初心者向けゲーミングPCおすすめモデルをチェック

【第14世代】Core i5とCore i7の違いを解説|ゲームをするならどっちを選ぶべき?

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ゲーミングPCを購入する際に、グラボの次に重要視しなければいけないのがCPUです。ただ、CPUは多くの種類があるので、必要なスペックが手に入らないこともあります。

Core i5、Core i7と一口に言っても、CPUは製品のグレードだけではなく、世代によっても性能が違うからです。

本記事ではCore i5とCore i7の違いや、最新のCore Ultraシリーズについても解説し、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

2025年10月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル
RL7C-R35-5N
RL7C-R35-5N
FPR7A-R57-W
FPR7A-R57-W
ILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXB
ILeDEs-R7B6-LR78D-UKSXB
価格 119,980円 (税込) 274,980円 (税込) 339,700円 (税込)
CPU Core i7-13620H Ryzen Ryzen 7 7700 Ryzen 7 7800X3D
GPU RTX 3050 RTX 5070 RTX 5070 Ti
目安fps/画質 〜120fps/フルHD 〜240fps/フルHD 〜300fps/フルHD
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
目次

Core i5の特徴とは?

Core i5の特徴はコスパがいいこと、第12世代なら性能もいいこと、動画編集はCore i7のほうが有利なこと

Core i5の特徴は性能と価格のバランスがとれていて、コスパがいいことです。

CPUには複数の動作を処理するマルチスレッド性能と、コア1つの能力になるシングルスレッド性能があります。

Core i5は、上位であるCore i7よりも価格が安く、ゲーム用としては十分な性能があるのでコスパがいいです。

また、第12世代Core i5は前世代と比べてゲーミング性能を大きく伸ばし、第13世代以降はさらにその傾向が顕著になりました。

最新世代のCore Ultra 5も悪くない性能ですが、ゲーム性能と価格のバランスを考えると今のところは第14世代のCore i5-14400Fがコスパに優れています。

Core i7の特徴とは?

Core i7の特徴はマルチスレッド性能に優れていること。Core i7を搭載したノートパソコンの価格は20万円以上になる

Core i7の特徴はコア数が多く、マルチスレッド性能が非常に高いことです。

マルチスレッド性能が高いと、ゲームと同時に複数のアプリを動かしても動作が重くなりづらく、軽快に作業が行えます。

また、CPUは量産の過程で性能の低いものと高いものが出てきます。Core i7は性能の高いCPUから選ばれたモデルのため、クロック周波数も高いです。

現在ではコア数が必要なタイトルもあるため、高いフレームレートを維持したいならCore i7がおすすめ。

より上のCore i9になってくるとゲーム目的だけに買うCPUではなくなるので、迷ったら新しい世代のCore i7やCore Ultra 7を選んでおけば困ることはまずありません。

Core i5とCore i7の違い

Core i5とCore i7の違いは、コア数によるマルチスレッド性能の差です。

CPUの世代によってもコア数は違います。2015年に発売された第6世代のCore i5とCore i7は共にコア数が4個で、スレッド数が違うだけでした。

現在は物理的にコア数が違うため、CGレンダリングや、動画エンコードなどで差が大きくなっています。

また、Core i7は厳選されたCPUなので、同一世代なら総合的な性能はCore i5よりも確実に上です。

Core i5は性能に対してコスパがよく、Core i7はマルチ、シングルともに高性能なCPUになっています。

Core i5とCore i7のゲーム性能比較差

この見出しでは、Core i5とCore i7、Core Ultraシリーズのゲーム性能比較の目安をまとめています。

プレイしたいゲームがある場合、下記のリストから読み飛ばせるため、ぜひチェックしてみてください。

Apex Legends

Core i5とCore i7のApexプレイ時のfpsの違いを比較
Apex Legends公式より引用
構成fps目安
Core i5-14400F×RTX 5060 Ti平均約280fps以上
Core Ultra 5 225F×RTX 5060 Ti平均約300fps
Core i7-14700F×RTX 5060 Ti平均約300fps
Core Ultra 7 265F×RTX 5060 Ti平均約300fps

Apex LegendsをフルHD・低画質でプレイした際のフレームレートです。

Apex Legendsは射撃を行ったり、エフェクトの激しい状況になればフレームレートが変動し、グラボの性能が上がるとCPUがネックになることもあります。

コスパなら「Core i5-14400(F)」や「Core Ultra 5 225F」、ハイスペックグラボを使ったり、配信なども考慮するなら「Core i7-14700(F)」を選びましょう。

