パソコンでゲームを高解像度や200fpsのような高フレームレートでプレイするにはゲーミングPCが必要になります。
しかし、ゲーミングPCの性能はピンキリで、パーツの知識がない初心者には非常に分かりづらいです。
ゲーミングPCは欲しいけどメーカーが多数あり、そもそも何を基準にして買えばいいのか分からない初心者の方もいるのではないでしょうか?
本記事では、初心者向けゲーミングPCのおすすめモデルを紹介しているほか、各メーカーの特徴やなにを基準に選べばいいのかなどゲーミングPCについて解説していきます。
初心者向けゲーミングPCの選び方
プレイしたいゲームに合ったスペックのゲーミングPCを選ぼう
プレイしたいゲームが既に決まっているのなら、公式が発表している推奨スペックを上回るゲーミングPCを選びましょう。
ゲームを快適にプレイするための基準は主にフレームレートです。フレームレートが60fps以上あるとキャラの動きがスムーズになって快適になります。
ただ、60fpsはPS5などの高性能なコンシューマーゲーム機でも狙えるフレームレートなので、ゲーミングPCでゲームをプレイするなら144fpsを目指したいところです。
特にApexのような競技性が高いFPSゲームではフレームレートは非常に重要なので、144fps以上を目安にしましょう。
公式の推奨スペックはフルHD・60fpsを基準にしていることが多いため、144fpsなどの高いフレームレートでゲームを遊びたい場合はより性能が高いゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
▶【ゲーム別】初心者向けゲーミングPCのおすすめモデルまで読み飛ばすゲーミングノートPCは特定の人にしかおすすめしない
ゲーミングノートPCは初めてゲーミングPCを買う初心者の方にはおすすめしません。
ゲーミングノートPCはデスクトップのゲーミングPCより省電力なので、型番名が同じパーツを使われていても性能に差があるため、コスパが悪くなります。
空間に余裕のあるケースを使っているデスクトップに比べて冷却性、拡張性、メンテナンス性も劣るので、やや扱いづらいのがゲーミングノートPCです。
初心者の方には価格的にも性能的にもデスクトップのゲーミングPCがおすすめですが、ゲーミングノートPCには持ち運びができる、スペースを取らないというメリットもあります。
ゲーミングノートPCは出張や外出が多い、部屋にデスクトップPCを置くスペースがないなど理由がある場合に選びましょう。
▶初心者向けゲーミングノートPCのおすすめモデルまで読み飛ばす安いからといって中古のゲーミングPCは買ってはいけない
安いからといって初心者が中古のゲーミングPCを買うのはおすすめしません。
中古のゲーミングPCは以前の持ち主がどのように使ったか分からず、高負荷の作業やオーバークロックを行い酷使した可能性もあります。
加えて新品と比べて保証にも不安があり、ドスパラのようなちゃんとしたメーカーが販売している中古のゲーミングPCでも1ヶ月程度です。
中古のゲーミングPCやPCパーツは知識のある人がリスクも踏まえて手に入れるものなので、初心者の間は避けましょう。
予算がなくても分割払いで費用を抑えて購入できる
ゲーミングPCを買う予算をすぐに用意できない場合は分割払いを使うのも選択肢の1つです。
ドスパラやサイコムを始め、ゲーミングPCを販売しているメーカーではJACCSや三井住友カードなどのショッピングクレジットに対応しています。
審査に通れば最大で60回払い(5年)に分割できるので、1度に支払う金額を抑えてゲーミングPCを購入することも可能です。
分割払いには金利が発生するため合計金額は上がりますが、各メーカーは36回など一定の回数まで分割手数料が無料になるキャンペーンも開催しています。
分割払いは毎月の支払いが数千円に抑えられる反面、デメリットもあるので自分の返済能力について考えてから活用しましょう。
コラボモデルはコスパが悪いが推し活するならアリ
ゲーミングPCにはゲーム配信者、Vtuber、漫画やアニメキャラとのコラボモデルもあります。
コラボモデルは特別な仕様になっているため、ほとんどの場合は通常モデルより価格が高く、コスパはよくありません。
しかし、ベースになっている通常モデルよりもかっこいいデザインになっていたり、コラボ先をイメージしたカラーのLEDがついていたりするなど見映えがいいモデルが多いです。
更に配送に使われる梱包が特別仕様、壁紙やクリアポスターなど複数の特典が付くこともあるので、ファンにはたまらないモデルになっています。
ゲーミングPCのコラボモデルは推し活をしたい方にはおすすめです。
ゲーミングPCのスペックの見方と目安を初心者向けに解説
ゲーミングPCのスペックの見方とCPU・GPUの組み合わせおすすめ一覧表
ゲーミングPCのスペックはほとんどCPUとGPUの組み合わせで決まります。
CPUとGPUはバランスよく組み合わせるとコスパのいいゲーミングPCが入手することが可能です。
ハイスペックモデルは価格も相応に高くなるので、フルHDならほとんどのゲームを遊べるコスパがいいCore i5-14400FとRTX 4060 Tiのようなミドルクラスを基準にしています。
エントリークラスについては重量級タイトルを遊ぶのは難しいため、価格の安さを求めたり、設定を落としてカジュアルにプレイできればいいという場合に選びましょう。
CPU | GPU | スペック | おすすめ度 |
---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | GeForce RTX 5070 Ti Radeon RX 9070 XT | ハイスペック | 4 |
Core i7-14700F | GeForce RTX 5070 Radeon RX 9070 | ミドルハイ | 4 |
Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 Ti | ミドルクラス | 5 |
