さいたまスーパーアリーナで日本大会が行われたり、世界大会で日本代表が世界3位を獲得したりと、今波に乗っているVALORANT。
これからVALORANTをプレイしてみたい!という方も多いです。
そこでこの記事では、VALORANTの必要スペックと推奨スペック、そしておすすめのPCとよくある質問についてまとめました。
VALORANTの必要最低スペックと推奨スペック

必要動作環境
2025年5月現在のVALORANT公式サイトに記載されている必要動作環境は以下の表のとおりです。
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 AMD Athlon 200GE |
---|---|
GPU | Intel HD 4000 Radeon R5 200 |
メモリ容量 | 4GB |
Core 2 Duoは12年以上前のCPUなので、動かすだけならばスペックを要求しないゲームというのがわかります。
推奨スペック
VALORANTの推奨スペックは以下の表のとおりです。
CPU | Intel Core i3-4150 AMD Ryzen 3 1200 |
---|---|
GPU | GeForce GT 730 Radeon R7 240 |
メモリ容量 | 4GB |
ちなみにこのスペックは、VALORANT公式が発表している60fps出る目安のスペックとなっています。
そのため、最低限プレイできればよい、フレンドなどとカジュアルに楽しみたいという人であればこのスペックでも十分に遊ぶことはできます。
ただ、本気でゲームをプレイしたいという方には少しスペック不足です。
そのため、カクつかないレベルで快適に遊びたい、ゲームに勝ちたいと考えている方は、次の見出しで解説しているスペックを参考にしてみてください。
ストレージ容量は50GB必要
VALORANTをインストールするのに必要なPC容量は約26GBです。 増えたり減ったりするので正確ではありませんが、余裕を持って50GB分開けておけば問題ありません。
【用途別】VALORANTのおすすめスペック
240fps・360fpsでプレイするために必要なスペック
CPU | Intel Core i7-14700F AMD Ryzen 7 7700以上 (理想としてはRyzen 7 9800X3D) |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 Ti Radeon RX 7700 XT以上 |
メモリ容量 | 16GB以上 |
VALORANTで240fpsや360fps以上を狙うために必要なスペックの目安です。
VALORANTは軽いゲームなので、安価なエントリークラスのゲーミングPCでも144fps以上のフレームレートを出すことはできます。
ただ、複数人での撃ち合いやエフェクトが重なるとカクつく可能性もあるので、快適にプレイするならミドルスペック以上のゲーミングPCがおすすめです。
VALORANTはCPU依存も高いため、CPUはゲームに非常に強い「Ryzen 7 9800X3D」が理想。
ただ、Ryzen 7 9800X3Dは人気が高くて高価なので、性能を重視するなら「Core i7-14700F」や「Ryzen 7 7700」、コスパなら「Core i5-14400F」などを選びましょう。
GPUについてはVALORANTならRTX 4060でも快適ですが、ほかのゲームもプレイするならRTX 4060 Ti以上がおすすめです。
VALORANTを配信するために必要なスペック
CPU | Intel Core i7-14700F AMD Ryzen 7 7700以上 (余裕があればRyzen 9 9900X3D以上) |
---|---|
GPU | GeForce RTX 5060 Ti Radeon RX 7800 XT以上 |
メモリ容量 | 32GB以上 |
VALORANTは軽いゲームなので、CPUが最新に近いCore i7やRyzen 7であれば配信も十分できます。
現在ならCore i5でも配信はできますが、物理コア数が多いほうが安定しやすいので、できるだけ性能の高いCPUを選びましょう。
予算に余裕があり、ほかのゲームも遊ぶなら、クリエイティブ用途にも使える「Ryzen 9 9900X3D」以上のCPUを選ぶのも選択肢の1つです。
GPUはRTX 4060 TiやRTX 5060 TiのようなミドルクラスでもVALORANTの配信は可能ですが、性能に余裕がほしいならRTX 5070以上のモデルを選びましょう。
メモリについては配信を考慮するなら32GB以上を搭載するのが無難です。
VALORANTのスペックが足りてるのにカクつく・fpsが出ない場合
必要スペックや推奨スペックが足りているのにカクつく原因は主に3つ。
- 回線が悪いケース
- ウイルス対策ソフトが干渉しているケース
- アプデ直後でプレイヤーが殺到しサーバーが混雑している
主にこの3つが、推奨スペックや必要スペックを満たしているのにカクつく原因です。
回線が悪い原因はいくつかありますが、いつもは問題ないのに回線が悪い場合は主にインターネットが混雑しているのが原因です。
この場合は時間帯を変えたり、別で新しいインターネットを用意するなどの対策でカクつきをなくすことができます。
また、VALORANTはvanguardというほかのFPSゲームと異なるアンチチートソフトを利用しています。
このアンチチートソフトは、ほかのアンチチートソフトとはまた違う特殊な動作をするため、ウイルス対策ソフトが干渉し、カクついたりうまく動作しなくなることが多いです。
ウイルスソフトが干渉している場合は、ウイルス対策ソフトの監視対象からVALORANTやVanguardを除外設定をして見ると解消されます。
VALORANTはノートパソコンだと重い?