フォートナイト

構成fps目安
Core i5-14400F×RTX 5060 Ti平均約240fps以上
Core Ultra 5 225F×RTX 5060 Ti平均役280fps以上
Core i7-14700F×RTX 5060 Ti平均約300fps以上
Core Ultra 7 265F×RTX 5060 Ti平均約300fps以上

フォートナイトは設定次第で重さが変わるゲームです。フルHD・パフォーマンスモードでの比較ですが、マップによってもフレームレートは変わるのであくまで目安となります。

Core i5-14400でも十分なフレームレートは出ますが、パフォーマンスモードではCPU性能の影響が大きいためCore i7-14700や最新のCore Ultraシリーズのほうが上です。

フォートナイトは状況によって、フレームレートが大きく変わるので、より快適にプレイするなら「Core i7-14700F」かCore Ultraシリーズを選びましょう。

VALORANT

Core i5とCore i7のVALORANTプレイ時のfpsの違いを比較
VALORANT公式より引用
構成fps目安
Core i5-14400F×RTX 5060 Ti平均約350fps以上
Core Ultra 5 225F×RTX 5060 Ti平均約330fps以上
Core i7-14700F×RTX 5060 Ti平均約400fps以上
Core Ultra 7 265F×RTX 5060 Ti平均約400fps以上

VALORANTは軽いゲームなので、ミドルスペックのグラボを使えばCore i5、Core i7どちらでも240fpsを上回るフレームレートを出すことが可能です。

スパイクの有無やシーンによってフレームレートは上下しますが、一般的なゲーミングモニターのリフレッシュレートを大きく超えています。

「Core i5-14400F」や「Core Ultra 225F」で十分ですが、最低フレームレートを少しでも高く維持したいなら、「Core i7-14700F」を選びましょう。

FF14 黄金のレガシー

FF14 黄金のレガシー
FF14公式より引用
構成ベンチスコア目安
Core i5-14400F×RTX 5060 Tiベンチスコア18000以上
Core Ultra 5 225F × RTX 5060 Tiベンチスコア18000以上
Core i7-14700F×RTX 5060 Tiベンチスコア20000以上
Core Ultra 7 265F × RTX 5060 Ti ベンチスコア20000以上

FF14のフルHD・最高品質でのベンチマークスコアの目安です。FF14のベンチスコアは15000以上で、最高評価の「非常に快適」判定になります。

FF14は最新パッチ「黄金のレガシー」で必要スペックが向上しており、暁月のフィナーレよりもCPU性能のハードルが高いです。

特にフレームレートが高くなるフルHD環境ではCPU性能の影響が強くなります。

「Core i5-14400F」でも推奨スペックのCore i7-9700を上回る性能はありますが、最低フレームレートを高く維持するなら「Core i7-14700F」以上を選ぶのがおすすめです。

第14世代インテルCPU(Raptor Lake-S Refresh)とは?

CPUのアーキテクチャは第13世代と変わらず

名前にRefresh(リフレッシュ)とあるように第14世代Core iシリーズの基本設計や仕様は、第13世代Core iシリーズから引き継がれています。

全体的に性能が底上げされたという印象ですが、なかでも違いが目立つのが「Core i7-14700K(KF)」です。

前世代のCore i7-13700K(KF)は動画処理などを受け持つ高性能なPコアと高効率なEコアが8基ずつ搭載されており、計16コアでした。

一方で、最新のCore i7-14700K(KF)はEコアが4基増えて、合計20コアに増えています。プラットフォームへの最適化をはかる新機軸も導入され、Core i9-13900に近いゲーム性能を手に入れました。

ただし、発熱量や消費電力も相応に上がっているため、水冷クーラーと組み合わせるのがおすすめです。

インテル最新のCore Ultraシリーズ(Arrow Lake)とは?

