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ゲーミングPCの延長保証はつけるべきか?必要かどうかを解説

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ゲーミングPCの販売ページやカスタマイズ時にはほとんどの場合、延長保証も選択肢が用意されています。

ゲーミングPCには1年の基本保証や1週間~1ヶ月程度は初期不良の対応期間がありますが、保証が切れたタイミングで故障したら困ると思っている方もいるのではないでしょうか?

ほとんどは基本保証だけでも十分ですが、延長保証に加入したほうがいい場合もあります。

本記事ではゲーミングPCの基本保証と延長保証について解説。延長保証が必要な場合や、各メーカーの保証内容についても紹介していきます。

2025年9月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル
RL7C-R35-5N
RL7C-R35-5N
RM5C-R46T
RM7C-R56T
ILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXB
ILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXB
価格 119,980円 (税込) 234,980円 (税込) 339,700円 (税込)
CPU Core i7-13620H Core i7-14700F Ryzen 7 7800X3D
GPU RTX 3050 RTX 5060 Ti RTX 5070 Ti
目安fps/画質 〜120fps/フルHD 〜240fps/フルHD 〜300fps/フルHD
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
目次

そもそもゲーミングPCの保証には無料のものと有料のもの2種類がある

無料の基本保証の内容と保証期間

ゲーミングPCには無料の基本保証がついていますが、メーカーごとに内容と保証期間は異なります。

期間に関しては業界最大手のドスパラやパソコン工房などほとんどのメーカーで基本保証は1年となっていますが、マウスコンピューターは標準で3年間と長いです。

内容についても各メーカーごとに違いがあり、たとえば、修理依頼時の送料だとドスパラは片道負担ですが、パソコン工房は負担がかかりません。

また、基本保証は自然故障のみの対応になっており、ユーザー側の過失(落下など)による故障は対象外になることがほとんどです。

一口にゲーミングPCの基本保証と言っても各メーカーごとに内容は異なっているので購入前に内容をチェックしておきましょう。

有料の延長保証の内容と保証期間

ゲーミングPCのメーカーは基本保証のほかに有料の延長保証を用意しています。

基本保証と合わせて最大で3~5年ほど保証期間が長くなり、保証の内容やサポート面でも優遇されることが多いです。

たとえば、ドスパラの場合は基本保証を含めて合計2~5年までの延長保証を追加でき、修理依頼時の往復送料がメーカー側の負担になるというメリットもあります。

また、パソコン工房なら自然故障だけではなく、物損故障にも対応した延長保証を付けることも可能です。

ただ、延長保証は購入したゲーミングPCの価格に応じてかかる金額が変わり、期間が長くなったり、修理条件が良くなるほどに高額になるので注意しましょう。

ゲーミングPCの延長保証はつけるべき?必要な人はどんな人かを解説

ゲーミングPCの延長保証は必ずつけるべきものではありません

購入してまもなくの初期不良さえなければゲーミングPCが自然故障を起こす可能性は低く、数年後には買い替える場合もあるからです。

ただ、延長保証をつけたほうがいい場合もいくつかあります。

例としては、高額なハイスペックゲーミングPCを買う予定なら延長保証に入っておくと、万が一故障した時に被害をおさえることが可能です。

物損故障は月額の場合もありますが、通常の延長保証であれば最初に支払ってしまえばその後にお金がかかることはないので故障など想定外の出費を防ぐことができます。

また、ゲーミングノートPCを頻繁に持ち歩く人は、落下などが原因の故障(物損故障)にも対応した延長保証をつけたほうが安心です。

延長保証は誰にでも必要というわけではありませんが、使用頻度やゲーミングPCの金額によっては選択肢に入ります。

ゲーミングPCの延長保証に入らないとどうなるか

延長保証に入らず、もしも、ゲーミングPCが故障した場合は修理代が高額になります

延長保証をつけず、基本保証の1年が過ぎた後にゲーミングPCが故障した場合は作業料金にくわえ、パーツ交換もはいると数万円の修理代がかかることも

ゲーミングPCは性能が高いほど高価なパーツを使用しているので、場合によっては新品を買ったほうが得と感じる金額になることもあります。

一方で、延長保証をつけておけば無料でゲーミングPCを修理してもらうことが可能です。ドスパラのように延長保証なら往復の送料がかからないメーカーもあります。

また、稀な例ですが2024年に起きたIntelの第13世代・第14世代Coreシリーズの不具合問題のように、後から不良が発覚することもあるので、高額なゲーミングPCを買うなら延長保証に入りましょう。

