Razerはアメリカで設立されたゲーミングデバイスメーカーです。
多種多様なゲーミングデバイスを販売しており、緑色の蛇のロゴに黒を基調にしたシンプルなデザインは、ゲーマーの心を掴んでいます。
Razerはプロゲーマーにも支持される高品質なブランドですが、弱みもあるメーカーです。
本記事ではRazerの特徴やメリット、デメリットを解説し、おすすめのゲーミングノートPCとゲーミングデバイスを紹介していきます。
Razerの人気の理由とは?
RazerのゲーミングPCはシンプルかつスタイリッシュなデザインを採用。おしゃれなうえ、Razerのゲーミングデバイスと合わせればデスク周りの統一感を演出できるのが人気の理由です。
ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードは当然として、ゲーミングギアには帽子や水筒、マスクまであります。
また、デザインだけでなく高性能なゲーミングノートPCを販売している点も魅力。
eスポーツを牽引してきたメーカーなので、ゲーマーにも評価が高く、Razer製品でデスク周りをまとめれば所Razer製品でまとめればおしゃれなデスクトップ環境を実現できます。
RazerのゲーミングノートPCおすすめモデル
Razer Razer Blade 14 RZ09-0482XJH3-R3J1
フルHD・360Hz対応!なめらかな映像を楽しめるゲーミングノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen9 7940HS |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4070 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14インチ/240Hz |
本体サイズ | 幅310.7×奥行き228×高さ17.99mm |
重量 | 約1.84kg |
OS | Windows |
- 240Hz対応のディスプレイを搭載
- 持ち運びやすいコンパクトボディ
- Apexなどで平均200fps超えを狙える
- 性能重視ではない人
最新GPU「RTX 4070」とAMDのハイクラスCPU「Ryzen9 7940HS」を搭載したRazerの14インチモデル。
240Hzの高速ディスプレイを備えており、臨場感抜群でなめらかなゲームを楽しめます。
メモリは16GBと一般的な容量ですが、最新のDDR5を採用しているのもポイント。SSDも1TBと十分です。
厚みは約17.99mmと薄型ながら、ベイパーチャンバー冷却システムを採用しているため、ゲームを長時間プレイしても性能を維持できます。
動画編集などの重い作業も快適に行える高性能なゲーミングノートPCです。
Razer Blade 18 RZ09-0484SJH3-R3J1
240Hz対応の大型ディスプレイを採用したRazerのゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i9-13950HX |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4070 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 18インチ/240Hz(QHD+) |
本体サイズ | 幅399.9×奥行き275.4×高さ21.9mm |
重量 | 約3.1kg |
OS | Windows |
- 18インチの迫力ある大画面
- 高精細なQHD+のディスプレイ搭載
- 240Hzのリフレッシュレートに対応
- 持ち運びやすいモデルが欲しい人
Intelの高性能CPU「Core i9-13950HX」を搭載したRazerのハイスペックゲーミングノートPC。
GPUには「RTX 4070」を搭載しており、フォートナイトのパフォーマンスモードならWQHDでも240fps以上のフレームレートを狙える性能があります。
ノートPCとしては大型の18インチディスプレイは240Hzの高速リフレッシュレートに対応しているのもポイント。
解像度がWQHDより縦に広く、作業スペースに余裕があるので、ゲームだけではなく仕事にも使えます。
ノートPCでも迫力ある映像でゲームをプレイしたい方におすすめのモデルです。
Razer Blade 16 RZ09-0510TJN3-R3J1
デスクトップ並の性能!RTX 4080を搭載したRazerのハイエンドモデル
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i9-14900HX |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 16インチ/240Hz(QHD+) |
本体サイズ | 幅355×奥行き244×高さ21.99mm |
重量 | 約2.45kg |
OS | Windows |