Ryzen 5 7500F | GeForce RTX 4060 | ミドルクラス | 4 |
Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 3050 6GB | エントリークラス | 3 |
GPUはゲーミングPCのグラフィックを担当するパーツ。GPUが高性能なほど高いフレームレートを出せ、4Kなどの高解像度でもゲームをプレイすることが可能です。
まずはGPUのスペックの見方について、GeForceの「RTX 4060 Ti」を例に説明していきます。
RTX 4060 Tiの場合は「4060」のうち「40」が世代で、「60」が性能のグレードを表し、型番末尾の「Ti」は同じグレードでもより高性能な上位モデルという意味です。
数字が大きいほど性能が高く、GeForceでは90番台が最上位にあたり、50番台はエントリークラスのモデルになります。
CPUはIntelなら「Core」、AMDは「Ryzen」がゲーミングPCに使われており、ブランド名の後に続くのが世代やグレードを表す数字です。
CPUも基本的には数字が大きくなると、新しくて性能も高くなります。コスパで選ぶなら「Core i5」か「Ryzen 5」、性能重視なら「Core i7」か「Ryzen 7」を目安にしましょう。
ただ、Intelについては命名方式が変わったため、「Core Ultra」と付くCPUが最新世代となります。
GPUは最重要パーツ|最新の性能比較表をチェックしよう
ゲーミングPCにおいてGPUは最も重要なパーツです。
GPUの性能が低いと画質の設定を下げる必要があり、一部の重量級タイトルはカクつきを感じてしまいます。
主なGPUはNVIDIAの「GeForce」とAMDの「Radeon」の2種類。Intelの「Arc」もありますが、初心者向けのGPUではないので、GeForceかRadeonから選びましょう。
RTX 4060 TiクラスのGPUならフルHDであればほとんどのゲームをプレイすることが可能です。RTX 4070以上のGPUになるとWQHDなどの高解像度も視野に入ります。
GeForceのほうがシェア率は高いですが、Radeonも最新のRX 9000シリーズの評価が良いので、ゲーム用途に限ればどちらを選んでも問題はありません。
ただ、もしゲーミングPCでAI生成もしてみたい場合は生成スピードが速く、情報も調べやすいGeForceを選ぶのが無難です。
下記はゲーミングPCに搭載されているGPU性能の目安になります。あくまで目安ですが、スペックの参考にしてみてください。
CPUはインテル CoreよりもAMD Ryzenが熱い
ゲーミングPC向けのCPUについては2025年現在はインテル CoreよりもAMD Ryzenのほうが適しています。
AMD RyzenにはRyzen 7 9800X3DのようなCPU内部メモリのL3キャッシュを増量した、ゲーム向けのCPUがあるというのが理由の1つです。
Ryzen 7でありながら、ゲーム性能に関しては最強クラスであり、特にフルHD環境でフレームレートが大きく伸びます。
一方で、インテルの最新モデルであるCore Ultraはコア数が多く、省電力というメリットはあるものの第14世代のCoreシリーズにゲーム性能でやや劣るのが難点です。
CPUは性能競争が激しく情勢が変わりやすいですが、ゲーム特化のパソコンが欲しいなら、今はAMD Ryzenをおすすめします。
メモリ容量は16GB以上を目安にしよう
ゲーミングPCのメモリ容量は16GB以上を目安にしましょう。
ミドルクラス以上のゲーミングPCならメモリは16GBを標準搭載しているため、ゲームをプレイするだけならそのままでも大丈夫です。
ただ、話題になったモンスターハンターワイルズのように最新タイトルで画質設定を上げると16GBでは少し足りなくなっても来ています。
メモリの必要容量は時代によって変化しており、現在は16GBから32GBへの転換期と言ってもいい時期なので、将来性を考えるなら購入時にアップグレードしましょう。
また、メモリは4枚にするとトラブルが起きる可能性が上がるので、理由がなければ2枚での運用がおすすめです。
ストレージは1TB以上ほしい
ゲーミングPCのストレージには1TB以上のSSDがほしいところです。
洋ゲーを始めとして最近の新作ゲームは容量が大きく、1タイトルで70GBを超えることもあります。
また、FF14や原神のようなオンラインゲームの場合は、アップデートが重なってどんどん必要容量が増えていくので、最低でも1TB以上は搭載しましょう。
ゲーミングPCを買う時に1TBにアップグレードするか、ゲーム用にもう1枚SSDを追加してデュアルストレージ構成にカスタマイズすると余裕が持てます。
LANケーブルが引けない人は無線(Wi-Fi)に対応しているかチェック
自室に有線LANケーブルを引けないなら、ゲーミングPCが無線(Wi-Fi)に対応しているかチェックしておきましょう。
ゲーミングノートPCなら無線はまず搭載していますが、デスクトップのゲーミングPCは有線LANポートのみの場合が多いです。
ただ、ドスパラのようにカスタマイズで無線LANカードを追加することもできます。
デスクトップの販売ページでは無線LANの情報があまり目立ちません。無線(Wi-Fi)の有無を確認する時はゲーミングPCの仕様一覧表を見るか、カスタマイズの項目をよくチェックしましょう。
2025年3月最新のゲーミングPCのセール情報と価格相場
各BTOメーカーのモデルをだらめもゲーミングが独自調査した結果、2025年3月現在のゲーミングPCの価格相場は安いモデルだと10~12万円、コスパのよいモデルだと15~18万円、ハイスペックモデルだと25万円以上です。
下記記事で各BTOメーカーが開催している最新のセールをまとめているので、お得にゲーミングPCを購入したい方はぜひチェックしてみてください。

