旧モデルのハイクラスグラボであるRTX 2080 SUPERと、ほぼ同等のゲーム性能を持つ「RTX 3060 Ti」。
下位モデルであるRTX 3060の強化版というよりは、RTX 3070に近いグラボで、フルHDならほとんどのゲームを高画質でプレイできるのが魅力です。
本記事では、RTX 3060 Tiの性能をほかのグラボと徹底比較。各メーカーの価格推移をまとめています。
RTX 3060 Tiのスペック比較表
「RTX 3060 Ti」のスペックをほかのグラボと比較しました。
専門用語が分からない場合は、下記記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
横スクロールできます
GPU | 年 | スコア | コスパ | 価格(平均) | 汎用シェーダー (CUDAコア)数 |
RTコア数 | コアクロック | ブーストクロック | メモリ容量 | メモリクロック | TDP | 推奨電力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 3050 | 2022年 | 6,224 | 92 | 43,129 円 | 2560 個 | 20 個 | 1552 MHz | 1777 MHz | 8 GB | 14 GT/s | 130 W | 500 W |
RTX 3060 | 2021年 | 8,766 | 84 | 56,271 円 | 3584 個 | 28 個 | 1320 MHz | 1777 MHz | 12 GB | 15 GT/s | 150 W | 600 W |
RTX 3060 Ti | 2020年 | 11,700 | 80 | 84,786 円 | 4864 個 | 38 個 | 1410 MHz | 1665 MHz | 8 GB | 14 GT/s | 200 W | 600 W |
RTX 3070 | 2020年 | 13,651 | 68 | 129,473 円 | 5888 個 | 46 個 | 1500 MHz | 1725 MHz | 8 GB | 14 GT/s | 220 W | 650 W |
RTX 3070 Ti | 2021年 | 14,857 | 102 | 94,983 円 | 6144 個 | 48 個 | 1580 MHz | 1770 MHz | 8 GB | 19 GT/s | 290 W | 800 W |
RTX 3080 | 2020年 | 17,631 | 66 | 187,803 円 | 8704 個 | 70 個 | 1440 MHz | 1710 MHz | 10 GB | 19 GT/s | 320 W | 850 W |
RTX 3080 Ti | 2021年 | 19,628 | 80 | 172,792 円 | 10240 個 | 80 個 | 1365 MHz | 1665 MHz | 12 GB | 19 GT/s | 350 W | 1000 W |
RTX 3090 | 2020年 | 19,931 | 67 | 216,765 円 | 10496 個 | 82 個 | 1395 MHz | 1695 MHz | 24 GB | 19.5 GT/s | 350 W | 1000 W |
RTX 3090 Ti | 2022年 | 21,929 | 68 | 243,601 円 | 10752 個 | 84 個 | 1560 MHz | 1860 MHz | 24 GB | 21 GT/s | 450 W | 1200 W |
▲価格はAmazonの平均値。クリックで並び替えできます
▲コスパはシェーダー数 x コアクロック / 価格。数値が高いほど良い
RTX 3060 Tiは2022年の6月頃から、徐々に価格が落ち着き、値下がり傾向にあります。
RTX 3060 Tiはミドルクラスのグラボながら、RTX 2080 SUPERに匹敵する性能を持ち、消費電力も優秀なモデルです。
設定を落としてもいいならRTX 3060でも十分ですが、RTX 3060 TiはフルHDだけでなく、ゲームによってはWQHDでのプレイも視野に入ります。
ほとんどのゲームを快適にプレイできるので、フルHD・高画質設定で高いフレームレートを維持したい方におすすめです。
詳細な比較は各ゲームプレイ時のfpsで確認できるので、気になる方は読み飛ばしてみてください。
RTX 3060 Tiの性能|各ゲームプレイ時のFPSをチェック
本見出しでは、RTX 3060 Tiを実際に使用した際の各ゲームプレイ時のfps値をまとめています。
気になるゲームがある場合は下記のリストから読み飛ばせるので、ぜひチェックしてみてください。
Apex Legends
Apex Legendsプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
183 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
230 fps
-
- RTX 3070
-
-
260 fps
-
- RTX 3080
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-
280 fps
-
- RTX 3090
-
-
280 fps~
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
