2024年11月のゲーミングPCおすすめモデルをチェック

ミニタワーとミドルタワーどっちがいい?PCケースサイズの違いを解説

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自作PCを組む際やゲーミングPCを購入するうえで、見た目を大きく左右するのがPCケースの存在。

近年では魅せることにも重点が置かれ、オープンフレームやキューブ型に近いケースもあります。そんな中でも基本形となるのが、ミニタワーやミドルタワーのような縦長のPCケース。

一見すると、ミニタワーとミドルタワーでは大きさの違いだけなのでは?と思うかもしれませんが、実はその大きさこそが自作PCやゲーミングPCとしての、性能や拡張性を左右する重要なポイントです。

この記事では、ゲーミングPCの性能を左右するPCケースを、ミニタワーとミドルタワーで比較。双方のメリット・デメリットも紹介しますので、PCケース選びの参考にしてみてください。

2024年11月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル XL7C-R45XL7C-R45-5 RM5C-R46TRM5C-R46T ILeDEs-R779-L137C-UL2XBILeDEi-M77M-A147F-TT1XB
価格 189,979円(税込) 185,980円(税込) 264,800円(税込)
CPU Core i7-13700H Core i5-14400F Core i7-14700F
GPU RTX 4050 RTX 4060 Ti RTX 4070 SUPER
目安fps/画質 ~120fps/フルHD ~180fps/フルHD ~240fps/フルHD~4K
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
抜群のコスパと魅せるデザインLEVELθ (レベル シータ)ゲーミングPC 【パソコン工房】
目次

【でかすぎ?】ミニタワーとミドルタワーの大きさの違いを比較

スクロールできます
項目ミニタワーミドルタワー
平均サイズ幅196×奥行き418×高さ370mm幅214×奥行き478×高さ467mm
拡張スロット数4~5本6~8本
置き場所の候補デスク上
ラック

ミニタワーの標準的なサイズは、平均幅196×奥行き418×高さ370mmです。一方で、ミドルタワーの標準的なサイズは、幅214×奥行き478×高さ467mmと一回り大きくなっています。

PS5の新モデルよりも幅が広いので、収納スペースにもある程度の広さが必要です。

一番の違いは、搭載できるマザーボードの大きさであり、ミニタワー=Micro-ATX、ミドルタワー=ATXというように、それぞれのマザーボードに合わせて拡張スロットの数が決まっています。

なお、幅に関してはあまり変わりません。幅は搭載するケースファンやCPUクーラーの大きさに関係しているので、12~14cmのファンを使う限りは大きくする意味がほとんど無いからです。

マザーボードのサイズについて

マザーボードはパソコンのベースとなる基盤で、一般的なATX、やや小さいMicro-ATX、小型のMini-ITXと3種類のサイズがあります。

  • ATXは縦244×横305mm
  • Micro-ATXは縦244×横244mm
  • Mini-ITXは縦170mm×横170mm

標準的なサイズのATXの拡張性が最も高く、小型になるほどグラボなどのパーツ増設に使うPCIeスロットや、SSD用のM.2スロットが少なくなります。

サイズの大きいミドルタワーは3種類の規格に対応できますが、ミニタワーはMicro-ATXが限界のケースがほとんどです。

ATXを更に大きくしたE-ATXなどの特殊な規格もありますが、一般的なゲーミングPCで使うことはまずありません。

ミニタワーPCケースのメリット

ミニタワーPCケースのメリット

省スペースでデスクの上に置きやすい

ミドルタワーのケースに比べればミニタワーはコンパクトで軽いため、ラックやデスク上のスペースに持ち上げやすいです。

デスクの上にパソコンを置けるのでホコリが溜まりづらく、パソコンの内部清掃がしやすくなり、メンテナンス性が上がるというメリットにもつながります。

価格が安い

PCケース自体が小さいので材料費が少なくなるため、ミニタワーケースで作られたパソコンのほうが、比較的安価に仕上がることが多いです。

また、搭載するMicro-ATXマザーボードもATXマザーボードに比べると安価なので、この価格差が完成品となったパソコン全体の値段を下げることになります。

例えば、マウスコンピューターのNEXTGEARやパソコン工房のレベルシータなどのコスパに優れたシリーズは、ミニタワーケースを採用したゲーミングPCです。

ミニタワーPCケースのデメリット

ミニタワーPCケースのデメリット

性能は低い

ミニタワーケースのデメリットはミドルタワーケースに比べて性能が下がることです。正確には、同じパーツを使っていても限界性能を追求することができなくなってしまいます。