2025年3月の初心者向けゲーミングPCのおすすめモデル
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T
定番のコスパ構成!RTX 4060 Ti搭載のフルHD向けゲーミングPC
おすすめ度 4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- 定番のコスパが高い構成
- フルHDならほとんどのゲームが快適
- 14cmのケースファンを標準搭載
- 4Kなどの高解像度でゲームをプレイしたい人
CPUにIntelの第14世代「Core i5-14400F」を搭載したドスパラのコスパがいいゲーミングPC。
GPUには「RTX 4060 Ti」を採用しており、多くのゲーマーが使用しているフルHD解像度に適した性能を持っています。
フルHDならほとんどのゲームを快適にプレイすることができ、シーンによって上下しますがApex Legendsの低画質設定なら240fps以上でのプレイも可能です。
ストレージは標準では500GBなので、1TBにアップグレードするか、もう1枚SSDを追加すると快適になります。
定番のバランスがいい構成なので、本モデルを基準にすると安いモデル、高性能モデルも選びやすくなります。
Lightning-G AV5B Ryzen5 7500F搭載
安いモデルが欲しいならコレ!ドスパラのゲームもできるBTOパソコン
おすすめ度 4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 5 7500F |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅210×奥行き401×高さ422mm |
保証 | 1年 |
- ドスパラのコスパ重視BTOパソコン
- フルHD・低画質なら十分なゲーム性能
- ケースファンのLEDカラーを選べる
- 拡張性も欲しい人
Lightning-Gはガレリアよりもコスパを重視したゲームもできるBTOパソコンです。
CPUにAMDの「Ryzen 5 7500F」、GPUには「RTX 4060」を搭載しているので、安いモデルながらフルHDなら十分な性能があります。
重量級のタイトルでは画質を落とす必要もありますが、フォートナイトのパフォーマンスモードのように軽い設定なら200fps以上でプレイすることも可能です。
ガレリアのミニタワーモデルよりも、幅と奥行きが小さいので設置スペースを確保しやすいのもポイント。
ミドルクラスのゲーミングPCの中では価格が安くて性能も高いので、初心者の方にもおすすめです。
ドスパラ GALLERIA XA7R-97XT 9800X3D搭載
最新のRTX 5070 Ti搭載!ゲーム用にハイスペックモデルが欲しいならコレ!
おすすめ度 4.5
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ480mm |
保証 | 1年 |
- WQHD以上でも快適なゲーム性能
- 4Kでのゲームプレイも視野に入る
- ゲーム特化のRyzen 7を搭載
- 価格が安いモデルが欲しい人
ゲーム性能においては最強クラスの「Ryzen 7 9800X3D」を搭載したドスパラのハイスペックモデル。
GPUにも最新の「RTX 5070 Ti」を採用しており、WQHDはもちろん、DLSS4やフレーム生成を併用することで、高精細な4Kでのプレイも視野に入る性能があります。
高解像度で迫力あるグラフィックを楽しむことができるほか、Ryzen 7 9800X3Dの効果が最も強く出るのはフルHD環境なので解像度を落として高フレームレートを狙えるのもポイント。
ハイスペック構成ながらメモリが16GBと標準的なので、32GBにアップグレードしたり、もう1枚SSDを追加したりすればより快適です。
2025年3月の初心者向けゲーミングノートPCのおすすめモデル
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
RTX 4060を搭載したドスパラのコスパが高いゲーミングノートPC
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
バッテリー | 7.4時間(アイドル時) |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ20mm(前)、28mm(後) |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- RTX 4060搭載のコスパモデル
- 165Hzの高速ディスプレイ採用
- 有線LANポートもある
- 特になし
コスパのいいゲーミングノートPCが欲しいならガレリアの「RL7C-R46-5N」がおすすめです。
CPUには第13世代の「Core i7-13620H」、GPUにミドルクラスの「RTX 4060」を採用しているので、ApexのフルHD環境なら設定次第で200fps以上でプレイできる性能があります。
ディスプレイは165Hzのリフレッシュレートに対応しているので、165fpsのフレームレートを維持してなめらかな映像でゲームをプレイすることが可能。
ノート版のGPUでもRTX 4060のような元々省電力なミドルクラスなら、デスクトップ版との差は少ないので、コスパも高いゲーミングノートPCになっています。
ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N
安いノートならコレ!RTX 3050搭載のエントリークラスモデル
3.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
バッテリー | 5.7時間(アイドル時) |
重量 | 約2.1kg |