RTX 3060 Tiの性能なら、低画質で200fps以上の高フレームレートをだしてくれます。
RTX 3060では200fpsには届かないので、200hz以上のゲーミングモニターを使う方におすすめです。
フルHDなら、高画質でも144fps以上を出せるため十分快適ですが、より高いフレームレートを狙うならRTX 3070を選びましょう。
Fortnite(フォートナイト)
Fortniteプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
262 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
285 fps
-
- RTX 3070
-
-
406 fps
-
- RTX 3080
-
-
447 fps
-
- RTX 3090
-
-
500 fps~
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
フォートナイトは画質設定や背景、天候の違いでフレームレートの差が大きいタイトル。
低画質であれば、RTX 3060 Tiなら200fpsを大きく越えたフレームレートで快適なプレイが可能です。
高画質設定だと、シーンによっては144fpsを切ることもありますが、RTX 3060より高いフレームレートで安定します。
組み合わせるCPUにも寄りますが、フルHD・高画質ならRTX 3060 Tiなら十分快適です。
VALORANT
VALORANTプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
290 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
320 fps
-
- RTX 3070
-
-
360 fps
-
- RTX 3080
-
-
400 fps~
-
- RTX 3090
-
-
400 fps~
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
VALORANTは軽いタイトルなので、画質の影響はほとんどありません。RTX 3060でも300fps以上の高いフレームレートがでています。
300hz以上に対応できるゲーミングモニターは稀なので、RTX 3060以上ならどのグラボを使っても問題ありません。
スパイクラッシュの有無などで、フレームレートに差はでますが、フルHDなら240fps以上で安定します。
むしろ、フレームレートが高すぎるため、CPUボトルネックの影響を考慮しなければいけません。
ゲーム性能の高い、第12世代Core iシリーズと組み合わせるのがおすすめです。
PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)
PUBGプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
179 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
200 fps
-
- RTX 3070
-
-
209 fps
-
- RTX 3080
-
-
220 fps~
-
- RTX 3090
-
-
230 fps~
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
RTX 3060 Tiの性能があれば、フルHD・高画質でも144fps以上のフレームレートがでます。
高画質設定でのRTX 3060との差は大きいので、PUBGでフレームレートを安定させたい場合はRTX 3060 Tiを選びましょう。
PUBGに限ればRTX 3070との差は僅かなので、無理に上位モデルを選択する必要はありません。
FINAL FANTASY 14(FF14)
FF14ベンチマークのfps
- RTX 3060
-
-
163 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
189 fps
-
- RTX 3070
-
-
196 fps
-
- RTX 3080
-
-
212 fps
-
- RTX 3090
-
-
223 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
FF14はRTX 3060でも、144fps以上のフレームレートで快適なプレイが可能です。
RTX 3060 Tiの性能なら、WQHDでも120fps前後でプレイできるので、より高精細なグラフィックで楽しめます。
ただ、4Kで60fpsをだすのは難しいです。4Kの高解像度でプレイしたい場合は、最低でもRTX 3070を選びましょう。
Rust
Rustプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
130 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
153 fps
-
- RTX 3070
-
-
160 fps
-
- RTX 3080
-
-
164 fps
-
- RTX 3090
-
-
200 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
Rustで表示できる限界フレームレートは144fpsです。低画質設定ならRTX 3060 Tiなら144fpsを狙えます。
