、多くのゲーミングPCメーカーでは定期的にセールを行っています。
セール中は通常価格よりも安価にゲーミングPCを購入が可能です。分割払いなどと組み合わせれば、月々の負担を減らすこともできます。
セールは定期的に行われるものが多いですが、突発的に始まることもあるので、欲しいモデルがある場合はメーカーのECサイトをこまめにチェックしておくのがおすすめ。
マウスコンピューターでは2024年11月13日まで、パソコンが最大55,000円引きになる「秋のパソコンセール」を開催中です。
ゲーミングPCのG-tuneやクリエイター向けのDAIVもラインナップされているのでチェックしてみてください。
また、マウスコンピューターを含めた全ゲーミングPCメーカーのセール情報は以下の記事でまとめています。
G-tuneのゲーミングPCでよくある質問
G-tuneのゲーミングPCでよくある質問をまとめました。
気になる項目がある場合、下記のリストから読み飛ばせます。
G-tuneの機種シリーズは?
G-tuneの機種シリーズは、2024年現在ではデスクトップはケースのタイプごと、ノートパソコンはスペックによって分かれています。
ケースサイズ | シリーズ名 |
---|---|
ハンドル付きミニタワー | PGシリーズ |
ミニタワー | DGシリーズ |
フルタワー | FG、FZシリーズ |
ノートPC(15.3~15.6型) | P5、E5シリーズ |
ノートPC(16型) | P6、H6シリーズ |
デスクトップに関しては基本的にケースサイズが大きくなるとスペックも高くなると考えましょう。
G-tuneで最高性能を求める場合は、フルタワーのFZシリーズ。スタンダードなスペックや白いゲーミングPCが欲しいなら、ミニタワーのDGシリーズがおすすめです。
G-tune HM-B(現DG-I5G60)のメモリ容量は?
G-tune HM-Bに標準搭載されているメモリの容量は16GB。カスタマイズで64GBまで拡張が可能です。
なお、G-tune HM-Bは現在「DG-I5G60」と名前を変えています。
G-tuneのリフレッシュレートは?
G-tuneのゲーミングノートPCのリフレッシュレートは、144~240Hz対応のモデルまでとさまざまです。ハイエンドなモデルほど滑らかでブレの少ないゲーム映像を描写できます。
ゲーミングPCは何年で買い替え?
G-tuneに限らず、ゲーミングPCはおよそ3~5年で買い替えになります。
使用状況などによって寿命は変わりますが、最新スペックのゲーミングPCを使っていたいのであれば3~5年を目安にしましょう。
ゲーミングPCの寿命について詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてみてください。
G-tuneの消費電力はどのくらい?
G-tuneのようなゲーミングPCの消費電力は構成によって異なり、特にGPU性能の高さが影響します。
例えば、RTX 4060のようなミドルスペックのGPUを搭載したゲーミングPCを、600Wの電源ユニットで動かしたとします。
1時間あたりの消費電力はkWh(キロワットアワー)となるので、600wでは0.6kWh。1kWhの電気代を27円と仮定し、1日5時間ゲームをプレイしたとします。
ただし、あくまで目安となります。
ほとんどのゲーミングPCは、電源容量に余裕を持った構成になっているため、電源ユニットが最大の電力を消費することはまずありません。
ゲーミングPCの消費電力については下記の記事により詳細な情報があるので、参考にしてみてください。
G-tuneはいつ出荷される?
G-tuneは午後15時までに注文が確定した場合、翌営業日から3~4日後に出荷されますが、工場が休みになる日曜日をはさむと出荷日が1日伸びます。
2018年9月以降はWEBサイトからの注文であれば、土曜日や祝日にも出荷されるようになりましたが、年末年始などは臨時休業が入るので注意しましょう。
また、翌営業日出荷サービスを利用できるモデルもあります。有料のサービスなので、ゲーミングPCが壊れたなど、急いでいる場合の利用がおすすめです。
G-tuneの過去モデルを安く買う方法はある?
マウスコンピューターでは年に数回セールを行っているので、G-tuneの過去モデルを安く買うことも可能です。
新型モデルが出た直後は前のモデルがセール対象になったり、アウトレットパソコンとして販売されたりもするので、定期的にチェックしておくと割安で過去モデルが買えることもあります。
ただし、ゲーミングPCはその時に一番新しいモデルを買うほうが、結果的にコスパが良くなることもあるので、買い替えのサイクルや必要なスペックをよく検討することが大切です。
G-tuneとガレリアの違いは?
