崩壊スターレイルは原神で有名なHoYoverseが、2023年4月よりサービスを開始した崩壊シリーズの最新作。
崩壊3rdの平行世界にあたる物語が描かれており、原神のようなアニメ調のグラフィックが魅力的なゲームになっています。
崩壊スターレイルはスマホやPS5でもプレイできますが、迫力ある映像を楽しみたいならウルトラワイドモニターにも対応しているPC版がおすすめです。
本記事では崩壊スターレイルの推奨スペックやfpsについて解説し、おすすめのゲーミングPCやノートパソコンを紹介していきます。
崩壊スターレイルの必要最低・推奨スペック
必要最低スペック
CPU | Intel Core i3 またはそれ以上のスペック |
メモリ | 6GB RAM またはそれ以上のスペック |
GPU | dGPU、Nvidia GeForce GTX 650 またはそれ以上のスペック |
OS | Windows 7 64ビット版またはそれ以上 |
崩壊スターレイルの公式から発表されているPC版の必要最低スペックですが、非常に低い性能なので構成の参考にはなりません。
CPUは「Core i3」とだけ書かれていて具体的な型番名はないものの、ゲーミングPCに使われるのはより高性能な「Core i5」や「Ryzen 5」以上です。
加えてGPUは2012年発売の「RTX 650」、メモリも6GBと非常に低く、現在のエントリークラスのゲーミングPCでも必要最低スペックは簡単に上回ります。
崩壊スターレイルに限りませんが、必要最低スペックはあくまでもとりあえず動く程度の構成なので、推奨スペックを参考にしましょう。
推奨スペック

PC版崩壊スターレイルの推奨スペック
CPU | Intel Core i7 またはそれ以上のスペック |
メモリ | 8GB RAM またはそれ以上のスペック |
GPU | dGPU、Nvidia GeForce GTX 1060 またはそれ以上のスペック |
OS | Windows 10 64ビット版またはそれ以上 |
PC版崩壊スターレイルの推奨スペックです。必要最低スペックと同じで、CPUは「Core i7」とだけ書かれていて具体的な世代名や型番がありません。
崩壊スターレイルがサービスを開始したのは2023年4月。当時の最新モデルは第13世代Coreになりますが、発売まもないCPUが推奨スペックで採用されることはまずありません。
現在、コスパのいいゲーミングPCに搭載されている「Core i5-14400F」クラスでも、第11世代のCore i9よりやや上の性能なのでスペックは十分満たせます。
メモリは8GBと少なく、GPUのGTX 1060についてもエントリークラスであるRTX 3050 6GBでも満たせる性能です。
ただ、PC版の崩壊スターレイルは没入感が増すウルトラワイドにも対応しているので、性能に余裕がほしいならRTX 4060以上を搭載したミドルスペックのゲーミングPCを選びましょう。
崩壊スターレイルは軽いゲームですが、レンダリング精度を最大の2.0に上げるとかなり重くなります。
最高設定でも1.0が標準なので、理由がなければ2.0に上げるのは避けましょう。
ストレージ容量は115GB以上必要
PC版の崩壊スターレイルに必要な容量は20GB以上となっていますが、これはサービス開始当初のデータです。
2025年5月時点では崩壊スターレイルは約60GBを使用するだけではなく、初回ダウンロードの際には倍の容量が必要になります。
アップデートで容量は増えていくので崩壊スターレイルだけをプレイする場合でも、予算に余裕があればストレージは1TB以上を搭載するのがおすすめです。
崩壊スターレイルはPCだと120fps出せない?