RTX 3060 Tiの性能なら高画質でも100fpsを維持できますが、Rustは回線の品質やサーバーの状況などの影響で、フレームレートが変わりやすいです。
144fpsを狙うなら、RTX 3070以上のハイクラスグラボを選びましょう。
原神
原神プレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
60 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
60 fps
-
- RTX 3070
-
-
60 fps
-
- RTX 3080
-
-
60 fps
-
- RTX 3090
-
-
60 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
原神は非常に軽いタイトルなので、フルHDならRTX 3060でも快適にプレイできます。
2023年1月現在での限界フレームレートは60fpsなので、フルHDでプレイするならハイクラスのグラボは必要ありません。
RTX 3060 TiならWQHDでも、60fpsに張り付きますので、原神には十分な性能を持っています。
ELDEN RING
ELDEN RINGプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
60 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
60 fps
-
- RTX 3070
-
-
60 fps
-
- RTX 3080
-
-
60 fps
-
- RTX 3090
-
-
60 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
RTX 3060 TiならフルHD・最高設定でも、問題なく60fpsに張り付くので快適なプレイが可能です。
ただ、WQHDにすると、戦闘などで60fpsを切ってしまいます。
WQHDのような高解像度でプレイする場合、予算に余裕があればRTX 3070を選びましょう。
モンスターハンター ライズ
モンスターハンター ライズプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
203 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
230 fps
-
- RTX 3070
-
-
260 fps
-
- RTX 3080
-
-
300 fps~
-
- RTX 3090
-
-
300 fps~
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
モンスターハンターライズはSwitchからの移植なので、軽めのタイトルです。RTX 3060でも144fpsを維持できます。
高画質設定でのRTX 3060 Tiとの差は少ししかなく、ハンティングアクションゲームなので設定を落として200fpsを狙う必要もありません。
コスパを求めるならRTX 3060、ほかのゲームも快適にプレイしたいならRTX 3060 Tiを選びましょう。
黒い砂漠
黒い砂漠プレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
204 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
210 fps~
-
- RTX 3070
-
-
220 fps~
-
- RTX 3080
-
-
220 fps~
-
- RTX 3090
-
-
238 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
黒い砂漠はエフェクトの影響でフレームレートが下がりやすいタイトルです。
リマスター画質が標準的な設定となっており、RTX 3060とRTX 3060 Tiでは差が大きくなっています。
MMORPGでは60fpsが快適にプレイできる目安なのでRTX 3060でも、十分な性能です。
ただ、RTX 3060 Tiなら144hzのゲーミングモニターで、黒い砂漠の美麗なグラフィックをなめらかな映像で楽しめます。
黒い砂漠の世界により没入したいなら、RTX 3060 Ti以上を選びましょう。
タルコフ
タルコフプレイ時のfps
- RTX 3060
-
-
110 fps
-
- RTX 3060 Ti
-
-
120 fps
-
- RTX 3070
-
-
134 fps
-
- RTX 3080
-
-
144 fps
-
- RTX 3090
-
-
144 fps
-
シーンによってfpsが上下します。基本的に上位GPUのほうがフレームレートは出るので、あくまで参考程度にしてください。
タルコフは2023年1月現在でもβ版のため、グラボの最適化があまりすすんでいないタイトルです。
高画質ではグラボの性能差がでにくいので、RTX 3060とRTX 3060 Tiにもさほど違いはありません。
限界フレームレートの144fpsを狙うのはミドルクラスでは難しいタイトルなので、予算と相談してグラボを選びましょう。
ゲームを主にフルHDでプレイする場合、ハイクラスグラボを選ぶのはコスパがよくないので、RTX 3060 Tiをおすすめします。
RTX 3060 Tiの各メーカー毎の価格推移|最安値はどれ?