まず、ケースが小さいために、大きな冷却機構が搭載できません。昨今のゲーミングPCでは、240~360㎜ラジエーターの簡易水冷CPUクーラーは当たり前です。

GPUも3連ファンの大型モデルが増え、これらに対応するためミニタワーケース自体が大型化している傾向にあります。

小さいケースを使うことで冷却機構がケース内に収まらなくなり、それ以上の性能追及ができなくなってしまうのです。

ハイスペなグラボが入らない・拡張性の幅が狭い

ミニタワーケースに搭載されるマザーボードはMicro-ATXになるため、ケースの拡張スロットも5本分程度になります。それだけグラボを始めとした拡張カードの数が少なくなるということです。

また、ミニタワーケースはサイズが小さいため、5インチベイはもちろん、3.5インチベイの搭載数が極端に少なくなったものもあります。

排熱性に劣る

ゲーミングPCはCPUに加えて、高性能なGPUやSSDなど熱源となるパーツが多いです。

PCケース内が高温になると、サーマルスロットリングという保護機能により、動作クロックが強制的に下げられ性能が低下します。

この熱を空気と共にケース外に排出するのがケースファンの役割ですが、ミニタワーケースの場合ケースの表面積が少なくなるため、ミドルタワーよりも搭載できるファンの数が少ないです。

また、ミニタワーは内部スペースがせまくなるので、ミドルタワーよりも温度が上がりやすい傾向にあります。

ミドルタワーPCケースのメリット

ミドルタワーPCケースのメリット

標準的な大きさなので種類が豊富

ミドルタワーケースでは、拡張性の高いATXマザーボードも搭載できるようになります。

PCパーツとしては標準的な仕様となっているものなので、PCケースを製造しているメーカーもミドルタワーを基準にして製品化することが多いです。

拡張性に優れカスタマイズの選択肢が多い

ATXのマザーボードが搭載できるようになり拡張スロットが増えるため、ミドルタワーケースもそれに合わせて設計されています。

全体的にサイズが大きくなり、5インチベイや3.5インチベイのスペースも確保できるようになるので、各種カードの増設やHDDを複数搭載することが可能です。

また、ケース内部が広く、手を入れやすいのでメモリなどの増設作業がしやすくなっています。

ただ、主な使い道が光学ドライブになる5インチべイは、音楽などのダウンロード販売が主流になっている現在では搭載していないミドルタワーケースも多いです。

冷却性・排熱性に優れる

ミドルタワーケースはミニタワーケースよりサイズが大きいので、取り付けできるケースファンの数を増やすこともできます。

より大きなラジエーターも搭載しやすくなるため、ミドルタワーケースなら効率的な排熱システムを構築することが可能です。

冷却性や排熱性が高くなると、CPUの性能を引き出しやすくなります。

ミドルタワーPCケースのデメリット

ミドルタワーPCケースのデメリット

そこそこ大きさがあるため場所を取る

ケース自体がミニタワーケースと比べると大きいため、重量が増えて場所を取るのがデメリットです。

また、冷却性能を追求してラジエーターを搭載し、サイドパネルにアクリルパネルや強化ガラスを採用することで、見た目以上に重量が増加します。

メンテナンス性を考えるとラックの上などに載せたいですが、持ち上げにくい大きさと重さになるので単純に場所を取るだけでなく、置き場所が限定されてしまうことで扱いにくいと感じやすいです。