サイズ | 幅360×奥行き245×高さ24mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- 価格が安い
- フルHD・低画質なら100fps以上を狙える
- 低価格ながら165Hzに対応
- 高画質でゲームをプレイしたい人
より安いゲーミングノートPCを探している場合は「RL7C-R35-5N」がおすすめです。
CPUは「Core i7-13620H」、GPUにはエントリークラスの「RTX 3050」を採用した旧世代の構成ですが、その分ゲーミングノートPCとしては非常に安くなっています。
重量級のタイトルには向かないものの、軽いゲームであればフルHD・低画質設定なら100fps以上を狙うことも可能です。
ディスプレイもゲーミング仕様になっており、標準的なゲーミングモニターよりもやや高い165Hzに対応しています。
カジュアルにゲームをプレイできれば十分な初心者の方にもおすすめの安いゲーミングノートPCです。
ハイスペック ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-5N
持ち運びやすくて高性能!ASUSの白くておしゃれなハイスペックゲーミングノートPC
4.5
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 185H |
GPU | RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB(16GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
バッテリー | – – – |
重量 | 約1.95kg |
サイズ | 幅354.95×奥行246.95×高さ14.95~17.43mm |
OS | Windows |
保証 | 1年 |
- RTX 4080搭載のハイスペックモデル
- 有機EL・240Hzの高性能ディスプレイ
- 重量が2kg以下
- 安いゲーミングノートPCが欲しい人
ASUSのゲーミングブランドROGシリーズから販売されている白くてスリムなゲーミングノートPC。
CPUにはAI向けのプロセッサを搭載した「Core Ultra 9 185H」を採用し、GPUはハイスペックな「RTX 4080」と組み合わせている高性能モデルです。
ディスプレイは240Hzの超高速リフレッシュレートに対応しているだけではなく、黒の再現度が高い有機ELなのもポイント。
WQHDでもゲームをプレイできる性能ながら、筐体がスリムで重量は約1.95Kgと軽いので持ち運びしやすいゲーミングノートPCが欲しい方にもおすすめです。
初心者向けゲーミングPCセットのおすすめ
マウスコンピューター G-tune DG-I5G60(スターター7点セット)
- フルHDなら十分なゲーム性能
- ロジクールのデバイス付き
- ゲーム環境がほぼ整う
- モニターなどを持っている人
ゲーム環境が整っていない初心者の方はゲーミングPCとデバイスのセットモデルもおすすめです。
マウスコンピューターのG-tuneにロジクールのゲーミングデバイス、iiyama製のゲーミングモニターが付いてくるのでゲーム環境がほとんど整います。
G-tuneは「Core i5-14400F」と「RTX 4060」のコスパが高いフルHD向け構成で、フォートナイトのパフォーマンスモードでは240fps以上を狙うことも可能。
付属するゲーミングモニターは180Hzのリフレッシュレートに対応しているので、十分性能を活かせます。
既にゲーミングモニターやデバイスを持っている人には向きませんが、これからゲーム環境を揃えたい初心者におすすめのお得なセットモデルです。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)
- 安価なRyzen 5 4500を採用
- ゲーミングモニターとマウスなどのセット
- 非常に安い
- 高画質設定でゲームをしたい人
性能にさほどこだわらず、カジュアルにゲームをプレイできればいい方にはNEXTGEARのセットモデルがおすすめ。
NEXTGEARはマウスコンピューターのコスパ重視ブランドで、拡張性がG-Tuneよりやや劣る分、価格が安いシリーズです。
本セットはゲーミングPC、ゲーミングモニターとマウスなどの5点セットになっており、マウキー操作でゲームをプレイする環境が整います。
CPUはエントリークラスの「Ryzen 5 4500」なのでゲーム性能は高くありませんが、非常に価格が安くなっているので、カジュアルにゲームをプレイする方におすすめのセットです。
フロンティア FRGHLMB650/SK2 配信向け6点セット
配信もしたい方に!最新構成のハイスペックゲーミングPCとデバイスのセットモデル
おすすめ度:4.5
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
---|---|
グラボ | RTX 5070 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 1000W |
- ゲーム特化のRyzen 7を搭載
- 4Kでのゲームプレイも視野に入る性能
- 配信も可能
- 価格が安いセットが欲しい人
- 高解像度のゲーミングモニターが欲しい人
配信も快適にできるくらい高性能なゲーミングPCが欲しい場合はフロンティアの配信向けセットがおすすめ。
クリエイティブ性能も改善されたゲーム特化CPU「Ryzen 7 9800X3D」と「RTX 5070 Ti」を組み合わせた高性能ゲーミングPCとHyperXのデバイスとのセットモデルです。
WQHDはもちろん、高精細な4Kでのゲームプレイも視野に入る性能があり、メモリやストレージも十分な容量を標準搭載しています。
ただ、配信も考慮する場合はSSDをもう1枚追加して容量を増やすとより快適です。
【ゲーム別】初心者向けのゲーミングPCおすすめモデル
フォートナイト