RTX 3060 Tiの価格推移をAmazonで調べて、メーカーごとにまとめました。
RTX 3060 Tiは7月に入ってから、徐々に価格が落ちてきています。
10月の調査時点での最安値は、GIGABYTEです。
ASUS
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メーカー | 価格(10月時点) | 保証期間 | コアクロック | ブーストクロック | TDP | 推奨電力 | 補助電源 | インターフェース | サイズ(L x W x H) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUS | 73,535 円 | 1年 | 非公表 | 1785 MHz(OC) 1755 MHz(Gaming) | 非公表 | 650 W | 1 × 8-pin |
|
301mm × 143 mm × 54 mm |
ASUS製の『RTX 3060 Ti TUF-RTX3060TI-O8G-V2-GAMING』
ASUSのTUFシリーズは、軍用規格のコンデンサを使用した耐久性の高いモデルで、ブーストクロックが2種類あります。
HDMI 2.1が2つ、DisplayPortが3つと、他社のRTX 3060 Tiよりもインターフェースが豊富なのもポイントです。
ただ、同じトリプルファンモデルのGIGABYTEよりもやや高いので、積極的に選ぶ理由はありません。
MSI
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メーカー | 価格(10月時点) | 保証期間 | コアクロック | ブーストクロック | TDP | 推奨電力 | 補助電源 | インターフェース | サイズ(L x W x H) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MSI | 70,193 円 | 1年 | 非公表 | 1770 MHz | 220 W | 600 W | 8-pin × 1 + 6-pin × 1 |
|
278 mm × 131 mm × 51 mm |
MSI製の『GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LH』
MSIのRTX 3060 Tiは7月から値下がり傾向で、10月の調査時点では最安値を更新しています。
ブーストクロックは1770MHzと高く、HDMIやDisplayPortも十分な数です。
GIGABAYTEのトリプルファンモデルとの価格差は僅かなので、ブーストクロックを重視するならMSIを選びましょう。
玄人志向
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メーカー | 価格(10月時点) | 保証期間 | コアクロック | ブーストクロック | TDP | 推奨電力 | 補助電源 | インターフェース | サイズ(L x W x H) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
玄人志向 | 72,759 円 | 1年 | 非公表 | 1710 MHz | 非公表 | 非公表 | 8-pin × 1 |
|
285 mm × 124 mm 58 mm |
玄人志向とGALAXYのコラボモデル『RTX 3060 Ti GK-RTX3060Ti-E8GB』
カラーがホワイトなのもポイント。白いパーツでPCを作りたいという方にもおすすめです。
9月に大きく値下がりしており、RTX 3060 Tiの適正価格に近くなっていましたが、10月に入って値上がってしまいました。
玄人志向のモデルは基本的に安価ですが、早いもの勝ちになりやすいため、欲しい時はこまめにチェックしましょう。
ZOTAC
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メーカー | 価格(10月時点) | 保証期間 | コアクロック | ブーストクロック | TDP | 推奨電力 | 補助電源 | インターフェース | サイズ(L x W x H) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZOTAC | 円 | 1年 | 非公表 | 1695 MHz | 200 W | 650 W | 8-pin |
|
222.1 mm × 115.6 mm × 38.2 mm |
ZOTAC製の『GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge OC L』
ブーストクロックは他社のRTX 3060 Tiよりやや劣りますが、サイズが222.1mmと非常にコンパクトなのがポイントです。
高性能で省スペースなゲーミングPCを作りたい方におすすめのモデルになっています。
GIGABYTE
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メーカー | 価格(10月時点) | 保証期間 | コアクロック | ブーストクロック | TDP | 推奨電力 | 補助電源 | インターフェース | サイズ(L x W x H) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GIGABYTE | 69,800 円 | 2年 + 2年 | 1665 MHz | 1740 MHz | 非公表 | 600 W | 8-pin × 1 |