G-tuneはマウスコンピューターのゲーミングPCブランド。ガレリアはドスパラのゲーミングPCです。
G-tuneとガレリアに限らず搭載しているCPUやGPU、メモリ容量などが同じなら、ゲーミングPCの性能にほとんど差は出ません。
ケースのデザインは各メーカーごとに違うので、見た目で選んでしまうのも一つの方法です。
ただ、納期はドスパラの方が早いので、すぐにゲーミングPCを手に入れたいという方はガレリアを選びましょう。
G-tuneにはゲーミングPCとモニターのセットはある?
G-tuneにはゲーミングPC本体に加えて、ゲーミングモニター、ゲーミングマウスなどの周辺機器が付属するスターターセットなどがあります。
例えば、DG-I5G6Tのスターター7点セットはiiyama製のゲーミングモニターと、ロジクールのゲーミングデバイス一式が付いてくるので個別に買うよりもコスパがいいです。
カスタマイズで人気の高い白いケースとLEDケースファンを選択することもできます。
スターターセットは既にゲーミング環境が整っている方には向きませんが、初めてゲーミングPCを買う方におすすめです。
G-tuneのHN-Zはどのくらいの大きさ?
G-tuneの「HN-Z」は現在販売されていないミドルタワーのゲーミングPCです。
本体サイズは約210mm×521mm×426mmとミドルタワーとしては若干大きめながら、RTX 3070を搭載するなどバランスの良いパーツ構成で人気の高いモデルでした。
現在のG-tuneにミドルタワーはないので、ミニタワーモデルで近いグレードのゲーミングPCは「DG-I7G7S」や「DG-I7G6T」となっています。
G-tuneはどのメモリに対応していますか?
G-tuneのゲーミングPCがどのメモリに対応しているかは搭載しているCPUの世代やメーカーによります。
例えば、IntelのCoreシリーズは第12世代以降はDDR4メモリとDDR5メモリの両方に対応しています。
一方で、AMDのRyzen 5 4500やRyzen 7 5700Xの場合はDDR4メモリのみ。Ryzen 7000シリーズではDDR5メモリしか使えません。
ゲーミングPCの製品ページにはメモリの世代や速度の情報は記載されていませんが、各モデルのカスタマイズ画面で確認できるので気になるならチェックしましょう。
なお、メモリの規格には互換性がありません。DDR5メモリを標準搭載しているゲーミングPCには、DDR4メモリへの変更や増設はできないので注意してください。
G-tuneとNEXTGEARの違いは?
G-tuneとNEXTGEARはハイスペックモデルの有無やケースサイズの種類、価格面に違いがあります。
例えば、G-tuneは現行最強GPUのRTX 4090を搭載したハイエンドモデルもありますが、NEXTGEARはRTX 4070 Ti SUPERまでです。
また、G-tuneはケースサイズを3種類から選べますが、NEXTGEARはミニタワーのみになっています。
一方で、NEXTGEARはG-tuneよりも安価でコスパが高く、ゲームを楽しむなら十分なスペックのゲーミングPCがラインナップされているのが特徴です。
NEXTGEARの上位モデルではRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9700XとRTX 4070 Ti SUPERを組み合わせているので、ゲーム性能で不足を感じることはまずありません。
ケースサイズやラインナップの豊富さなど性能重視ならG-tune、コスパを重視するならNEXTGEARを選びましょう。
JeSU公認PCとは何ですか?
JeSUとは「日本eスポーツ連合」の略称です。マウスコンピューターはJeSUの正会員として、JeSU公認パソコンを販売しています。
JeSU公認PCとはプレイヤーと大会運営それぞれの視点に基づいてFPS値を計測し、快適にプレイできるか検証したものです。
現在は7タイトルが検証の対象になっているので、購入時の参考にしましょう。
G-tuneのゲーミングPC総評
今回はG-tuneのゲーミングPCを紹介しました。
安さを重視するモデルがほしい場合はNEXTGEARの『JG-A5G60』、性能を重視するモデルを探している場合はG-tuneの『FZ-I9G90』がおすすめです。
動画編集やイラスト制作を快適に行いたい場合はメモリを32GBに、プレイシーンを大量に保存したい場合はHDDをカスタマイズで追加しましょう。
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