「フォートナイト」は建築要素もあるTPSゲーム。
設定次第で重さが大きく変わるタイトルで、パフォーマンスモードなら安いゲーミングPCでもプレイできますが、高設定ではハイスペックモデルが必要です。
「フォートナイト向けゲーミングPCのおすすめモデル」では、価格の安いモデルや240fpsを狙えるゲーミングPCの目安も紹介しているのでチェックしてみてください。

モンハンワイルズ

「モンハンワイルズ」は人気ハンティングアクションシリーズの最新作。
発売前に高性能なゲーミングPCやPCパーツが枯渇するほどの影響があった話題性の高いタイトルです。
日本製のゲームとしてはかなり重いため、快適にプレイするにはハイスペックなゲーミングPCが必要になります。
「モンハンワイルズの推奨スペック」では、解像度や画質設定ごとに必要な性能について解説しているので参考にしてみてください。

原神

広大な世界とアニメ調のキャラが魅力的な「原神」。
スマホやコンシューマーゲーム機でもプレイできるタイトルですが、PC版はウルトラワイドなどの高解像度にも対応しているのでより没入感を得られます。
「原神向けゲーミングPCのスペック」では、4Kなどの高解像度でも原神が快適なゲーミングPCやゲーミングノートPCを紹介しているのでチェックしてみてください。

VALORANT

「VALORANT」はアメリカのライアットゲームズが運営している基本無料のFPSゲーム。
5対5のチーム戦がメインのモードを始め複数のゲームモードが用意されており、戦略性の高いタイトルです。
VALORANTは軽いタイトルですが、競技性の高いFPSゲームなので、カクつきのないゲーミングPCでプレイしましょう。
「VALORANTの推奨スペック」ではコスパのいいゲーミングPCや、240Hz張り付きを狙えるハイスペックモデルの目安を紹介しています。

タルコフ

「Escape from Tarkov(タルコフ)」はロシア産のFPSゲーム。
リアルで重厚な世界観と美しいグラフィックから、ほかのFPSゲームとは違う魅力を持ったタイトルです。
ただ、タルコフは現在でもβ版のため、最適化の問題からハイスペックゲーミングPCでも高フレームレートを出すのが難しいのが悩みどころ。
「タルコフに必要なスペック」で快適にプレイするために必要なゲーミングPCの目安を解説しているので、合わせて読んでみてください。

Apex Legends

現在でもeスポーツの大会も開かれる人気タイトル「Apex Legends」。
コンシューマーゲーム機でも遊べるタイトルですが、144fps以上の高いフレームレートでプレイしたいならPC版がおすすめです。
「Apex LegendsにおすすめのゲーミングPC」ではFPSゲームにおいてなぜフレームレートが重要なのか解説し、おすすめのゲーミングPCを紹介しています。

FF14

新生エオルゼアで仕切り直され、10年以上続いている人気MMORPG「FF14」。
最新パッチの「黄金のレガシー」でグラフィックスアップデートが行われたため、ゲーミングPCに必要なスペックが上がっています。
RPGはFPSゲームほどフレームレートの重要性は高くありませんが、高画質で迫力のあるグラフィックを楽しみたいならハイスペックモデルが必要です。
「FF14に必要なスペック」では黄金のレガシーに対応したゲーミングPCの構成を紹介しているので、チェックしてみてください。

Rust

「Rust」は文明が崩壊した世界観で、資源を奪い合うサバイバルゲーム。
動物などの襲撃もありますが、最大の脅威はほかのプレイヤーなので、対人戦が主となるゲームです。
Rustは重いゲームなので、GPUを搭載したゲーミングPCが必須になります。
「PC版RUSTに必要なスペック」で、公式の推奨スペックを超えるゲーミングPCの目安を解説しているので参考にしてみてください。

マインクラフト
サンドボックスゲームを代表するタイトルである「マインクラフト」。
マインクラフトは様々なコンシューマーゲーム機でも展開されており、バニラのままなら軽いゲームです。
しかし、マインクラフトには多数のMODがあるのでより楽しむには、高性能なゲーミングPCが必要になります。
「PC版マイクラの推奨スペック」ではバニラのままか、MODありか、プレイスタイルに応じたゲーミングPCの構成目安を解説しているので参考にしてみてください。

【予算別】初心者向けゲーミングPCのおすすめモデル
15万円以下のゲーミングPCのおすすめ
15万円以下はゲーミングPCを買うなら最低限の金額です。
フルHD環境なら画質設定を調整すれば、144fps以上のフレームレートでプレイできるゲームもあります。
「15万円以下で買えるゲーミングPC」では安いモデルだけではなく、自作する場合の構成も紹介しているのでチェックしてみてください。

20万円以下のゲーミングPCのおすすめ
15万円から20万円まで予算が出せれば、初心者にもおすすめなコスパのいいゲーミングPCを入手できます。
フルHD環境なら高画質設定でもプレイできるタイトルが増え、低画質なら200fpsも狙える性能です。
「20万円以下で買えるゲーミングPC」で、各メーカーのコスパがいいゲーミングPCをまとめているので参考にしてみてください。

25万円以下のゲーミングPCのおすすめ
予算が25万円まであるなら、ミドルハイクラスの高性能なゲーミングPCを購入できます。
フルHD環境なら240fpsも視野に入り、高精細なWQHDでもゲームがプレイできるようになる価格帯です。
「予算25万円で買えるゲーミングPC」では、高性能なデスクトップモデルやゲーミングノートPCを紹介しています。