CPU設計を変更してAI向けプロセッサを搭載した

2024年10月25日に発売されたCore Ultraシリーズは、第14世代Core iシリーズから設計を一新したCPU。

AI用途向けのプロセッサ「NPU」を搭載し、第14世代Core iシリーズと比べて消費電力が改善されており、発熱も大人しくなっているのが特徴です。

一方で、CPU構造が変更された影響もあり、徐々に改善はされているもののゲーム性能に関しては第14世代からあまり伸びておらず、同世代のRyzenにやや劣る傾向にあります。

とは言っても、RyzenのX3Dシリーズがゲーム用CPUとして強すぎるため、フレームレートをとにかく追求したい場合の話なので、コスパではCore Ultraシリーズも悪くはありません。

また、Core iシリーズからCPUの命名法則が変更されていて、世代を表す番号もリセットされました。

これまでのCPUグレードと照らし合わせるとCore i5はCore Ultra 5、Core i7はCore Ultra 7、Core i9はCore Ultra 9に該当します。

ひとまずは「i」が「Ultra」に変更されたと考えましょう。なお、Core Ultraシリーズはノート版が先に出ているのでデスクトップ版の型番は「2◯◯」からとなります。

【結論】Core i5とCore i7どっちを選ぶべき?

安さを求めるならCore i5

コスパを優先するなら、Core i5かCore Ultra 5を選びましょう

Core i7のほうがフレームレートは高くでますが、その分高価です。Core i5であればコスパよく導入でき、4Kなどの高解像度でのゲームプレイならCore i7とのフレームレートの差は縮まります

最新のCore Ultra 5 225Fも安定性や省電力性を重視するなら選択肢に入りますが、コスパ重視なら価格が安くなっている第14世代のCore i5がおすすめです。

ゲーミングPCで最も重要なパーツはグラボなので、CPUはCore i5かCore Ultra 5にして、もう少しスペックが上のモデルに予算を使うという手もあります。

高fpsでゲームをしたり動画編集などをサクサクしたいならCore i7

少しでも高いフレームレートを安定して維持したいなら、Core i7がおすすめです。

また、Core i7は物理コアの数が多く、マルチスレッド性能がCore i5より高いため、複数の処理をしても軽快に動作します。

ゲームにおいてはフルHD環境だとCPU性能の差がフレームレートに影響しやすいので、FPSゲームで300fps以上を狙うならCore i7を選びましょう。

Core i7よりも上位のCore i9は、一部のクリエイターや実況配信者向けなので、具体的な理由がなければ選択肢に入れる必要はありません。

Core i7や最新のCore Ultra 7を選んでおけば、ゲーム以外の作業も快適になり、性能的な寿命も伸びるので長く使っていけます。

Core i5やCore i7を搭載したおすすめノートパソコン

Core i7 第13世代|ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N

ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N

初心者向けのコスパモデル!軽いゲームなら高フレームレートも狙える

おすすめ度:4.5

タイプノート
CPUメーカーIntel
CPUCore i7-13620H
GPUNvidia RTX 3050
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
画面サイズとHz15.6インチ/144Hz
本体サイズ幅360×奥行き244×高さ24mm
重量約2.1kg
OSWindows
おすすめする理由
  • 設定次第で100fps以上の高フレームレートが狙える
  • 144Hzの高速なディスプレイを搭載
  • 専門スタッフの24時間365日のサポート付き
こんな人にはおすすめしない
  • 重量級のゲームをしたい人

「Core i7-13620H」を搭載したドスパラの安価なゲーミングノートPC。

GPUにはエントリー向けの「RTX 3050」を採用しており、シーンにもよりますがApex Legendsを平均120fpsのフレームレートでプレイできます。

また、ディスプレイには144Hzの高リフレッシュレートを採用しているので、軽めのゲームであればなめらかな映像でプレイが可能です。

画質にあまりこだわりはなく、価格を抑えて高いフレームレートでゲームをプレイしたい方におすすめします。

Core i7 第14世代|ドスパラ GALLERIA RL7C-R56-5N

ドスパラ GALLERIA RL7C-R56-5N

第14世代Core i7搭載!ドスパラの新型ミドルスペックゲーミングノートPC

おすすめ度:3.5

タイプノート
CPUメーカーIntel
CPUCore i7-14650HX
GPUNvidia RTX 5060
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
画面サイズとHz15.6インチ/144Hz
本体サイズ幅361×奥行き250×高さ32mm
重量約2.3kg
OSWindows
おすすめする理由
  • RTX 5060搭載のミドルスペックモデル
  • フルHDなら十分なゲーム性能
  • 扱いやすいフルHD・144Hzのディスプレイ
こんな人にはおすすめしない
  • 200Hz以上のディスプレイが欲しい人