- 第14世代Core i9とRTX 4080を搭載
- 240Hzに対応した有機ELディスプレイ
- メモリが32GBと大容量
- コスパがいいモデルが欲しい人
Intelの第14世代CPU「Core i9-14900HX」を搭載したRazerのハイエンドゲーミングノートPC。
GPUには「RTX 4080」を採用しており、Apex LegendsのフルHD・低設定なら上限の300fpsを狙える性能があり、WQHDでも高いフレームレートでプレイできます。
有機ELディスプレイは240Hzの超高速なリフレッシュレートに対応しているもポイント。RTX 4080の性能を活かして、なめらかな映像でゲームを楽しめます。
メモリも32GBを標準搭載しており、デスクトップ並みの性能があるので、メインPCとして使えるRazerのゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
Razer Bladeシリーズの比較表
モデル | Razer Blade 18 | Razer Blade 14 | Razer Blade 16 |
メーカー | Razer | Razer | Razer |
価格 | 533,800円(税込) | 311,000円(税込) | 649,800円(税込) |
CPU | Core i9-13950HX | Ryzen9 7940HS | Core i9-14900HX |
GPU | RTX 4070 | RTX 4070 | RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB | 16GB | 32GB |
ストレージ容量(SSD / HDD) | 1TB | 1TB | 1TB |
公式ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
RazerのゲーミングPCとセットで揃えるべきデバイス
RazerのゲーミングPCとセットで揃えるべきデバイスをまとめました。
Razer Viper V2 Pro RZ01-04390100-R3A1
Razerのワイヤレスゲーミングマウス『Razer Viper V2 Pro』。最大DPIは30,000と高い感度で、バッテリーは最長で80時間の使用が可能。
本体の重さが約58gと非常に軽いので、マウスを激しく動かすFPSゲームでの手の負担が軽減されるのもポイントです。
独自の高速無線技術「Razer HyperSpeed」を採用しているため、ワイヤレスの遅延も気になりません。
黒を基調にしたブラックエディションのほかに白いモデルもラインナップされているので、デスク周りのカラーを統一したい方にもおすすめです。
Razer DeathAdder Essential Mercury White
エルゴノミックデザインの有線式ゲーミングマウス『Razer DeathAdder Essential Mercury White』。
Razerのゲーミングマウスのなかではエントリー向けながら、センサー精度は最大6,400DPI、クリック耐久性能は1000万回。
個別にプログラミングできるボタンは5つあり、ゲーミングマウスとして十分な性能です。
Razer Mercury コレクションは白で統一されたシリーズで、ゲーミングヘッドセットやマウスパッドなども販売されているので、統一感も出せます。
エントリー向けの手頃なモデルなので、Razerのゲーミングデバイスに触れてみたい方はチェックしてみてください。
Razer BlackWidow V3 JP
軸を選べるRazerの有線式ゲーミングキーボード『Razer BlackWidow V3 JP』。
キーボードは軸の色によって性質が異なりますが、BlackWidow V3は打鍵感がよいグリーン軸と静音性の高いイエロー軸の二種類から選択できます。
キーを押す手応えを感じたい方はグリーン軸を、静かにゲームをプレイしたい方はイエロー軸を選びましょう。
特にボイスチャットをよく使うなら、打鍵音が小さいイエロー軸がおすすめです。
トップフレームは頑丈なアルミ製。キーボードのラベルも消えづらい仕様なので、長時間の使用にも耐えてくれます。
また、軸はグリーンのみですがピンク色のモデルもあるので、デスク周りをかわいく演出したい方におすすめです。
Razer Huntsman Mini JP
Razerの省スペースなゲーミングキーボード『Razer Huntsman Mini JP』。軸にはメカニカルスイッチよりも、耐久性の高いオプティカルスイッチを採用しています。
FPSゲームをプレイする時は不要なテンキーがなく、キーボード本体にType-Cケーブルを接続するので保管がしやすいため、コンパクトで持ち運びにも便利です。
色はRazerらしい黒もありますが、本モデルは白なのもポイント。デスクを白で統一したい方にもおすすめします。
ゲーミングキーボードに必須な同時入力機能Nキーロールオーバー、誤入力を防ぐアンチゴースト機能も搭載。