30万円以上のゲーミングPCのおすすめ
30万円以上の予算を用意できるなら配信も快適なハイエンドモデルを購入することが可能です。
ただ、30万円クラスになるとコスパで選ぶ価格帯ではなくなるので、用途によってはオーバースペックになる可能性もあります。
「予算30万円のゲーミングPC」ではハイスペックゲーミングPCが、どのような構成で、どんな方におすすめか解説しているので参考にしてみてください。

初心者向けゲーミングPCのおすすめBTOメーカー
ドスパラ ガレリア

「ドスパラ」はBTOパソコン業界でも最大手と言えるメーカー。
ゲーミングブランドの「ガレリア」が特に有名で、納期の早さやサポートなどのサービスも充実しています。
ガレリアのほかにもコスパ重視BTOパソコンがあるので、初心者の方にもおすすめのメーカーです。
「ドスパラのゲーミングPCの評判」では、評判や口コミをまとめ、どうしてガレリアは人気があるのか解説しています。

Sycom

品質の高いゲーミングPCが欲しい場合は「Sycom」がおすすめ。
品質の高さに比例して価格もやや高いものの、パソコンの内部配線がキレイで初期不良がほとんどないのが魅力のメーカーです。
「Sycom(サイコム)のゲーミングPCおすすめ」で静音性の高いモデルや、長時間の使用にも適したデュアル水冷のゲーミングPCを紹介しているのでチェックしてみてください。

マウスコンピューター G-tune/NEXTGEAR

「マウスコンピューター」はG-tuneとNEXTGEARという2つのゲーミングブランドがあるメーカー。
コスパが高いNEXTGEARに人気があり、G-tuneのフルタワーモデルではストレージやメモリが大容量になっています。
セール頻度も高いメーカーで、場合によっては高性能モデルが3万円以上値引きされることも。
「G-tuneのゲーミングPCおすすめモデル」では、お得なセットモデルについても紹介しています。

パソコン工房

レベルインフィニティが有名で、コラボモデルの種類も豊富なのが「パソコン工房」。
大手メーカーとしては安いモデルが多く、特にコスパ重視の「レベルシータ」は安価ながらケースやLEDカラーなど見映えもよくなっています。
「パソコン工房のゲーミングPCおすすめモデル」では、厳選したモデルの紹介やお得にゲーミングPCを買えるセール情報もまとめているので参考にしてみてください。

DELL

「DELL」は1984年にアメリカのテキサスで創業したメーカーです。
DELLはスタイリッシュなデザインが特徴の「Alienware」とゲーミングノートPCが中心の「Dell G」を展開しています。
「DELLのゲーミングPCの評判」では、AlienwareとDell Gの特徴を解説しているので参考にしてみてください。

HP OMEN

「HP」は「OMEN」や「Victus」といったゲーミングブランドを展開しているアメリカに本拠があるメーカー。
セールでの割引き率が高く、特に高性能モデルは30%以上も値引きされることもあります。
「HPのゲーミングPCの評判」では、OMENとVictusの違いなどを解説。本ブログ限定のクーポンも配布しているので是非チェックしてみてください。

フロンティア

中堅クラスのメーカーでもコスパが良くて有名なのが「フロンティア」。
小型モデルやフルタワーの高性能ゲーミングPC、パーツメーカーとのコラボモデルなど種類が豊富で、セール頻度も非常に高いメーカーです。
「フロンティアのゲーミングPCおすすめ」では、厳選したコスパのいいモデルやセール時期についてまとめています。

ストーム

「ストーム」はNTTなどにも納入実績がある老舗のBTOメーカー。
元々はカスタマイズの自由度が売りでしたが、現在はコンセプトに沿ったモデルを販売しており、コスパの高いメーカーになっています。
「STORM(ストーム)のゲーミングPCの評判」では評判や口コミをまとめ、人気の高い白いピラーレスモデルを紹介しているので要チェックです。

MDL.make

「MDL.make」は大阪の日本企業が運営している新興のBTOメーカーです。
一部のパーツを自社製造でまかなっているため、非常にコスパがいいのが特徴。また、公式LINEの購入前相談もレスポンスが早いと好評です。
「MDL.makeの評判と口コミ」では、悪い評判や良い評判をまとめ、サポートや保証についても解説しています。

初心者がゲーミングPCとセットで買うべきデバイス
ゲーミングマウス
安い・コスパ重視なら|Logicool G G203

安くてコスパのいいゲーミングマウスなら「Logicool G G203」がおすすめ。
パソコンの周辺機器メーカーとして高く評価されているLogicoolの有線式ゲーミングマウスで8,000DPIのセンサーを備えています。
有線式のため遅延もなく、ゲーミングマウスながら非常に安くて入手しやすいのがポイント。
85gと重量も軽くて扱いやすいゲーミングマウスなので、初心者の方におすすめのコスパがいいモデルです。
性能重視なら|Razer Viper V3 Pro