Intelの第14世代CPU「Core i7-14650HX」を搭載したドスパラの最新ゲーミングノートPCです。

GPUには最新ミドルスペックの「RTX 5060」を搭載しており、Apex LegendsのフルHD環境なら200fps以上を狙える性能があります。

ディスプレイの解像度もフルHDで、標準的なゲーミングモニターと同様に144Hzのリフレッシュレートを備えているので扱いやすいのもポイントです。

ストレージやメモリは控えめな容量なので、カスタマイズでアップグレードするとより使い勝手がよくなります。

スタンダードな15.6インチサイズで、最新GPUを搭載したゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。

Core i7 第13世代|ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-5N

コスパの良い構成でゲーム以外も快適!シンプルデザインのミドルスペックモデル

おすすめ度:5

タイプノート
CPUメーカーIntel
CPUCore i7-13620H
GPUNvidia RTX 4050
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
画面サイズと対応Hz15.6インチ/165Hz
本体サイズ幅360×奥行244×高さ24mm
重量約2.3kg
OSWindows
おすすめする理由
  • RTX 4050を搭載
  • シンプルで高級感のあるデザイン
  • コスパがいい
こんな人にはおすすめしない
  • 高解像でゲームを遊びたい人

CPUに第13世代「Core i7-13620H」、GPUには「RTX 4050」を採用したドスパラのゲーミングノートPC。

Apex Legendsではシーンにもよりますが、フルHDの低画質設定なら約200fpsの高いフレームレートを出せる性能があります。

エントリークラスながらディスプレイのリフレッシュレートは一般的なゲーミングモニターよりも少し高い165Hzなので、なめらかな映像でゲームプレイすることが可能です。

デザインはシンプルで派手に光ることもないので、仕事場など場所を選ばずに使えるのもポイント。有線LANポートだけではなく、Wi-Fi 6Eにも対応しているネットへの接続もしやすいです。

普段遣いもできるコスパのいいゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルになっています。

Core Ultra 7|パソコン工房 レベルインフィニティ LEVEL-18WG181-U7-VKSX

パソコン工房 レベルインフィニティ LEVEL-18WG181-U7-VKSX

WQHDでも快適!RTX 5080を搭載したパソコン工房のハイスペックモデル

おすすめ度:4.5

タイプノート
CPUメーカーIntel
CPUCore Ultra 7 255HX
GPUNvidia RTX 5080
メモリ容量16GB
SSD容量1TB
画面サイズと対応Hz17インチ/165Hz
本体サイズ幅401×奥行285×高さ29.7mm
重量約3.44kg
OSWindows
おすすめする理由
  • WQXGA・240Hzの高性能ディスプレイ
  • 最新のRTX 5080を採用
  • カスタマイズも可能
こんな人にはおすすめしない
  • 小型のゲーミングノートPCが欲しい人

パソコン工房から販売されている、Intelの最新CPU「Core Ultra 7 255HX」を搭載したハイスペックゲーミングノートPC。

GPUに高性能な「RTX 5080」を採用しており、Apex LegendsのフルHD環境ならシーンにもよりますが240fps以上でのプレイも狙えます。

ディスプレイは240Hzの高速リフレッシュレートに対応。解像度はWQHDよりも縦にやや広いWQXGAとなっており、作業領域を確保しやすくなっています。

性能に対してメモリが16GBと控えめなので、32GBにカスタマイズするのもおすすめ。メイン機として使えるスペックを持ったゲーミングノートPCです。

Core i5やCore i7を搭載したおすすめデスクトップパソコン

Core i5 第14世代|ドスパラ GALLERIA RM5C-R56T

ドスパラ ガレリア RM5C-R56T

ほとんどのゲームが快適!フルHD向けのミドルスペックゲーミングPC

おすすめ度:4

タイプミドルタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i5-14400F
グラフィックチップNvidia RTX 5060 Ti 16GB
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
HDD容量– – –
電源650W
OSWindows
おすすめする理由
  • 最新のフルHD向け構成
  • フルHDならほとんどのゲームが快適
  • メモリを増やせば配信もできる
こんな人にはおすすめしない
  • 4Kの高解像度でゲームをプレイしたい人