VALORANTは比較的軽いゲームなので、ノートパソコンでも十分快適にプレイできます。
数世代前のミドルスペックCPU「Core i5-10300H」、初心者向けGPU「GTX 1650」、メモリ8GBという非常に低スペックなモデルでも100fpsを維持できるのが下記動画で分かります。
VALORANTにおすすめのゲーミングPC|デスクトップ
ドスパラ Lightning-G AT5W Ryzen5 4500搭載
安いモデルならコレ!中高生でも手が届くドスパラのゲーム向けBTOパソコン
おすすめ度:3.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 550W |
OS | Windows |
サイズ | 幅210×奥行き401×高さ422mm |
保証 | 1年 |
- 非常に安い
- フルHD・低画質なら144fps以上を狙える
- 黒と白のモデルがある
- 配信をしたい人
- 重量級タイトルもプレイしたい人
VALORANTだけプレイできれば十分という方におすすめの非常に安いBTOパソコン。
CPUに「Ryzen 5 4500」、GPUに「RTX 3050」の6GBモデルを搭載したエントリー向けでは定番構成のモデルです。
重量級のタイトルをプレイするには物足りない性能ですが、軽いVALORANTであればシーンによっては144fps以上を出せます。
現在のゲーム用としては最低限のスペックなので、安さを重視した入門機としてならおすすめのBTOパソコンです。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R56T
最新のRTX 5060 Tiを搭載したフルHD向けのコスパ重視モデル
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 5060 Ti(16GB) |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- RTX 5060 Tiの16GBモデルを搭載
- フルHDなら300fps以上が狙える
- メモリが標準で32GB
- 予算が20万円以下の人
VALORANTを300fps以上でプレイするなら、「XA7C-R56T」がおすすめです。
GPUに最新の「RTX 5060 Ti」のVRAM16GBモデルを採用しており、フルHD環境であればVALORANT以外のタイトルもプレイできる性能があります。
CPUの「Core i7-14700F」は20コア28スレッドとマルチスレッド性能が高く、メモリも32GBを標準搭載しているので配信も可能です。
VALORANT以外にも、幅広くゲームをプレイできるコスパのいいゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。
ドスパラ GALLERIA XA7R-R57T
最強クラスのゲーム向けCPU搭載!4Kも視野に入るハイスペックモデル
4.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- ゲームに特化したRyzen 7 9800X3Dを搭載
- VALORANTなら500fpsを超えることもある
- 4Kでのゲームプレイも視野に入る
- VALORANTだけプレイしたい人
VALORANTを含めたFPSゲームで高いフレームレートを維持したい方におすすめのモデル。
CPUに現行で最強クラスのゲーム性能を持つ「Ryzen 7 9800X3D」を搭載しており、特にフルHD環境でフレームレートが跳ね上がります。
WQHDや4Kでもゲームがプレイできる最新GPU「RTX 5070 Ti」と組み合わせているため、VALORANTであれば500fpsを上回るフレームレートを出すことも可能。
現在では500Hz以上の超高速リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターもあるので、組み合わせて使うのがおすすめです。
VALORANTだけをプレイするにはオーバースペックですが、ほかのFPSゲームや重量級タイトルも快適にプレイしたい方におすすめのゲーミングPCになっています。
VALORANTにおすすめのゲーミングPC|ノートパソコン
ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N
安いゲーミングノートPCならコレ!VALORANTが遊べるエントリークラスモデル
おすすめ度:3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラボ | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