「Razer Viper V3 Pro」は性能を重視したい方におすすめのワイヤレスゲーミングマウス。
9,000万回の耐クリック回数、35,000DPIのオプティカルセンサーを備えるなど高性能なゲーミングマウスです。
ワイヤレスマウスながら重量は55gと非常に軽量なのもポイント。特に長時間マウスを操作するFPSゲーマーは腕の負担が減るのでおすすめです。
白以外にもスタンダードな黒、eスポーツチームとのコラボモデルもあるのでチェックしてみてください。
ゲーミングキーボード
安い・コスパ重視なら|Razer BlackWidow V3 Tenkeyless JP

『Razer BlackWidow V3 Tenkeyless JP』は、Razerのゲーミングキーボードとしては比較的安いモデル。
メカニカル式のゲーミングキーボードとなっており、軸は打鍵感がよく手応えのあるグリーン軸と静音性が高いイエロー軸の2種類を選択できます。
また、日本語配列と英語配列も用意されているため、自分の好みや用途に応じて軸と配列を選べるのもポイントです。
高耐久なアルミ製トッププレートを採用しているので、長時間ゲームをプレイする人にもおすすめのゲーミングキーボードになっています。
性能重視なら|Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP

「Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP」はラピッドトリガーを搭載した高性能なゲーミングキーボード。
ラピッドトリガーは一般的なキーボードと違い、わずかにキーを押し込めばすぐに反応する機能で、入力の速さが求められるFPSゲーマーに適しています。
アクチュエーションポイントは0.1~4.0mmの調整が可能なので、反応が良すぎて困ることもありません。
Razerは性能や耐久性が高いだけではなく、デザインもかっこいいので、所有欲を満たしたい方にもおすすめのゲーミングキーボードです。
ゲーミングモニター
安い・コスパ重視なら|Pixio PX248 Wave White

コスパのいいゲーミングモニターなら「Pixio PX248」がおすすめです。
Pixioはコスパのいいゲーミングモニターを豊富に展開しているメーカーで、安価ながら十分な性能とデザインの良さも人気があります。
PX248もゲーミングモニターとしては安いモデルながら、IPSパネルを採用し、200Hzの高リフレッシュレートに対応しているのでコスパが高いです。
また、ミントグリーンなどカラーバリエーションが豊富なのもポイント。おしゃれなゲーミングモニターが欲しい方にもおすすめです。
性能重視なら|BenQ MOBIUZ EX271U

「BenQ MOBIUZ EX271U」は高精細な4K解像度のゲーミングモニター。
BenQは台湾に本社を置くメーカーで、プロ仕様の高性能なゲーミングモニターも販売しています。
MOBIUZ EX271Uは4K解像度に加えて、165Hzの高リフレッシュレートに対応し、コントラストなどをAIで自動調整する機能「Shadow Phage」を搭載しているのがポイント。
RPGなどを美しいグラフィックで楽しみたい方に向いていますが、4KでゲームをプレイするならハイスペックなゲーミングPCが必要になるので注意しましょう。
コントローラー
安い・コスパ重視なら|8BitDo Ultimate 2.4Gワイヤレスコントローラー

コスパのいいパソコン用のコントローラーなら「8BitDo Ultimate」がおすすめ。
8BitDoはレトロ調のおしゃれなコントローラーを販売しているメーカーで、本モデルはXBOXと同じボタン配列になっています。
アナログスティックは「ホール効果センサー」という方式を採用しており、高耐久なのがポイント。また、充電ドックが付属するので、USBの抜き差しをする必要もありません。
カラーバリエーションが複数用意されているため、デスクの雰囲気に合わせて選ぶこともできます。
性能重視なら|Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2

「Xbox Elite」はマイクロソフト純正の高機能なゲーム用コントローラーです。
ゲーミングPCはWindowsを搭載しているため、同じマイクロソフト製品のXBOX用コントローラーと相性がいいです。
通常のXBOXコントローラーと違ってバッテリーを内蔵しており、充電ドックが付属、スティックなどの交換もできるなど非常に多機能。
マイクロソフト純正品の安心感もあるので、高性能なゲーム用コントローラーが欲しい方におすすめです。
ゲーミングイヤホン
安い・コスパ重視なら|Logicool G G333 ゲーミングイヤホン

「Logicool G G333」はコスパのいい有線式のゲーミングイヤホン。
低音も出せるゲーム用に最適化された専用ドライバーを採用し、マイクも搭載しているためボイスチャットを使用することもできます。
イヤホンは持ち運びやすい反面、ケーブルが絡まることもあります。しかし、G333はきしめん型のフラットケーブルなので絡まりづらく、扱いやすいです。
接続方式は3.5mmジャックですが、USB-C用の変換器も付くのでスマホやSwitchなど複数の機器でも使える安くてコスパのいいゲーミングイヤホンになっています。
性能重視なら|ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds:WF-G700N