RM5C-R56Tは、Intelの第14世代CPU「Core i5-14400F」を搭載したドスパラのミドルスペックゲーミングPC。

グラボには「RTX 5060 Ti」を採用。Apex LegendsのフルHD解像度ならシーンにもよりますが250fps以上のフレームレートでプレイできます

また、VRAM16GB版を標準搭載しているので、重量級タイトルにも対応することが可能。タイトルによってはWQHDでのプレイも視野に入ります。

フルHD環境ならほとんどのゲームをプレイできますが、将来性を考えるのならメモリを32GB、ストレージは1TB以上にカスタマイズするのがおすすめです。

Core Ultra 7|ドスパラ GALLERIA XPC7A-R57-GD

ドスパラ GALLERIA XPC7A-R57-GD

RTX 5070搭載!ゲームを高画質でプレイできるドスパラの最新ハイスペックモデル

おすすめ度:4

タイプミドルタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore Ultra 7 265F
グラフィックチップNvidia RTX 5070
メモリ容量16GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源750W
OSWindows
おすすめする理由
  • 最新のCore Ultra 7 265Fを搭載
  • WQHDでのゲームプレイも快適
  • 配信もできる
こんな人にはおすすめしない
  • 高いフレームレートにこだわりたい人

配信などゲーム以外の用途も考えているにおすすめなのが、差し員のCore Ultra 7を搭載した「XPC7A-R57-GD」。

「Core Ultra 7 265F」はゲーム性能はやや控えめですが、20コア20スレッドとマルチスレッド性能が高く、第14世代Core i7よりも省電力なのが魅力のCPUです。

グラボには最新の「RTX 5070」を採用しており、重量級タイトルのモンハンワイルズでも60fps以上でプレイできる性能があり、多くのゲームをWQHD解像度で楽しめます。

また、マルチフレーム生成に対応したタイトルであればより高いフレームレートを出せるのもポイント。

ストレージは1TBを標準搭載していますが、メモリは16GBと性能に対して控えめなので、32GBにアップグレードするのがおすすめです。

Core i5 第14世代|ドスパラ Magnate-G MTB RTX5050搭載

ドスパラ Magnate-G MTB RTX5050搭載

Core i5-14400Fを搭載したエントリー向けのグラボ搭載BTOパソコン

おすすめ度:3.5

タイプミニタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i5-14400F
グラフィックチップNvidia RTX 5050
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
HDD容量– – –
電源550W
OSWindows
おすすめする理由
  • コスパのいいCore i5-14400Fを搭載
  • 最新エントリーグラボのRTX 5050を採用
  • フルHDなら十分なゲーム性能
こんな人にはおすすめしない
  • 重量級のゲームを高画質でプレイしたい人

「Core i5-14400F」を搭載したドスパラから販売されているコスパ重視のゲーム向けBTOパソコンです。

前世代のミドルスペックグラボ「RTX 4060」に近い性能がある最新の「RTX 5050」を採用しており、軽めのタイトルならフルHD・低設定で200fpsを狙えます。

サイバーパンク2077も60fpsでプレイできるので、フルHD環境でカジュアルにゲームをプレイするなら十分な性能があります。

厳密にはゲーミングブランドではありませんが、その分ガレリアよりも価格が安いので、コスパを重視したい方におすすめのグラボ搭載BTOパソコンです。

Intel CPUの世代一覧表

Intel Core iシリーズの一覧

スクロールできます
世代アーキテクチャソケット販売年
第1世代NehalemLGA1366
LGA1156
2008年
2011年
第2世代Sandy BridgeLGA11552011年
第3世代Ivy BridgeLGA11552012年
第4世代HaswellLGA11502013年
第5世代BroadwellLGA11502015年
第6世代SkylakeLGA11512015年
第7世代Kaby LakeLGA11512017年
第8世代Coffee LakeLGA1151v2
(第6~7世代とは互換性なし)
2017年
第9世代Coffee Lake-RLGA1151v2
(第6~7世代とは互換性なし)
2018年
第10世代Comet Lake-SLGA12002020年
第11世代Rocket Lake-SLGA12002021年
第12世代Alder LakeLGA17002021年
第13世代Raptor LakeLGA17002022年
第14世代Raptor Lake RefreshLGA17002023年

Intel Core Ultraシリーズの一覧

シリーズアーキテクチャソケット販売年
Core Ultra 200SArrow LakeLGA 18512024年

Core i5とCore i7の違いでよくある質問

古いi7と新しいi5はどっちが性能が高い?

