2018年、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」とドスパラのガレリアがコラボした特別なゲーミングPCが発売されました。
普通のガレリアとは一味違う「ゲーマーをカッコよく魅せる」をコンセプトにした特別なデザインは、CRファンでなくとも惹きつけられる魅力があります。
デザインだけではなく、CRコラボPCはPCパーツの世代交代に応じてアップグレードされているため、ほかのゲーミングPCにスペックで劣ることもありません。
本記事では、CRコラボPCの評判と普通のガレリアとの違いについて解説し、おすすめのモデルを紹介していきます。
CRコラボPCの評判
実際にCRコラボPCを購入した方のX(旧Twitter)での評判をまとめました。
CRコラボPC届いた🥳🥳かっこえ〜〜 pic.twitter.com/fl2o4gWJQt
— rime (@rimetari310) January 29, 2025
CRのコラボPCお迎えしました!
— さくらもち (@Sakuramociii_23) May 18, 2025
めっちゃかっこいいー!!✨
ゲーミングPCを購入したのは人生初なのでドキドキしていますが、大事に使っていきたいと思います☺️
たくさんゲームするぞー!💪 pic.twitter.com/M22Rg2C7dL
CRコラボPCとりあえず開封!!!
— なぽ (@knp_101) May 14, 2025
白可愛くていい!つけたときのライティングが楽しみすぎる pic.twitter.com/wxobCAJMNb
やっと届いた!!
— SHO (@shocyama_124) May 15, 2025
CRコラボPC!!
赤かっこいいだるまもいる!! pic.twitter.com/PDAwa3vTg0
悪い評判としては、ケースファンが故障したという話があり、これが壊れやすいという噂に繋がっている様子。
ただ、ドスパラも事態を把握しており、対象となっているCRコラボPCの無償点検を行っています。
また、2025年現在では壊れやすいなどの評価はなく、ドスパラのサポートもあって安心して買えるのが現状です。
2022年に販売されたモデルの話ですが、もし問題があった時、スムーズに点検してもらうためにもCRコラボPCの梱包箱は取っておきましょう。
無償点検を考えなくとも、CRコラボPCの場合は梱包箱も特別仕様なので捨てるのはもったいないです。
良い評判に関しては、デザインのかっこよさを高く評価している方が多数いました。
ガレリアにはCRコラボPC以外にクリア仕様のゲーミングPCがないことも、評判に影響していると考えられます。
CRコラボPCに搭載されているLEDのデフォルト設定は赤ですが、青や緑など発色を変えて楽しんでいる方もいました。

デザインのかっこよさはガレリアでもトップクラスです!
CRコラボPCと普通のガレリアモデルの違いは?
CRコラボPCと普通のガレリアモデルにはいくつか違いがあります。
ケースやファンなどのデザインが違う
CRコラボPCと普通のガレリアはケースやファンのデザインがまったく違います。
普通のガレリアはフロントパネルが少し光る程度で、グレーを基調にしたケースを採用。ケースファンの大きさは140mmです。
対して、CRコラボPCはサイドやフロントがクリアパネルになっており、オリジナルヘッドの水冷クーラーを含めてLEDを搭載した120mmのファンを6基搭載しています。
また、CRコラボPCは2025年4月にデザインがリニューアルされ、ホワイトカラーのケースに変更されました。
CRコラボPCは「ゲーマーをカッコよく魅せる」というコンセプトで作られており、実際にデザインの評判が非常に高いです。
ガレリアでも特に映える特別仕様のゲーミングPCと言えます。
CRコラボ限定の特典が付いてくる


CRコラボPCにはコラボモデル限定の特典も付いてきます。
特典の1つはCrazyRaccoonに所属しているメンバーが描かれた専用壁紙。CRコラボPCにプリインストールされています。
CRコラボPCの梱包箱も限定特典となっており、ドスパラの公式サイトにもデザインは載っていません。購入者だけが梱包箱がどんなものか体験できます。
どちらもCRコラボPCを買わないと手に入らないので、CRファンには嬉しい特典です。
CRコラボPCのおすすめモデル
ドスパラ ガレリア CRA5C-R56 Crazy Raccoonコラボモデル
- RTX 5060を搭載したミドルクラスモデル
- フルHD向けのバランスのいい構成
- CRコラボPCでは一番安い
- 重量級タイトルをプレイしたい人
「CRA5C-R56」はCRコラボPCでもっとも価格が安いモデル。
Intelの第14世代CPU「Core i5-14400F」と最新GPUの「RTX 5060」を組み合わせており、フルHD環境なら多くのゲームをプレイできる性能があります。
VRAMが8GBなのでモンハンワイルズのような重量級タイトルでは画質を落とす必要はありますが、Apex Legendsであれば設定次第では240fpsを狙うことも可能。
デザインは上位モデルと同じなので、CRコラボPCのかっこいいケースが欲しい方におすすめのモデルです。
ドスパラ ガレリア CRA5C-R56T Crazy Raccoonコラボモデル