各BTOメーカーのミニタワーゲーミングPC一覧

パソコン工房 レベルシータ ILeDEi-M1A6-AR75F-RLSXB-WH2

パソコン工房 レベルシータ ILeDEi-M1A6-AR75F-RLSXB-WH2

白くておしゃれなケース!ミニタワーを採用したゲーミングPC

おすすめ度:4

タイプミニタワー
CPUメーカーAMD
CPURyzen 5 7500F
グラフィックチップNvidia RTX 4060
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
HDD容量– – –
電源650W
OSWindows
おすすめする理由
  • ミニタワー型のコスパモデル
  • Apexなどで200fpsを狙える性能
  • フルHDなら十分なゲーム性能
こんな人にはおすすめしない
  • 高精細な4Kでゲームをプレイしたい人

AMDのCPU「Ryzen 5 7500F」を搭載した、パソコン工房のミニタワーモデル。

GPUには「RTX 4060」を採用しており、フルHD・低画質設定ならほとんどのゲームを快適にプレイできるコスパに優れたゲーミングPCです。

レベルシータは左サイドパネルが強化ガラス仕様になっているので見た目がいいのもポイント。黒だけではなく、白のケースを採用したモデルも用意されています。

主にフルHDでゲームをプレイする方におすすめのコスパがいいミニタワーモデルです。ストレージを1TBに増量するとより快適になります。

ドスパラ GALLERIA RM5C-R35

ドスパラ ガレリア RM5C-R35

初めてのゲーミングPCに!低価格で買えるおすすめのモデル

おすすめ度:3

タイプミニタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i5-14400F
グラフィックチップRTX 3050 6GB
メモリ容量16GB
SSD容量500GB
HDD容量– – –
電源550W
OSWindows
おすすめする理由
  • 安価なミニタワーモデル
  • フル・低画質なら100fps程度がだせる
  • 省スペースで机の上にも置きやすい
こんな人にはおすすめしない
  • 重量級のゲームをプレイしたい人

ドスパラから販売されているゲーミングPCブランド「ガレリア」のエントリー向けミニタワーモデルです。

ガレリアは2020年にPCケースのデザインを一新。フロントパネルにはLEDを搭載し、サイドパネルの一部が窓になっているので、ゲーミングPC内部の様子が確認できるようになっています。

構成はIntelのCPU「Core i5-14400F」とエントリー向けのGPU「RTX 3050 6GB」を組み合わせており、軽めのタイトルなら設定次第で100fps程度を狙える性能です。

比較的安価なミニタワーモデルなので、初めてのゲーミングPCとしても適しています

マウスコンピューター G-Tune PG-I5G6T

マウスコンピューター G-Tune PG-I5G50

ハンドル付きで運びやすいミニサイズなゲーミングPC

おすすめ度:4

タイプミニタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i5-14400F
グラフィックチップNvidia RTX 4060 Ti
メモリ容量16GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源750W
OSWindows
おすすめする理由
  • ハンドル付きで模様替えの時に便利
  • 小型ながらRTX 4060 Tiを搭載
  • フルHDならほとんどのゲームをプレイできる
こんな人にはおすすめしない
  • 4Kでゲームをプレイしたい人

マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」から販売されているコンパクトなゲーミングPCです。

ケースに持ち運びやすいハンドルが付いているのが特徴。日本では馴染みが薄いのですが、パソコンを持ち寄るLANパーティーなどではよく見られるものです。

小型ながら性能も十分高く、CPUはIntelの「Core i5-14400F」、GPUには「RTX 4060 Ti」を搭載しており、フルHDならほとんどのゲームを快適にプレイできます。

SSDも1TBを標準搭載しているのもポイント。メモリスロットは2つなので、より快適に使いたいなら注文時にメモリを32GBにカスタマイズしておくのもおすすめです。

各BTOメーカーのミドルタワーゲーミングPC一覧

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-R7B6-LR78D-UT1XB

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-R7B6-LR78D-UT1XB

4Kでのゲームも視野に入る!ミドルタワーらしく拡張性にも優れたゲーミングPC

おすすめ度:5

タイプミドルタワー
CPUメーカーAMD
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックチップNvidia RTX 4070 Ti SUPER
メモリ容量16GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源750W
OSWindows
おすすめする理由
  • ゲームに特化したCPUを搭載
  • 4Kでのゲームも視野に入る性能
  • シンプルなデザイン
こんな人にはおすすめしない
  • 画質にこだわりがない人