プロファイルは5つまで保存できるのでカスタマイズ性も十分なモデルです。
Razer Hammerhead Pro HyperSpeed
Razerのカナル型ゲーミングワイヤレスイヤホン『Razer Hammerhead Pro HyperSpeed』。マイクを内蔵しており、ボイスチャットや電話にも使用できます。
コンパクトなケースと、RazorらしいグリーンのLEDを配したデザインが印象的。カナル型イヤホンは遮音性が高いので、外部の音に邪魔されたくない方にもおすすめです。
ゲーミングヘッドセットは重いと感じている方はチェックしてみてください。
Razer BlackShark V2 X RZ04-03240100-R3M1
Razerらしい黒と緑のゲーミングヘッドセット『Razer BlackShark V2 X』。
FPSゲームにおいては音の位置が重要になってきますが、7.1サラウンドサウンドのお陰で敵の足音を聞き逃しません。
また、密閉型イヤーカップを採用しているため、雑音をカットして遮音性を高めています。
ゲーミングヘッドセットはゲームのプレイ中、ずっと付けているので重さも考慮しなければいけません。
BlackShark V2は約240gと軽量なので、負担が少ないのも魅力です。Razerのゲーミングデバイスを一式で揃えたい方におすすめします。
Razer Kraken Kitty V2 Quartz Pink
ネコミミ型のユニークなゲーミングヘッドセット『Razer Kraken Kitty V2 Quartz Pink』。
エモートなどに反応するイヤーカップはRazer Chroma RGBに対応しており、1,680万色と多彩なライティングが可能です。
見た目のインパクトがかなり大きいですが、性能も本物。特許取得済みのドライバー設計により、クリアなサウンドを楽しめます。
また、イヤークッションはレザーレットとファブリックのハイブリット素材なのので、長時間ヘッドセットを付けていても快適に使用できるのもポイントです。
ピンク以外に黒もあるので、デザインに惹かれたならチェックしてみてください。よりオリジナリティを出したいという方は、ウサ耳やクマ耳を選べるKraken Kitty V2 Proもおすすめです。
Razer Kraken Quartz Pink RZ04-02830300-R3M1
Razer Kraken Quartz コレクションのゲーミングヘッドセットです。
カスタマイズされた50mmドライバーは、ゲームオーディオにおいて重要な低音の迫力を高めています。
また、イヤークッションには冷却ジェルが注入されているのもポイント。蒸れを抑えてくれるので、快適に使用できます。
マイクは柔軟に曲げられる、単一指向性型を採用。雑音を遮断して、クリアな音声で味方に言葉を伝えられます。
可愛いピンクのヘッドセットを使ってみたいけど猫耳は恥ずかしい、という方にもおすすめのモデルです。
RazerのゲーミングPCのいいところ・メリット
統一感を演出できるデザイン
RazerのゲーミングPCのメリットはデザインの統一感です。
Razerはゲーミングマウス、ゲーミングキーボード、ゲーミングヘッドセットなど、ゲーミングデバイスの種類が非常に豊富。
デザインは緑の蛇を象ったロゴに、黒を基調にしたシンプルなデザインが多いため、ゲーミングノートPCとも合わせられます。
Razerはデザインの共通性が高く、様々なゲーミングデバイスを販売しているため、デスク周りを統一できるのがメリットになります。
コンパクトで持ち運びやすい
ゲーミングノートPCは高性能な反面、重くて厚くなりがちです。
性能が高いパーツは、相応に熱も発するため、高性能な冷却システムが必要になりますが、RazerのゲーミングノートPCは薄いです。
Razer Blade 14を例にあげると、厚さが約17.99mmで、重量は約1.84kgとコンパクト。
しかも、厚さに関しては一部ではなく、全体がフラットです。性能の高さに対して、持ち運びやすいのもRazerのメリットと言えます。
RazerのゲーミングPCのデメリット
値段が高い
Razerのデメリットは値段が高いことです。性能だけに注目するなら、ほかの外資メーカーやBTOショップのほうが安価に入手できます。
Razerはコスパを考えて選ぶメーカーではありません。
Razerのゲーミングデバイスと、ゲーミングノートPCを組み合わせた統一感や、高価なメーカーであるゆえの所有欲。
どこまでRazerの製品にこだわりを持てるかが、重要になってくるメーカーです。
カスタマイズできない
RazerのゲーミングノートPCはカスタマイズができません。パソコンショップarkでも、ヘッドセットやマウスなどを追加できる程度です。
BTOショップのゲーミングノートPCなら、デスクトップに比べればカスタマイズ性は低いものの、ストレージやメモリの増設が行えることもあります。
しかし、Razerは、各モデルのラインナップから選ぶしかありません。選択肢の幅が狭いのもRazerのデメリットの1つです。
