コスパよくゲームを高画質で動かしたいという人におすすめなのが、15万円クラスのゲーミングPCです。
どのメーカーも魅力的な価格でゲーミングPCを販売しています。
さまざまなスペック・デザインのモデルがあるため、商品選びに悩んでしまうことも。そこで当記事では、予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
なお、2024年最新のゲーミングPCおすすめモデルを紹介している記事もあるので、あわせてどうぞ。
予算15万円以下のゲーミングPCってどうなの?
10万円~15万円台の価格帯は、ゲーミングPCの予算としては安く、性能に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。
本見出しでは、そんな方向けに下記のような点について解説しています。
PS5の代わりに買うか悩んでいる人へ
結論からいえば、予算に余裕があるならPS5ではなくゲーミングPCの購入がおすすめです。
PS5のフレームレートには60fps/120fpsの制限があるため、144fps以上でプレイすることができません。
15万円で買えるゲーミングPCは、フルHDならゲーム側に制限がなければ200fpsを超えるフレームレートを狙うことも可能です。
ただし、PS5(PS5pro)には「ゲーミングPCより価格が安い」、「PS5独占タイトルがある」というメリットがあります。
モンハンを始めとして、最近はSteamでできるゲームが増えてきてはいるものの、ほしいゲームが独占になる可能性は考慮しておきましょう。
FPSゲームをプレイするなら高fpsが狙えるゲーミングPCがおすすめ!
以下の記事ではPS5とゲーミングPCを詳しく比較しています。こちらもぜひ参考にしてください。
ゲームではどれぐらいのfpsが出せる?
15万円クラスのゲーミングPCで人気ゲームを快適にプレイできるのか、どれくらいのfpsが出るのか。
15万円で購入できるゲーミングPCの平均的なスペックである、Ryzen 7 5700XとRTX 4060で調査しました。
ゲーム名 | フレームレート目安(フルHD/低画質) |
---|---|
Apex Legends | 約260fps |
フォートナイト | 約320fps |
VALORANT | 300fps以上 |
RUST | 約110fps |
モンハンライズ | 140~160fps |
パルワールド | 80~100fps |
動画編集や配信はできる?
15万円で買えるゲーミングPCになると、ゲームのほか動画編集や配信などの負荷がかなり高い作業も快適にできるようになります。
動画編集は重いエフェクトを何個もかけたり、4Kで非常に長い動画を編集しない限り、最新の15万円クラスのゲーミングPCでも十分作業可能です。基本的な操作であれば快適にできるようになっています。
配信は、重たいゲームをプレイすることがなければ可能です。RUSTやタルコフなどのスペックを必要とするゲームを配信すると少し重たく感じるかもしれません。
そのため、よりスペックを重視するのであれば、予算20万~25万円以下のゲーミングPCがおすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|デスクトップPC
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEi-M1A6-AR75F-RLSXB-SK2
RTX 4060を搭載!15万円以下で買える白いゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 7500F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- フルHD・低画質なら十分なゲーム性能
- おしゃれな白いケース
- モニターやデバイスとセット注文もできる
- 光らないゲーミングPCが欲しい人
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AMDのCPU「Ryzen 5 7500F」を搭載したパソコン工房のWEB限定ゲーミングPC。
グラボには「RTX 4060」を採用しており、フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイすることができます。
サイバーパンク2077のようにDLSS3に対応しているゲームなら、前世代のRTX 3060よりもフレームレートが伸びるのもポイントです。
また、おしゃれな白いケースは左サイドパネルが強化ガラス製になっており、LEDのイルミネーションも楽しめます。
セール時期でなくとも15万円以下で買える、非常にコスパのいいゲーミングPCす。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60
RTX 4060をRyzen 5 4500と組み合わせたコスパ構成のゲーミングPC
おすすめ度:4
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 750W |
OS | Windows |
- 15万円以下で購入可能
- フルHDなら144fps以上を狙える
- ストレージが1TB
- 最新世代のCPUが欲しい人
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CPUに「Ryzen 5 4500」を搭載した、マウスコンピューターの15万円以下で買えるデスクトップゲーミングPC。
グラボには「RTX 4060」を採用しているので、Apex LegendsのフルHD・低設定ならシーンによっては144fps以上のフレームレートでプレイすることが可能です。
15万円以下の価格帯ですが1TBのSSDを標準搭載しているのもポイント。カスタイマイズでLEDファンを追加することもできます。
フルHD環境なら多くのゲームをプレイでき、静音性やデザインも優れた、コスパのいいゲーミングPCです。
【コスパ重視】ドスパラ Magnate-G MTW
格安モデル!15万円以下で買えるドスパラのコスパ重視ゲーミングPC
おすすめ度:3.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-14400F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3050(8GB) |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 550W |
OS | Windows |
- 15万円以下で買えるゲーミングPC
- 低画質設定であればゲームを遊べる
- LEDライティングも楽しめる
- 重量級のゲームを遊びたい人
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「Magnate-G MTW」はドスパラのコスパ重視ゲーミングブランド「THIRDWAVE-G」から販売されているゲーミングPC。
GPUはエントリークラスの「RTX 3050 6GB」、CPUには「Core i5-14400F」を採用しており、15万円以下で購入することが可能です。