|
282 mm × 117 mm × 41 mm |
GIGABYTE製の『RTX 3060 Ti GV-N306TGAMING OC-8GD R2.0』
高い冷却性能を持つトリプルファンながら、RTX 3060 Tiのなかで最安値のモデルになっています。
また、GIGABYTEのグラボは標準保証以外に、製品登録すると2年の延長保証が付くのもメリットです。
一時的な値下がりの可能性も高いので、早めのチェックをおすすめします。
RTX 3060 Tiを搭載したゲーミングPC
ドスパラ ガレリア RM5C-R36T
フルHDなら高画質でゲームを遊べる!ほとんどのゲーマーに最適なモデル
おすすめ度:4
タイプ | ミドルタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-12400 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- 第12世代Core i5-12400を搭載
- フルHDでのゲームなら十分な性能
- 140mmの冷却ファンを標準搭載
- 4Kの高解像度でプレイしたい人
「Core i5-12400」と「RTX 3060 Ti」を組み合わせたドスパラのミドルクラスモデル。
第12世代Core iシリーズはゲーム性能が非常に高くなっており、フレームレートの伸びがよくなっています。
RTX 3060 Tiとの性能バランスもよく、高画質設定でもフルHDなら、ほとんどのゲームで快適なプレイが可能です。
140mmのファンを標準搭載しているのもポイント。回転数を落としても風量を確保しやすいので、静音性が高くなります。
ただ、SSDの容量が500GBとやや少ないので、カスタマイズで1TB以上にするか、セカンドストレージの追加がおすすめです。
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-M06M-A124-SASXB
コスパよし!コンパクトなミニタワーを採用した高性能モデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-12400 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 700W |
OS | Windows |
- WQHDでのゲームも視野に入る性能
- 横190mmの比較的コンパクトなサイズ
- 電源容量が700W
- モニターの左側にスペースを作れない人
RTX 3060 Tiを搭載したパソコン工房のミドルクラスゲーミングPC。
横190mmのコンパクトなミニタワーながら、原神のように軽いタイトルならWQHDでも、60fpsに張り付く性能を持ったコスパのいいモデルです。
ミニタワーなのでパソコンデスクの上にも置きやすく、床に置くよりホコリの侵入をおさえられるのもポイント。
ただ、電源ボタンはケースの右側についているので、モニターの左側に設置できるスペースを用意すると使い勝手がよくなります。
SSDは500GBとやや少ないので、カスタマイズでの増量やHDDの追加がおすすめです。
RTX 3060 Tiを使った実際のプレイ動画
RTX 3060 Tiの口コミ・評判
RTX 3060 Tiの口コミと評判をまとめました。
性能と価格のバランスを考え、コスパのよさに注目している方が多いです。
4Kでゲームをしない限り、ほとんどの方にとって十分な性能を持ったグラボなので、RTX 3060 Tiはよい選択と言えます。
RTX3060Ti、ガチでコスパ最強グラボやな…。
— 秋色紅茶 (@akiirokoutya) September 8, 2022
今の時期にGPUを購入するならRTX3060tiか3070tiがコスパ的に一番いいかもしれない
— hungrygroup (@hungrygroup3) September 25, 2022
PS5値上げはここまで円安になると仕方がない
— イチ松 (@ichi_cat7) August 25, 2022
つーか値上げになろうが値下げになろうがあんなバカでかい筐体のままならいらない
それよりも+10万出してRTX3060ti~3070搭載のゲーミングPC買ったほうがコスパ絶対良さそう
性能とコスパ考えたらRTX3060tiか3070が無難かね……となると11世代i5か12世代i5 i3あたりか?……
— 【緋岩堂】狐花 i7の人@Intel® Core™ i7-990x Gulftown (@fox_flower_) August 17, 2022
冷却は簡易水冷として……
RTX 3060 Tiレビューまとめ
本記事ではRTX 3060 Tiをレビューしました。
RTX 3060だとゲームによっては設定を落とさなければいけませんが、RTX 3060 Tiなら高画質設定でも快適にプレイできるのが魅力です。
ナンバリングこそ60番台ですが、実際はRTX 3070に迫る性能があるので総合的なコスパが高いモデルになっています。
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