AMDのゲームに特化したCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載したパソコン工房のミドルタワーゲーミングPCです。

最新のGPU「RTX 4070 Ti SUPER」を採用しており、高精細な4Kでのゲームも視野に入る高いスペックを持っています。

RTX 4070 Ti SUPERはフルHDやWQHD環境ではRTX 3090を超える性能を持っているので、240fps張り付きを狙いたい方にもおすすめです。

また、R-Classシリーズは拡張性にも優れており、フロントには360mmのラジエーターを搭載可能なのもポイント。

性能だけではなく、拡張性も高いミドルタワーのゲーミングPCが欲しい方に向いています。

ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T

ドスパラ ガレリア XA7C-R46T 

フルHDならほとんどのゲームが快適!RTX 4060 Tiを搭載したミドルスペックモデル

おすすめ度:4.5

タイプミドルタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i7-14700F
グラフィックチップNvidia RTX 4060 Ti
メモリ容量32GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源650W
OSWindows
おすすめする理由
  • 本格的にゲームをプレイしたい人向け
  • 高フレームレート・高画質で遊べる
  • メモリが32GBと大容量
こんな人にはおすすめしない
  • 画質やfpsにこだわりがない人

XA7C-R46Tは、CPUにIntelの「Core i7-14700F」を搭載したドスパラのミドルタワーゲーミングPCです。

GPUにはフルHD向けの「RTX 4060 Ti」を採用しており、やや重めなパルワールドも100fpsでプレイできる性能があります。

タイトルによっては高精細なWQHDでプレイすることも可能。メモリが標準で32GBと大容量なので配信やクリエイティブな用途に使えるのもポイントです。

また、ミドルタワーになったことでケース容量が増加しているので拡張性が高くなり、メンテナンス性も上がっています。

のちのち自分でパーツを増設したい方にもおすすめのゲーミングPCです。

フロンティア FRGAMLB760M/SG1

フロンティア FRGAMLB760M/SG1

冷却性能の高いミドルタワーケースを採用したフルHD向けのゲーミングPC

おすすめ度:4.5

タイプミドルタワー
CPUメーカーIntel
CPUCore i5-14400F
グラフィックチップNvidia RTX 4060
メモリ容量16GB
SSD容量1TB
HDD容量– – –
電源850W
OSWindows
おすすめする理由
  • フルHD環境ならほとんどのゲームが快適
  • 効率的に排熱と吸気ができるケース
  • 1TBの大容量ストレージ
  • 白と黒のケースを選べる
こんな人にはおすすめしない
  • ATXマザーボードを採用したモデルが欲しい人

Intelの第14世代CPU「Core i5-14400F」を搭載したフロンティアのミドルタワーモデル。

GPUにはミドルスペックの「RTX 4060」を採用しており、フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイ可能です。

マザーボードを通常とは上下逆にして、グラボをケース上部に配置する珍しい構造になっているのがポイント。

天板の吸気口からグラボに新鮮な空気を直接送り込むことができ、メッシュ構造になっているサイドパネルから排熱できるので、冷却性能が高いミドルタワーモデルです。

メッシュの隙間からLEDを見ることもできるので、冷却性と見栄えを両立したい方にもおすすめのゲーミングPCになっています。

ミニタワーとミドルタワーの違いについてよくある質問

フルタワーケースにはどんなメリットがあるの?

フルタワーは最低でも約幅250×奥行き500×高さ500mm以上となり、ミドルタワーよりも大きなサイズのケースになっています。

内部スペースに余裕があるため、拡張性がミドルタワー以上に高く、大型のグラボや水冷クーラーも取り付けやすいのがメリットです。

ただ、重量が20kgを超えるケースもあり、サイズも大きいので設置スペースに悩まされるのがデメリット。

よほどこだわったハイエンド構成でなければ、ほとんどの方はミドルタワーで十分です。

ガレリアのミドルタワーケースのサイズは?