Apex LegendsのフルHD・低画質設定なら、シーンにもよりますが120fps程度でプレイできる性能があります。
白以外にも、黒いケースを選べるのもポイント。ガレリアと違って左サイドパネルが透明なのでカスタマイズをすればLEDライティングを楽しむこともできます。
ゲーミングデバイスとセットで購入することもできるので、安価にゲーミング環境を整えたい人におすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|ゲーミングノートPC
ドスパラ GALLERIA RL5C-R35-5N
コスパ良好!ドスパラのエントリー向けゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-12450H |
GPU | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅360×奥行244×高さ24~27.7mm |
重量 | 約2.1kg |
OS | Windows |
- 非常に安い
- 普段使いもできるシンプルなデザイン
- メモリとストレージをカスタマイズできる
- ゲームを高画質で遊びたい人
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RL5C-R35-5Nはドスパラから販売されているエントリー向けゲーミングノートPCです。
Intelの第12世代CPU「Core i5-12450H」と「RTX 3050」を組み合わせたコスパのいい構成なのがポイント。
メモリを32GBしたり、SSDを1TBにするなどのカスタマイズをしても15万円以下で買えるゲーミングノートPCとしては非常に安いモデルです。
また、安価ながら144Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイと有線LANポートも備えています。
Apex LegendsのフルHD・低画質ならシーンによっては144fpsを狙えるので、普段使いもできるゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
ASUS TUF Gaming A15 FA506NCR
高い耐久性が魅力!米国軍用規格に準拠したコスパ良好のゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 7435HS |
GPU | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズとHz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅359.8×奥行き256×高さ22.8~24.5mm |
重量 | 約2.3kg |
OS | Windows |
- 144hzの高速ディスプレイ
- 1TBのSSDを標準搭載している
- 独自の冷却システム
- 4K解像度でゲームをプレイしたい人
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「TUF Gaming A15 FA506NCR」は、ASUSのコスパが高いゲーミングノートPCです。
CPUに「Ryzen 7 7435HS」、GPUにはエントリークラスの「RTX 3050」を採用。ストレージには1TBのSSDを標準搭載しています。
ディスプレイは144Hzの高速リフレッシュレートに対応しているため、別途ゲーミングモニターを用意する必要もありません。
米国の軍用規格MILに準拠したテストをクリアしているので、耐久性が高く、衝撃や振動にもポイント。
ゲームをカジュアルに遊べて、丈夫なゲーミングノートPCが欲しい方におすすめします。
ASUS TUF Gaming A16 Advantage Edition
15万円以下ながら1TBのSSDを搭載ASUSの高耐久なゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 7 7435HS |
GPU | Radeon RX 7600S |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズとHz | 16インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅355×奥行き252×高さ22.1~26.8mm |
重量 | 約2.2kg |
OS | Windows |
- SSDが1TBと大容量
- 165Hzのディスプレイを採用
- AMDで統一された構成
- 高画質でゲームをプレイしたい人
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PCパーツの老舗でもあるASUSが販売している15万円以下で買えるゲーミングノートPCです。
GPUには「Radeon RX 7600S」を採用。Apex LegendsのフルHD・低設定ならシーンにもよりますが200fpsを狙える性能があります。
ディスプレイはフルHDより縦に広いWUXGAに対応しており、リフレッシュレートは165Hzと15万円以下のモデルなら十分なスペックです。
また、約2.2Kgと16インチモデルとしては比較的軽量ながら、米国の軍用規格に準拠したテストをクリアしているので耐久性が高いのもポイント。
15万円以下で買えるゲーミングノートPCとしては珍しく1TBのSSDを標準搭載しているので、ゲームを複数インストールしたい人にもおすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCの比較表
モデル | RL5C-R35-5N | |||||
メーカー | ドスパラ | マウスコンピューター | パソコン工房 | ASUS | ドスパラ | ASUS |
タイプ | デスクトップ | デスクトップ | デスクトップ | ノートパソコン | ノートパソコン | ノートパソコン |
価格 | 146,980円(税込) | 129,800円(税込) | 139,800円(税込) | 149,800円(税込) | 119,980円(税込) | 149,800円(税込) |
CPU | Core i5-14400F | Ryzen 5 4500 | Ryzen 5 7500F | Ryzen 7 7435HS | Core i5-12450H | Ryzen 5 7435HS |
GPU | RTX 3050(6GB) | RTX 4060 | RTX 4060 | RX 7600S | RTX 3050 | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ容量(SSD / HDD) | 500GB | 1TB | 500GB | 1TB | 500GB | 1TB |
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【2025年1月】自作PCの場合は予算15万円だとどんな構成になる?