ソニーから販売されている高性能なワイヤレスゲーミングイヤホン「INZONE Buds:WF-G700N」。
正解的なeスポーツチーム「Fnatic」が監修したゲーミングイヤホンで、ZETADIVISIONのプロゲーマーも愛用しているモデルです。
ソニーが独自開発した「ダイナミックドライバーX」を搭載し、ゲーム向けに最適化された立体音響にも対応しています。
また、ワイヤレスモデルだとバッテリーの保ちが気になりますが、イヤホン本体のみで12時間と長く使えるのもポイント。
多機能なモデルながら、片耳分で約6.5gと軽量なので長時間使ってもストレスを感じづらい高性能なゲーミングイヤホンです。
ゲーミングPCが届いたら最初にやるべきこと
ゲーミングPCが届いたら、すぐにゲームをプレイするのではなく、最初に一部の設定を変更しましょう。
Windows11の透明効果をオフにする、搭載しているGPUの電源設定を調整するなどゲーミングPCのパフォーマンスを引き出すために手を加えたほうがいい設定があります。
また、もし一緒にゲーミングモニターを買っていたらリフレッシュレートの設定もしなければいけません。
プライバシーに関わる設定など、最低限やったほうがいい「ゲーミングPCの初期設定」をまとめているので参考にしてみてください。

ゲーミングPC初心者が知っておくべき基礎知識
ゲーミングPCとは?
ゲーミングPCとはゲームを快適にプレイするために作られているGPUを搭載したPCのこと。
家電量販店で販売されている普通のPCとは違って、MSIやASUSなど様々なメーカーのパーツを使って組み上げるBTOパソコンがほとんどになります。
普通のPCよりも高性能なだけではなく、ゲーミングPCにはサイドパネルがガラス仕様になっている見映えのいいモデルも多いです。
CPUとは?
CPUはパソコンの頭脳にあたる重要なパーツです。
コア・スレッド・クロック周波数などが性能の目安となっており、基本的には数値が大きいほど性能も上がります。
ゲーミングPCにおいてはGPUの性能を引き出すために高性能なCPUが必要で、バランスが悪いとフレームレートが伸びません。
特にフルHD環境での影響が大きいので、FPSゲームで240fps以上のフレームレートを出したい場合は予算の許す限り高性能なCPUを選びましょう。
GPU(グラフィックボード)とは?
GPU(グラフィックボード)はゲーミングPCにとっては最も重要なグラフィックを担当するパーツです。
GeForceを例にすると、RTX 4060のような60番台であればフルHD。RTX 5070のような70番台なら主にWQHDをターゲットにしています。
基本的にゲーミングPCはGPUを基準にして、ほかのパーツが選ばれており、BTOメーカー製であれば極端にバランスが悪いモデルはありません。
ハイスペックモデルほど高解像度でも高いフレームレートを出せますが、GPUは価格が最も高くなるパーツなので予算と相談して選びましょう。
なぜゲームではfps(フレームレート)が重要視されるのか
初心者におすすめなゲーミングPCを紹介する前に、ゲーミングPCを選ぶうえで重要な知識となるfps(フレームレート)について解説します。
fpsとは
fps とは動画の滑らかさを表. す指標である
引用元:J-STAGE | ステレオ法による3次元計測および形状データ構築
もっと分かりやすい例として、下記の動画を用意しました。
冒頭で流れる約200fpsの動画は、1秒間に約200枚の画像が連続して表示されている状態です。
映像が非常に滑らかなため、近距離の激しい撃ち合いでも敵に狙いを定めやすく、ゲームをより有利に進められます。
一方30fpsの映像は、カクつきやブレが発生。狙った位置と実際に撃った場所がズレてしまっています。
動画に出てくる的は動かないので何とか当てられていますが、これが対人戦であれば間違いなく200fpsのときと比べて弾が当てられなくなります。
さらに、もう1つ動画を観てみましょう。
曲がり角やドアなどでは、出会い頭に敵に遭遇する危険があります。
動画を観たら分かる通り、映像の切り替わるスピードが速いため、こういった場所ではfpsが高ければ高いほどより早く敵を見つけることができます。
このような高fpsを出すためには、グラフィックボードと呼ばれる映像関連の処理に優れたPCパーツが必須。
性能が高ければ高いほどfpsも上がるので、ゲームで勝ちたいプレイヤーは皆グラフィックボードに注目しているのです。
fps(フレームレート)がゲームにおいて重要な理由は……
- 狙いが定めやすくなる(弾が当てやすくなる)
- 敵をより早く発見できる
- 映像が滑らかに表示される

高fpsを出すためにはグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必須ということも覚えておきましょう!
普通のPCでゲームはできる?
普通のPCでゲームはできません。
普通のPCはGPUが搭載されておらず、CPU内蔵のグラフィック機能を使っているため、快適にゲームをプレイすることは不可能です。
正確には2Dの軽いゲームであればプレイできる可能性はありますが、最新タイトルやFPSゲームを遊ぶには性能が足りません。
Steamなどで配信されているゲームをなめらかな映像でプレイしたいなら、ゲーミングPCを手に入れましょう。
ゲーミングPCはゲーム以外で使える?
ゲーミングPCはゲーム以外に文書作成や動画編集にも使えます。
「ゲーミング」と付いてはいるものの、完全なゲーム用ではなく、実際のところは高性能なPCです。
ゲーミングPCであれば、普通のPCにできることはもっと快適かつストレスなく行えます。
ただ、ゲーミングPCはゲームをプレイするのが主な目的です。標準ではオフィスソフトが付かないことがほとんどなので、必要ならカスタマイズで追加しましょう。
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