ガレリアの「X-Series」や「Z-Series」に使われているミドルタワーケースのサイズは、幅220×奥行き440×高さ480mmです。

「R-Series」に使われているミニタワーケースは幅220×奥行き440×高さ425mmなので、違うのは高さだけとなっています。

フロンティアのミドルタワーのサイズは?

フロンティアのミドルタワーを採用したゲーミングPCには「GAシリーズ」があります。

GAシリーズのサイズは約幅210×高さ457×奥行き465mm。また、メッシュパネルを採用したGAMシリーズ、光るLEDファンを搭載したGALシリーズもケースのサイズは同じです。

ミッドタワー型PCケースとは何ですか?

ミッドタワーはコルセアなどの公式サイトで使われている表現ですが、サイズ的にはミドルタワーと同じです。

例えば、コルセアのiCUE 5000X RGBは公式サイトだとミッドタワーと書かれていますが、代理店のアスクやAmazonではミドルタワー型PCケースとして紹介されています。

ミッドタワーはミドルタワーと同じPCケースと考えて大丈夫です。表記ゆれや翻訳の違いと考えましょう。

古いミドルタワーだとハイスペグラボが入らないことがある?

メーカー製のゲーミングPCを買うならあまり問題にはなりませんが、増設や自作をする際に、古いミドルタワーケースだとハイスペックなグラボが入らない場合もあります。

ミドルタワーケースは拡張性の高さが魅力ですが、最新のハイスペックグラボは幅320mm以上の大型モデルも多いです。

ミドルタワーのケースでも、作りが古いとフロント付近にストレージ用の3.5インチベイがあるため、RTX 4080のようなハイスペックグラボが入らない可能性があります。

例えば、Antecから2014年に発売されたミドルタワーケースのP100に設置できるグラボサイズは最大317mmまで。

同メーカーから2022年に発売された後継モデルであるP10Cは最大405mmまでと大きな違いがあります。

PCケースの構造は製造時期の流行りによって変わるので、幅や奥行きだけではなく、内部のスペースも必ず確認するようにしましょう。

ミニタワーの排熱能力を上げる方法はある?

PCの排熱能力を上げるにはCPUクーラーやファンの設置が欠かせませんが、ミニタワーケースに収まる冷却機構は性能が高くありません。

通気の良い場所に設置したり、こまめにフィルターを掃除するなどの対策も有効ですが、根本的な冷却性能を高めたいのであればミドルタワーを選択することをおすすめします。

ミニPCとミニタワーPCは何が違う?

ミニPCとは超小型のパソコンを指します。CDケースや手のひらサイズのものなど一般的なPCに比べてかなりサイズが小さいのが特徴です。

省スペースというメリットはありますがグラボは搭載されていないので、GPUの後付けが可能なモデルを選ぶ必要があります。また、サイズが小さいぶん排熱に難があり、壊れやすいといった声も。

小型のゲーミングPCなら、ポータブルゲーミングPCという選択肢もあります。当サイトでもレビューしていますので、ぜひ参考にしてください。

ミニタワーとミドルタワーの違いについてまとめ

長期的に考えるとパーツの選択肢が豊富なミドルタワーがおすすめです。

PCケースは長く流用できるパーツなので、内部に余裕があるミドルタワーを選べば、グラボをより高性能なモデルに交換する時も困ることは少なくなります。

設置スペースを確保できない、パーツの追加をする予定がない方はミニタワー。拡張性、冷却性能など扱いやすいモデルが欲しい場合はミドルタワーを選びましょう。

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監修者

たぶーらのアバター たぶーら 運営者

ゲーミングPCやゲーミングデバイスのレビューを専門とする『だらメモろぐ』運営者。ApexなどのFPSゲームが好きなゲーマーでもあります。2018年からライターとして活動を開始し、2020年からは大手メディアのライターに転職。執筆で生活しています。
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