CPUのスペックは世代によって異なるため、Core i7でも古いモデルだと、新しいCore i5に性能で劣ることが多々あります。

例えば、 第10世代のCore i7よりも第12世代のCore i5のほうが性能が高いです。

技術の進歩でCPUの基本構造が見直されると、新しいCore i5が古いCore i7と同等かそれ以上の性能になることもあります。

ただ、基本的には1世代またいだくらいなら前世代のCore i7のほうが性能は上です。

2世代以上違うと新しいCore i5のほうが勝る場合もあるので、ブランド名だけではなく世代も見て判断しましょう。

Core i3とCore i5の違いはなんですか?

Core i3とCore i5の主な違いはCPUに内蔵しているコア数と価格です。

第13世代で比較するとCore i3-13100のコア数は4で、スレッド数は8。Core i5-13400のコア数は10、スレッド数は16と大きな差があります。

総合的な性能がCore i5よりも劣るため、Core i3は安価に購入することが可能。

ただ、Core i3がゲーミングPCに採用されていることはほとんどなく、パソコンショップセブンで搭載モデルが販売されている程度です。

コスパを考えてメーカー製のゲーミングPCを買うならCore i5を選ぶことになります。Core i3は一般向けモデルや自作でパソコンを組む場合に選ぶCPUと考えましょう。

ビジネス用ならCore i5とCore i7とどっちがいい?

事務用途などのビジネスに使うならCore i5、Core i7どちらでも大きな差はありません。

CPUの性能差がでるのはゲームや動画編集、AI生成のような高負荷の処理をする時です。文書作成や事務のような軽い処理ならCore i5で快適に行えます。

ただ、動画編集や3Dデータを扱う仕事をしている場合はCore i7を選びましょう。

第13世代、第14世代Coreの不具合対応について

第13世代、第14世代Coreシリーズに不具合があるとIntel公式から発表されました。

電圧に関係する不具合で、対策BIOSが各マザーボードメーカーから配布されており、Intelも一部のCPUの保証を2年延長すると決定しています。

ただし、自作パソコンの場合は対策BIOSへのアップデートをするなど対処方法がありますが、BTOパソコンを使っているなら各BTOメーカーの対応を確認しましょう。

例えば、ドスパラはBIOSを独自にカスタマイズしているため、マザーボードメーカーから配布されている標準BIOSでの更新は控えてほしいと発表しました。

弊社デスクトップ製品構成に使用した
インテル製13・14世代CPUの一部 (13700~13900K、14700~14900K等)
の不安定動作に関し、
現在社内で対応を検討しております。

一点、お客様にお願いがございます。

弊社よりご購入いただいたデスクトップPCにおきましては弊社独自のカスタムBIOSを適用しておりますため、
マザーボードメーカーの公式HPにて公開されております標準的なBIOSを用いての更新は、
動作不安定を引き起こす可能性がございます。
 

つきましては、弊社からの案内があるまでは、
メーカー公開のBIOSを用いての更新の実施はお控えいただきますようお願いいたします。
なお、8月末までを目途として、次の案内を差し上げる予定でございます。

ドスパラ公式より引用

ドスパラからはBIOSのアップデート方法やサポートについてのお知らせもでています。

パソコン工房は安定性を重視した設定にしているため、問題が起きる可能性は低いとしつつ、修正パッチの適用についてお知らせするなど、不具合対応は各BTOメーカーで違うので注意しましょう。

BIOSアップデートに失敗するとパソコンが動かなくなる可能性もあるので、必ず各BTOメーカーのお知らせを確認し、必要ならサポートに連絡してください。

現在、第13世代と第14世代の不具合問題は沈静化しましたが、安定性を重視したいのであれば最新のCore Ultraシリーズを選ぶのが無難です。

Core i5の利点は?

Core i5の利点はCore i7より価格が安くてコスパがいいことです。

ハイスペックグラボと組み合わせてフルHDで300fpsのような高いフレームレートを維持したい場合はCore i7のほうがいいですが、一般的なゲームプレイであればCore i5でも十分な性能があります。

また、Core i7より消費電力も低いので扱いやすいのもCore i5の利点です。

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監修者

合同会社リバーテイン代表取締役かつゲーミングデバイス/ゲーミングPC評論家・専門ライター。著書は『ゲーミングPCのおすすめと選び方: 知識ゼロの初心者でも理解できる専門書』および『初心者向けゲーミングPCのおすすめと選び方』がある。また、執筆以外にもゲーミングPCに関する独自調査や、ゲーミングPCの購入相談なども行っている。
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