崩壊スターレイルはPC版では120fpsに対応していません。PC版の上限フレームレートは60fpsです。
ただ、崩壊スターレイルはターン制のコマンドバトルRPGなので、60fpsでも快適にプレイできます。
また、FPSゲームと違って100fps以上の高いフレームレートにこだわらなくてもいいため、高解像度でプレイしやすいというメリットも。
上限フレームレートが60fpsならゲーミングPCにかかる負荷も軽くなるので、ハイエンドGPUでなくても高精細なWQHDや4Kで崩壊スターレイルをプレイできます。
アニメのようなグラフィックで描かれた崩壊スターレイルの世界を楽しむなら、高解像度のモニターと組み合わせるのがおすすめです。
予算とデスクのスペースに余裕があれば、画面が横に広いウルトラワイドモニターを導入すると没入感がさらに増します。
崩壊スターレイルのゲーミングPCおすすめ|デスクトップ
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46
安価な定番構成!ドスパラのフルHD向けゲーミングPC
3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- ミドルスペックの定番構成
- 崩壊スターレイルの推奨スペックを上回る
- フルHDならほかのゲームもプレイ可能
- ゲームを高解像度でプレイしたい人
「RM5C-R46」はドスパラの公式サイトでも崩壊スターレイルのおすすめゲーミングPCとして紹介されているモデル。
CPUは「Core i5-14400」、GPUには「RTX 4060」を採用したフルHD向けの定番構成で、崩壊スターレイルの推奨スペックを上回る性能があります。
重量級タイトルは設定を落とす必要はあるものの、Apexなどほかのゲームをプレイすることも可能。ストレージとメモリは控えめなので、用途に応じてカスタマイズするのもおすすめです。
PC版の崩壊スターレイルをフルHDでプレイできれば十分という方におすすめの安価なゲーミングPCとなっています。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R56T
最新のRTX 5060 Tiを搭載したコスパ重視モデル
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 5060 Ti(16GB) |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- RTX 5060 Tiの16GBモデルを搭載
- フルHDならほとんどのゲームをプレイできる
- メモリが標準で32GB
- 予算が20万円以下の人
崩壊スターレイル以外のゲームも快適にプレイできるコスパのいいゲーミングPC。
CPUは20コア・28スレッドの「Core i7-14700F」、GPUには最新の「RTX 5060 Ti」を搭載しており、フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイできます。
RTX 5060 TiはVRAM16GB版なので、重量級のタイトルにも対応できるのがポイント。崩壊スターレイルならWQHD以上の高解像度でのプレイも視野に入ります。
メモリとストレージも十分な容量なので、崩壊スターレイルを快適にプレイできるコスパのいいゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
ドスパラ GALLERIA XA7R-R57T
4Kでもプレイできる!Ryzen 7 9800X3Dを搭載したハイスペックモデル
4.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- ゲームに特化したRyzen 7 9800X3Dを搭載
- 最新のRTX 5070 Tiを採用
- 崩壊スターレイルなら4Kでもプレイできる
- 崩壊スターレイルだけプレイできればいい人
崩壊スターレイルやほかのゲームを高解像度でプレイするなら、「XA7R-R57T」がおすすめ。
CPUには現行では最強クラスのゲーム性能がある「Ryzen 7 9800X3D」、GPUは崩壊スターレイルなら高精細な4Kでも快適にプレイできる「RTX 5070 Ti」を搭載したハイスペックモデルです。
Ryzen 7 9800X3Dは60fps制限がかかっている崩壊スターレイルにはオーバースペックですが、さまざまなゲームでフレームレートを高く維持することが可能。
高解像度で美麗なグラフィックを楽しんだり、FPSゲームならフルHDで300fps以上のフレームレートを出したりもできるので、崩壊スターレイル以外のゲームも遊びたい方におすすめのモデルです。
メモリとストレージも十分ですが、2台目のSSDを追加してデュアルストレージ構成にすればより快適になります。
崩壊スターレイルのゲーミングPCおすすめ|ノートパソコン
ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-5N
安いゲーミングノートならコレ!ドスパラのエントリー向けモデル
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き244×高さ24mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- エントリー向けの安いモデル
- 崩壊スターレイルの推奨スペックを満たせる
- カスタマイズもできる
- 高解像度で崩壊スターレイルをプレイしたい人
崩壊スターレイルをプレイできる安いゲーミングノートPCなら「RL7C-R45-5N」がおすすめ。
CPUは「Core i7-13620H」、GPUには「RTX 4050」を採用しており、崩壊スターレイルの推奨スペックを上回る性能があります。
ドスパラの公式サイトでも崩壊スターレイルのおすすめゲーミングノートPCの1つとして紹介されており、フルHD・低画質であればほかのゲームもプレイ可能。