フルHD向けのコスパ構成!RTX 5060 Ti搭載のCRコラボPC
おすすめ度:3.5
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
グラボ | RTX 5060 Ti(8GB) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 650W |
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- Apexなら240fps以上を狙える
- メモリが32GBと大容量
- VRAM16GBのモデルが欲しい人
フルHD向けのCRコラボPCなら「CRA5C-R56T」がおすすめです。
CPUはコスパのいい「Core i5-14400F」、GPUには「RTX 5060 Ti」を搭載した構成で、一部のタイトルであればより高精細なWQHDでのプレイも視野に入ります。
VRAM8GB版なので最新の重量級タイトルは苦手ですが、VALORANTなどのFPSゲームなら300fps以上を狙うことも可能です。
メモリは32GB、SSDは1TBを標準搭載しているのもポイント。主にフルHDでゲームをプレイする方に向いています。
ドスパラ ガレリア CRA7C-R57 Intel Core Ultra搭載 Crazy Raccoonコラボモデル
WQHD以上でプレイするならコレ!CRコラボPCのハイスペックモデル
おすすめ度:4
CPU | Core Ultra 7 265F |
---|---|
グラボ | RTX 5070 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- 重いゲームもプレイできる性能
- WQHDでも240fps以上を狙える
- 標準で水冷クーラーを採用
- ゲーム性能の高いCPUが欲しい人
重量級のタイトルをプレイしたり、WQHD以上でゲームを遊びたい方におすすめのCRコラボPC。
GPUに最新の「RTX 5070」を搭載しており、やや重いホグワーツレガシーでもフルHDより高精細なWQHDで60fps以上を出せる性能があります。
CPUは「Core Ultra 7 265F」を採用。最適化の都合でゲーム性能こそやや劣りますが、同世代のAMD Ryzenモデルよりも安く買えるのがポイントです。
解像度が上がるとCPUの性能差は少なくなるので、グラフィックを重視してゲームをプレイできるCRコラボPCが欲しいなら、本モデル以上を選びましょう。
ドスパラ ガレリア CRA7R-R57T 9800X3D搭載 Crazy Raccoonコラボモデル
fpsにこだわるならコレ!現行最強のゲーム向けCPUを搭載したCRコラボPC
おすすめ度:4.5
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
---|---|
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 850W |
- 重量級タイトルも快適な高性能モデル
- 4Kでのプレイも視野に入る
- ゲーム特化のRyzenを搭載
- フレームレートにこだわりがない人
フルHDで300fps以上の高フレームレートを出したり、RPGを高画質でプレイしたりしたい人におすすめのCRコラボPC。
CPUには現行で最強クラスのゲーム性能を持つ「Ryzen 7 9800X3D」を採用しており、フォートナイトのパフォーマンスモードなどでフレームレートが大きく跳ね上がります。
GPUには「RTX 5070 Ti」を搭載しているので、モンハンワイルズのような重量級タイトルでもWQHD以上の解像度でプレイすることが可能。
Ryzen 7 9800X3Dを搭載したCRコラボPCではもっとも上位のモデルになるので、FPSゲームを本気でプレイしたい方におすすめです。
ドスパラ ガレリア CRA9C-R58 Intel Core Ultra搭載 Crazy Raccoonコラボモデル
4Kでのゲームプレイも可能!RTX 5080を搭載したCRコラボPCのハイエンドモデル
おすすめ度:4
CPU | Core Ultra 9 285K |
---|---|
グラボ | RTX 5080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 1000W |
- RTX 5080搭載のハイエンドモデル
- 4K・60fpsでのゲームプレイも可能
- Wi-Fi7を標準搭載
- 電源容量が1000W
- フルHDで十分な人
「CRA9C-R58」は重量級タイトルを4K・60fpsでプレイしたい方におすすめのCRコラボPC。
GPUに一般向けとしては現行最上位クラスの「RTX 5080」を採用しており、重量級タイトルのサイバーパンク2077の4K解像度でも60fps以上でプレイできる性能があります。
CPUは「Core Ultra 9 285K」を搭載。ゲーム性能ではRyzenにやや劣るものの、高解像度での運用であれば差は少なくなり、省電力性が高いというメリットもあります。
ストレージは1TBを標準搭載していますが、2台目のSSDを追加してデュアルストレージ構成にするのもおすすめです。
CRコラボPCをカスタマイズするなら何がおすすめ?