重量 | 約2.1kg |
サイズ | 幅360×奥行244×高さ24mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- ゲーミングノートPCとしては安い
- フルHDなら144fps以上を狙える
- シンプルで普段使いしやすい筐体
- 重量級のゲームをプレイしたい人
VALORANTをプレイできる安いゲーミングノートPCが欲しいなら、「RL7C-R35-5N」がおすすめです。
Intelの第13世代CPU「Core i7-13620H」とGPUに「RTX 3050」を組み合わせたエントリークラスの構成で、軽いVALORANTであれば144fps以上でプレイできます。
安価なモデルながらディスプレイは一般的なゲーミングモニターよりもやや高い165Hzのリフレッシュレートに対応しているのもポイント。
重量級のタイトルには向きませんが、VALORANTを外出先で軽くプレイするなら十分な性能がある安いゲーミングノートPCです。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
RTX 4060を搭載したドスパラのコスパがいいゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- RTX 4060を搭載
- VALORANTなら200fps以上を狙える
- 有線LANポートも備えている
- 高解像度でゲームをプレイしたい人
VALORANTを高いフレームレートでプレイできるコスパのいいゲーミングノートPC。
CPUは「Core i7-13620H」、GPUにはミドルクラスの「RTX 4060」を採用しているので、設定次第では200fps以上でプレイすることも可能です。
ただ、ディスプレイが対応しているリフレッシュレートは165Hzまでなので、必要であればゲーミングモニターと組み合わせるのおすすめ。
無線だけではなく、有線LANポートも備えているなど、ゲーミングノートPCとしては価格が安くてコスパもいいモデルです。
ただ、メモリとストレージは控えめなので用途に応じてカスタマイズしましょう。
ドスパラ GALLERIA ZL9R-R57T-6
RTX 5070 Tiを搭載したドスパラのハイスペックゲーミングノートPC
4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 9 9955HX |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
重量 | 約2.4kg |
サイズ | 幅357×奥行き256×高さ31mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- 最新のRTX 5070 Tiを搭載
- 300Hzに対応した超高速ディスプレイ
- フルHDなら300fps以上も狙える
- 安いゲーミングノートPCが欲しい人
「ZL9R-R57T-6」はVALORANT以外のゲームも快適にプレイしたい方におすすめのゲーミングノートPC。
CPUにAMDの「Ryzen 9 9955HX」とGPUには「RTX 5070 Ti」を採用しており、VALORANTであれば300fps以上を出せる性能があり、ほかのゲームをWQHDでプレイすることも可能です。
ディスプレイはWQHDより縦に広いWQXGAを採用しており、300Hzの超高速リフレッシュレートに対応しているのもポイント。
並のデスクトップPCを上回る性能があるので、メイン機としても使えるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルです。
VALORANTの必要・推奨スペックでよくある質問
VALORANTの必要・推奨スペックでよくある質問をまとめました。
気になる項目があれば、下記リストから読み飛ばしてみてください。
VALORANTはグラボなしでも遊べる?
VALORANTは非常に軽いゲームで低スペックPCでも遊べますが、それと同時に競技性が高く0.01秒を争うゲームです。
そのため、グラボなしのPCだとfpsや反応速度でグラボのあるPCと大きく差が出てしまいます。そのため本気でプレイするのであればグラボは必要です。
VALORANTは普通のPCでも遊べる?
VALORANTは非常に軽いゲームのため、60fpsで画質設定を下げてプレイするのであれば富士通などの普通のPCでも遊ぶことができます。
ただし、快適に遊びたい場合は本記事で紹介しているゲーミングPCを購入することをおすすめします。
メモリは何GBぐらい必要?
メモリは最低8GBあれば本気でプレイする場合でも問題ないです。 余裕があれば16GB、配信をしながらプレイする場合は32GBあると安心です。
コメント