ゲーミングPCメーカーの保証内容一覧

ドスパラ

ドスパラ(ガレリア)

ドスパラは無料で1年の基本保証がつき、初期不良の対応期間は1週間となっています。

ただ、初期不良に関してはドスパラアプリのモバイル会員になれば1ヶ月に無料で延長できるので、ゲーミングPCを購入する前に登録しておくのがおすすめです。

延長保証については自然故障であれば修理費用は100%保証、パーツが廃番でも購入時の性能が保証され、基本保証の1年を含めて合計5年(基本1年+延長4年)まで追加することが可能。

必要な料金はゲーミングPCの価格と延長保証の長さによって変わり、110,000円以上のモデルでは最大で本体価格の18%の追加料金がかかります。

延長保証でも対象になるのは自然故障のみなので、物損故障も考慮するならドスパラのセーフティサービスへの加入も視野に入れましょう。

ツクモ

ツクモ G-GEAR

ツクモの基本保証は1年で、3年の延長保証が用意されています。

ツクモの延長保証は「eX.computer延長保証」という名前で、期間は3年のみとなっているものの、落下や火災などの物損故障にも対応したサービスです。

保証料金についてはゲーミングPCの本体価格によって変わり、価格が11,000円上がるごとに550円ずつ増額されていきます。

たとえば、143,000円~153,999円のゲーミングPCで延長保証に入ると保証料金は7,700円です。

また、ツクモのeX.computer延長保証はゲーミングPCを購入する時だけではなく、購入後1ヶ月以内であれば、後から加入することもできます

フロンティア

フロンティア

フロンティアにはゲーミングPCの購入から1年の基本保証と、3年間の延長保証があります。

フロンティアの延長保証は「プレミアム保証」と名付けられており、3年間(基本1年+延長2年)の無償修理や、パーツが廃番の場合などは同等品との交換も可能です。

ただ、フロンティアのプレミアム保証が対応しているのは自然故障のみとなっており、物損故障は保証されないので注意しましょう。

保証料金はゲーミングPCの価格によって変わり、10万円以上~15万円未満では14,960円とほかメーカーと比べるとやや高めの金額となっています。

マウスコンピューター

マウスコンピューター(G-tune)

マウスコンピューターのゲーミングPCで5年の延長保証を付けられるのはJeSU公認PCのみですが、まず基本保証が3年と非常に長いです。

保証の内容としてはユーザーがメーカーにパソコンを送るセンドバック修理保証、運送業者が受け取りに来るピックアップ修理保証、技術者が修理に来るオンサイト修理保証の3種類が用意されています。

一般的にゲーミングPCの保証はセンドバック修理保証です。カスタマイズでピックアップ修理保証、オンサイト修理保証を選ぶと追加料金がかかります。

また、マウスコンピューターには初期不良対応が新品交換、修理納期が最短当日になる安心パックサービスや、物損故障にも対応した破損盗難保証サービスも用意。

マウスコンピューターは基本保証が3年と長いためそのままでも十分ですが、さまざまな保証が用意されているのでゲーミングPCの金額や用途に応じてサービスを選びましょう。

パソコン工房

パソコン工房(レベルインフィニティ)

パソコン工房は1年の基本保証に、3年間と4年間の延長保証を追加することができます。

パソコン工房は経年劣化による自然故障だけではなく、物損故障にも対応した「物損保証付き延長保証」を選択することも可能です。

料金については3年の延長保証なら本体価格が60,000円未満では一律6,600円。60,000円以上であれば本体価格の10%、物損保証付き延長保証の場合は15%となっています。

パソコン工房は会員登録していれば、延長保証加入で超還元プログラムのポイント還元対象になれるのがメリット

また、基本保証、延長保証ともに自然故障であればゲーミングPCの送料はパソコン工房の負担となります。

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監修者

合同会社リバーテイン代表取締役かつゲーミングデバイス/ゲーミングPC評論家・専門ライター。著書は『ゲーミングPCのおすすめと選び方: 知識ゼロの初心者でも理解できる専門書』および『初心者向けゲーミングPCのおすすめと選び方』がある。また、執筆以外にもゲーミングPCに関する独自調査や、ゲーミングPCの購入相談なども行っている。
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