CRコラボPCをカスタマイズするなら、主にメモリやストレージの容量をアップグレードするのがおすすめ。
最新のCRコラボPCのメモリ容量は全て32GBなので、基本的にはそのままで大丈夫ですが、将来性を考えるのなら64GBにカスタマイズするのも選択肢の1つです。
ストレージも標準で1TBなので十分な場合も多いですが、2TB以上のHDDやSSDなどを追加して、デュアルストレージにすればより快適になります。
なお、現在のCRコラボPCは全て簡易水冷を採用しており、CPUクーラーのカスタマイズはできないので注意しましょう。
最新のCRコラボPCは標準でも十分なスペックですが、カスタマイズするならメモリとストレージの容量を増やすのがおすすめです。
CRコラボPCのよくある質問
分割払いできる?
CRコラボPCに限らず、ドスパラのガレリアは分割払いに対応しています。
現在は以下の条件を満たせば、指定された回数までの分割払い手数料をドスパラが負担するキャンペーンを開催中です。
- 18歳以上の個人のお客様
- 購入商品の合計金額が30,000円以上
- 支払い方法に分割払い(三井住友)をご選択
18歳以上ならCRコラボPCを買えば条件は満たせますが、クレジットカードでの分割払いは対象外なので注意しましょう。
分割払い手数料無料の回数は時期によって変わります。より詳細な情報はドスパラの分割払い手数料無料キャンペーンをチェックしてみてください。
いつまで販売される?
CRコラボPCがいつまで販売されるかは不明です。
CRコラボPCが発売されたのは2018年。約7年前ですが、現在はCore UltraシリーズやRTX 50シリーズを搭載した最新モデルに更新済みです。
PCパーツの世代交代に合わせてアップグレードされており、2025年4月にはケースデザインも一新されたため、まだしばらくは販売されると考えられます。
ただし、コラボPCは突然販売を終了する可能性もあるので、欲しい方は早めに購入するのがおすすめです。
無線LANやBluetooth機能はある?
CRコラボPCはハイエンドモデルを除き、標準の構成では無線LANやBluetooth機能を搭載していません。
ただ、カスタマイズでWi-Fi6+Bluetoothに対応した無線LANを追加することは可能です。無線接続を利用する予定があるなら追加しましょう。
あとから自分で増設することも可能ですが、保証を考えれば購入時にカスタマイズしたほうが安心です。
サイズはどれくらい?
新しいCRコラボPCのサイズは約幅217×奥行き475×高さ497mm。スペックに関わらず、ケースの大きさは同じです。
ガレリアのミドルタワーは約幅220×奥行き440×高さ480mmなので、比較するとCRコラボPCのほうがやや大きくなっています。
重さは約19kgとなっており、ミドルタワーのガレリアよりも5kgほど重いです。ただし、重量は搭載するパーツによって多少変わるので参考程度に留めましょう。
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