ゲーミングPCを自作する場合、予算15万円だと以下のような構成となります。
パーツ | パーツ名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Core i5-14400F | 28,263円 |
CPUクーラー | 虎徹 MARK3 SCKTT-3000 | 3,400円 |
マザーボード | ASUS PRIME B760M-A D4 | 11,920円 |
グラボ | RTX 4060 | 46,255円 |
メモリ | CORSAIR VENGEANCE CMK16GX4M2E3200C16 | 6,169円 |
SSD | キオクシア EXCERIA PLUS G3 | 9,980円 |
電源 | Fractal Design ION SFX Gold 650W | 17,188円 |
PCケース | Thermaltake Versa H26 | 6,164円 |
– – – | – – – | 129,339円 |
Core i5-14400FとRTX 4060を組み合わせて約13万円とコスパの高い構成です。
予算が15万円ならまだ余裕があるので、動画編集や配信をするならメモリを32GBに増やすなど、用途や好みでパーツを選べるのも自作の魅力です。
また、SSDは1TBのコスパが高く、大手のSamsungやWestern Digital以外にキオクシアやソリダイムなど選択肢も増えています。
OS用の500GBと、データやゲーム用に1TBのSSDを2台搭載したデュアルストレージ構成にするのもありです。
予算15万円でゲーミングPCを自作するなら、IntelならCore i5-14400FやCore i5-13400F。AMDならRyzen 7 5700Xを基準にカスマイズしてみてください。
15万円以下で買えるゲーミングPCでよくある質問
15万円以下のゲーミングPCでApexはプレイできる?
Apex LegendsはPCゲームの中では中程度の負荷に分類されるタイトルです。
予算15万円以下のゲーミングPCでもフルHD環境の低画質設定であれば、ほとんどのモデルで問題なくプレイできます。
PCゲームをするにはなにが必要?
ゲーミングPCでゲームをプレイする場合、必須と言えるのは144Hzなどの高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターです。
一般的な液晶テレビをはじめ、多くのモニターのリフレッシュレートは60Hz。高いフレームレートをゲーミングPCが描画しても、モニターが対応していなければ意味がありません。
原神やドラゴンクエスト10のようにフレームレートが60fpsに制限されているタイトルならともかく、FPSゲームを快適にプレイするにはゲーミングモニターが必要になります。
ほかにもゲーミングマウスなどのゲーミングデバイスはありますが、優先度はゲーミングモニターのほうが高いです。
ゲーミングPCを買ったら、ゲーミングモニターも用意しましょう。視線移動が少なく、扱いやすい24インチのモデルがおすすめです。
10万円以下のゲーミングPCはある?
ゲーミングPCが全体的に値上がり傾向にあることから、10万円以下で探すのは難しくなっています。
ただ、パソコン工房のRTX 3050 6GBを搭載したレベルシータなら10万円以下で購入することが可能です。
セールでなくとも安いモデルですが、エントリークラスのCPUとGPUを組み合わせているのでフレームレートを安定させたいならもう少し性能が高いゲーミングPCを選びましょう。
ゲーミングPCは何年で買い替えになる?
ゲーミングPCの買い替え時期は3~5年ていど。15万円以下のミドルレンジであれば長くて3年ほどが目安とされています。
パーツの経年劣化もありますが、CPUやグラボのモデルチェンジが行われる周期が約2年で、新モデルの価格が落ち着くまでにもう少し時間がかかるのも理由の一つです。
また、高性能なゲーミングPCでも5年使えば新モデルとの差が出てくるため、性能的な寿命が見えてきます。
最新タイトルの要求スペックも時代によって上がるので、ストレスを感じるようになったら買い替えを検討しましょう。
ゲーミングPCの寿命やCPUやグラボなど各パーツの買い替え時期について解説した記事もあるので、参考にしてみてください。
RTX 3060を搭載した15万円以下のゲーミングPCはある?
2024年現在、RTX 3060を搭載したメーカー製のゲーミングPCはほとんどありません。
ドスパラやパソコン工房などの大手はもちろん、中堅メーカーでもRTX 3060の後継モデルであるRTX 4060に変更されています。
これから15万円以下のゲーミングPCを選ぶならRTX 4060を搭載したモデルがおすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCまとめ
今回は予算15万円以下で買えるゲーミングPCを紹介しました。
予算15万円以下のゲーミングPCでもスペックは十分で、ある程度重たいゲームでも快適に動作させることが可能です。
デスクトップでおすすめなゲーミングPCはパソコン工房の「ILeDEi-M1A6-AR75F-RLSXB-SK2」。
コスパのいいゲーミングノートPCならドスパラの「RL5C-R35-5N」がおすすめです。
また、自作ゲーミングPCの場合はCore i5-14400FとRTX 4060の組み合わせをベースにして構成を考えていきましょう。
予算が15万円あればフルHD・低画質なら、ほとんどのゲームを快適に遊ぶことができます。
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