ガレリアはメモリとストレージのカスタマイズもできるので、用途に応じてアップグレードできるのもポイントです。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
コスパ良好!RTX 4060を搭載したミドルスペックのゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- コスパがいい
- フルHD向けのRTX 4060を搭載
- 有線LANポートも備えている
- 特になし
IntelのCPU「Core i7-13620H」を採用した、ドスパラのミドルスペックゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 4060」を搭載しており、軽いタイトルである崩壊スターレイルなら快適にプレイすることができ、フルHD・低画質ならほかのゲームも遊べる性能があります。
ゲーミングノートPCとしてコスパがいいだけではなく、一般的なゲーミングモニターよりも少し高い165Hzの高速リフレッシュレートに対応しているのもポイント。
崩壊スターレイルだけプレイするなら十分な性能ですが、ほかのゲームも遊ぶ予定ならメモリとストレージをアップグレードするのもおすすめです。
ドスパラ GALLERIA ZL9R-R57T-6
最新のRTX 5070 Tiを搭載!ドスパラのハイスペックゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 9 9955HX |
GPU | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
重量 | 約2.4kg |
サイズ | 幅357×奥行き256×高さ31mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- 最新のRTX 5070 Tiを搭載
- 300Hzに対応した超高速ディスプレイ
- 並のデスクトップPCを超える性能
- フルHDで十分な人
外出先でも崩壊スターレイルやほかのゲームを快適にプレイしたい方におすすめのハイスペックゲーミングノートPC。
CPUはAMDの「Ryzen 9 9955HX」、GPUには最新の「RTX 5070 Ti」を採用しており、WQHDなどの高解像度でもゲームをプレイできる性能があります。
ディスプレイの解像度はWQHDよりもやや縦に広く、300Hzの超高速リフレッシュレートに対応しているのもポイント。
60fps制限がかかっている崩壊スターレイルの場合は、ほかに高解像度モニターを用意して組み合わせて使うのもありです。
並のデスクトップPCを上回る性能があるので、メイン機としても使えるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。
崩壊スターレイルのスペックでよくある質問

グラボなしで遊べる?
崩壊スターレイルをグラボなしで遊ぶのは不可能ではありませんが、画質設定を落とす必要があります。
現在は性能の高い内蔵グラフィックスを搭載したCPUもありますが、グラボのスペックには及びません。最低まで設定を下げても、60fpsで安定させるのは不可能です。
PC版崩壊スターレイルは大画面、高解像度、高画質でプレイできるのが最大の魅力なので、グラボなしのパソコンではメリットが無くなってしまいます。
RTX 3050 6GBでも推奨スペックはクリアできるので、必ずグラボを搭載したゲーミングPCでプレイしましょう。
崩壊スターレイルはノートパソコンでもできる?
普通のノートパソコンで崩壊スターレイルをプレイするのは難しいですが、ゲーミングノートPCなら可能です。
ノートパソコン用のCPUとGPUは省電力な分、同じ型番でもデスクトップ版にスペックでやや劣ります。
しかし、最新世代のエントリークラスGPU「RTX 4050」でも、推奨スペックのGTX 1060を超える性能があるので崩壊スターレイルもフルHDなら問題なくプレイ可能です。
ただ、ノートパソコンは構造的に熱を持ちやすいので、置き場所に余裕があるならデスクトップのゲーミングPCをおすすめします。
スマホ版とPC版の違い
壊スターレイルは主にスマホとPCでプレイできます。10月にはPS5でもリリースされました。
下記はAndroid版とiOS版の推奨スペックです。公式では対応スペック(最低スペック)も発表されていますが、動きはするという程度のスペックになるので省略します。
項目 | Android版推奨スペック | iOS版推奨スペック |
---|---|---|
デバイス | Snapdragon855 Dimensity1000 Kirin990 またはそれ以上のCPUが搭載された機種 | iPhone X iPhone XR またはそれ以上の機種 A12以上のプロセッサが搭載されたiPad |
メモリ | 6GB以上 | 8GB RAM |
ストレージ | 8.5GB以上の空き容量 | 9GB以上の空き容量 |
OS | Android 9またはそれ以上 | iOS 11.0またはそれ以上 |
Android版では2018年のモデルですがSnapdragonのハイエンドである800番台が要求されています。
発熱も考えると崩壊スターレイルをスマホで快適に遊ぶなら冷却性能も高いゲーミングスマホや、最新のハイエンドモデルを選んでスペックに余裕を持たせるのが無難です。
スマホ版崩壊スターレイルでストレージ容量が足りない場合
また、スマホの崩壊スターレイルで問題になりやすいのはストレージの空き容量。
推奨スペックでは約9GBの空き容量が要求されていますが、ゲームはアップデートを重ねれば、必要な容量が増えていきます。
同じHoYoverseの原神も初期に比べて必要な空き容量が大幅に増えているので、ストレージは128GB以上のスマホを選びましょう。
ただ、スマホの空き容量で悩むなら、崩壊スターレイルはPC版かPS5版でプレイするのがおすすめです。
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