RazerのゲーミングノートPCを選ぶ時は、自分が必要とするスペックをちゃんと満たしたモデルを選択しましょう。
RazerのゲーミングPCの評判
#Razer
— mitu「刀」 (@mitu97889220) August 7, 2022
#RazerBlade15
Razer Bladeとウーファ内蔵
サウンドバーをBluetoothで接続できるのも素晴らしい👏
掃除完了してひんやりした床で座椅子でくつろぐのも休みの醍醐味
午後から写真📸でも撮ろー
休みは人それぞれ、好きにしよう🎶 pic.twitter.com/4MKlqzAw0z
Razer blade 15″を旅行中に使ってみたけど、やっぱいいね。ノングレア144Hz駆動液晶ほんと素晴らしい。キーボードもほぼMacBook系と同じで、左altをCommandキーと同じ操作にAutoHotKeyで割り付けて違和感ないですな。1920pを100%表示で全然問題ない。何より何もかもが速い……w
— Hirofumi Iwasaki / 岩崎浩文 (@HirofumiIwasaki) June 25, 2022
Razer Blade 15 を買ってしまった。
— ᏚᏌᎷᎷᎬᏒ (@summerglau1210) December 22, 2023
デスクトップをやめて初めてのゲーミングノートに移行。
i9 11900H
RTX3080 Laptop 16GB
32GB RAM
4K OLED Display
どうしても4K有機ELモデルが欲しかったから型落ちの2021 Advancedモデル買った。#Razer#RazerBlade pic.twitter.com/37XXoKROlK
#Razer
— mitu 🐍 (@mitu97889220) October 26, 2023
お昼に見積もりササッと作業私の相棒は素敵なblade(👍'∀')👍グッ🐍 pic.twitter.com/TrMxudwfsb
RazerのゲーミングPCでよくある質問
Razerはどこの国のメーカー?
Razerは2005年にアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで設立されたメーカーです。
現在は、サンフランシスコとシンガポールに本拠地を置いています。
Razerの日本会社は?
Razerには日本法人はありません。日本国内の代理店はMSY株式会社となっています。
RazerはデスクトップPCを販売していないの?
RazerはデスクトップPCを販売していません。ゲーミングノートPCのみです。
ただ、Razerには300Hzの超高速なリフレッシュレートや有機ELのディスプレイを備えた、性能やデザイン性にこだわったゲーミングノートPCがあります。
以前は筐体がピンク色のモデルもラインナップされていました。
RazerにBTOパソコンはない?
RazerにCPUやメモリなどのパーツ構成を選べるBTOパソコンはありません。
arkオンラインストアで購入する際には「カスタマイズ」の項目もでますが、変更できるのは周辺機器やセキュリティソフトだけとなっています。
Razerにゲーミングチェアはある?
Razerはゲーミングチェアも販売しており、合成レザーを使用したベーシックな「Iskur」と、ファブリック素材で作られた「Iskur Fabric」、高さの調整幅が広い「Enki」などのシリーズがあります。
また、Razerとハローキティがコラボしたゲーミングチェアも販売されており、以前は原神とのコラボモデルもありました。
合成レザーは掃除がしやすく、見た目がいいという利点もありますが、日本は高温多湿なので比較的蒸れづらいファブリック素材のIskur Fabricがおすすめです。
ただ、Iskurシリーズは適用身長が最低でも170cmからと高身長向けなので、小柄な方は高さ調整の幅が広いEnkiシリーズを選びましょう。
Razerに限らず海外メーカーのゲーミングチェアはサイズが大きめなので、購入の際はスペックをよく確認してください。
RazorのゲーミングノートPCに安いモデルはある?
RazorのゲーミングノートPCの価格は、全体的に高めです。
ただし白やピンクなど他ではあまり見られないデザインのモデルが展開されていたり、ゲーミングデバイスのトータルコーディネートが可能になるなど、Razorならではのメリットもあります。
コスパよりも、こだわりのゲーミング環境を追求する方に向いているメーカーです。
Razerの企業情報
本社名 | Razer Inc. |
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設立年 | 2005年 |
本拠所在地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ シンガポール |
日本国内代理店 | MSY株式会社 |
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